新型コロナウィルスの新規感染者が猛烈な勢いで増えてきていますね。
菅首相は「静かなマスク会食」なる奇々怪々な提案をされておられました。
首相のおっしゃる「マスク会食」とは、食べたり飲んだりするときにはマスクをはずし、会話するときにマスクをつける・・ということらしいです。
いやいやいや、それが可能かどうか、そんなことする人がほんとにいるか、というのも疑問だし、それよりなにより、今は「会食するな」「食事はひとりで」「宴会?我慢しろ」って呼びかけるべきでは?会食が危険なのはもうわかりきっているのに。なぜそこまでして会食したがる?させたがる?
それでは飲食業が死ぬ・・のなら、商売替えや業態転換の支援をしてやったほうがいいのでは?「ニューノーマル」「WITHコロナ」などと言いつつ、なぜ飲食業や観光業にはそれに対応することを要求しないのか。
マスク会食で会食OKなんだったら、音楽イベントや舞台なんかも客がマスクして距離を取ればふつうにやったっていいでしょ。なぜ飲食業と観光業だけを助けたがる?「GOTO演劇」とか「GOTOライヴ」とかもやれよ。
それはともかく、今回の「新・BS日本のうた」。
渋谷のNHKホールでの収録。観覧客は入れなかったそうです。
出演は、八代亜紀、伍代夏子、増位山太志郎、椎名佐千子、松川未樹、こおり健太、城南海、鶫真衣、新浜レオン、水森かおり。
無観客はやはり盛り上がりに欠ける?
今回の曲目は以下のようになっていました。
「雨がやんだら」・・・・・八代亜紀
「南の花嫁さん」・・・・・水森かおり
「僕は泣いちっち」・・・・こおり健太
「赤坂の夜は更けて」・・・城南海
「あなただけを」・・・・・新浜レオン
「彼岸花」・・・・・・・・椎名佐千子
「ちょうど時間となりました」・・松川未樹
「ひばりの佐渡情話」・・・伍代夏子
「涙の酒」・・・・・・・・増位山太志郎
「赤とんぼ」・・・・・・・鶫真衣
「ペチカ」・・・・・・・・鶫真衣
「リフレクション」・・・・城南海
「冬椿」・・・・・・・・・こおり健太
「私らしくて」・・・・・・松川未樹
「LOVE」・・・・・・・・八代亜紀&伍代夏子
「だんな様」・・・・・・・伍代夏子
「ふたり酒」・・・・・・・松川未樹
「夫婦善哉」・・・・・・・椎名佐千子
「浮草ぐらし」・・・・・・水森かおり
「夜のめぐり逢い」・・・・増位山太志郎&八代亜紀
「3年目の浮気」・・・・・水森かおり&こおり健太
「祝い節」・・・・・・・・増位山&こおり&新浜
「てんとう虫のサンバ」・・新浜レオン&椎名佐千子
「糸」・・・・・・・・・・城南海
「おしろい花」・・・・・・水森かおり
「金木犀」・・・・・・・・伍代夏子
「そんな夕子にほれました」・・増位山太志郎
「鰻谷」・・・・・・・・・八代亜紀
ここのところ少しだけお客さんを入れて、というのが続いていたのでそう感じるのかもしれないけど、やはりお客さんゼロっていうのは盛り上がりに欠ける気がしますね。歌手のパフォーマンスにも多少なりとも影響している気がします。さっきも言ったけど、席を間引きしてマスクしてもらって声出さないで、ってやればお客さんを普通に入れてもいいでしょ。
水森かおりの初期曲が聴けたのは嬉しい
11月22日は「いい夫婦の日」だそうですよ。
今回の「新・BS日本のうた」も、「スペシャルステージ」がそれにちなんだ内容となっていましたね。
それなら川中美幸を呼ばなきゃダメだろ・・・と思いましたが、その川中美幸の名曲「ふたり酒」を松川未樹がやってくれました。本家とはまた少し違った味でしたがよかった。
椎名佐千子は「夫婦善哉」「てんとう虫のサンバ」で、いつもの力強いド迫力演歌とは違った歌唱を聴かせてくれて素晴らしかった。さすがだ。彼女は過小評価されすぎですね。ここ最近の岡千秋先生作曲のシングルはどれもカッコよくて、そろそろデカいヒットが出てほしい、っていうか出てしかるべきだと思うんだけどなあ。
しかし今回最も嬉しかったのは、水森かおりがデビュー曲「おしろい花」をやってくれたことかな。これって相当珍しいのでは?
「おしろい花」は1995年の曲。彼女の初期曲を聴くと、いかにも演歌演歌しているというか、ある意味なんの変哲もないフツーの演歌って感じで、それはそれで悪くないけど、現在の唯一無二のスタイルが完成されるまでにはけっこうな時間がかかっていたんだな、と感じます。
丘みどりは先日出した「15周年ベストアルバム」で過去の曲を録りなおしてくれていてすごくうれしかったんですけど、水森かおりも初期の曲を録りなおしてCD出してくれないかなあ。いまの完成された歌唱で録られた音源が欲しい。
Amazon.co.jp 水森かおり 全曲集 12CD-1064B
↑「おしろい花」のシングルは入手困難になっている模様ですが初期の全曲集に入っているものが入手できます!
といったところで今回はこのへんで。