読売新聞の世論調査によると、菅内閣の支持率がなんと74%だったそうですよ。
いわゆる「ご祝儀」があるにしてもこれはすさまじい数字なわけですが、いやいやいや、なんで?
あのデタラメ安倍内閣のときと内閣を構成する人間自体はたいして変わってないし、そのデタラメ無為無策路線を継承する、とはっきり言っちゃってる内閣を支持する人がそんなにいるんだあ。日本人はほんとおめでたい。
新官房長官が「『桜をみる会』の招待者名簿は捨てちゃったからいまさら調べられない」などという誰がきいてもウソな答弁を平然としてのけているのをみても明らかなように、その不誠実さ加減は安倍内閣となあ~んにも変わりはしませんよ。
この支持率をみて自民党は「いまが解散のチャンス!」と早期解散にかたむいていくんでしょうが、そんなの許してはなりませんよ。政府与党のやることなすことはどこまでも自分たちの都合が優先、国民のことなど知ったことではない、のは昔からですが、なんの大義名分もなしに「今解散すれば有利だから」などという理由で解散をするんなら、結局は菅もその程度の男だった、ということになるでしょう。「仕事したい」「国民のためにはたらく内閣に」などというんなら早期解散などあり得ないはずですが・・・まあ安倍首相の路線を継承するという総理なら舌が2枚も3枚もあるでしょうからね。解散するかもしれません。
それはともかく、今回の「新・BS日本のうた」。
今回も無観客ですが会場はNHKホールではなく横浜市のKT Zepp yokohamaとのこと。
出演は、松阪ゆうき、石原詢子、パク・ジュニョン、新浜レオン、中澤卓也、真田ナオキ、みちのく娘!(工藤あやの、羽山みずき、津吹みゆ)。
若手中心のエネルギッシュな内容で満足
今回の曲目は以下のようになっていました。
「べっぴん音頭」・・・・みちのく娘!
「さらば友よ」・・・・・真田ナオキ
「二人の世界」・・・・・中澤卓也
「涙の連絡船」・・・・・津吹みゆ
「秋冬」・・・・・・・・工藤あやの
「何も云わないで」・・・羽山みずき
「みんな名もなく貧しいけれど」・・パク・ジュニョン
「街の灯り」・・・・・・新浜レオン
「東京の花売娘」・・・・松阪ゆうき
「新妻に捧げる歌」・・・石原詢子
「君を求めて」・・・・・新浜レオン
「ひとり酔いたくて」・・石原詢子
「いつでも夢を」・・・・みちのく娘!
「愛は勝つ」・・・・・・五ツ星演歌男子(パク、松阪、中澤。新浜、真田)
「愛の渚」・・・・・・・新浜レオン
「紅とんぼ」・・・・・・羽山みずき
「抱きしめて」・・・・・真田ナオキ
「一円玉の旅がらす」・・津吹みゆ
「恨み節」・・・・・・・工藤あやの
「遠くへ行きたい」・・・パク・ジュニョン
「あゝ田原坂」・・・・・松阪ゆうき
「愛のメモリー」・・・・中澤卓也
「千年の古都」・・・・・石原詢子
「負けないで」・・・・・全員
出演者中の最年長が石原詢子、という珍しい布陣。この若手のなかから最初に大ヒットを出してアタマひとつ抜けるのは誰なんですかね。男性歌手たちは、トップにいた氷川きよしが勘違い路線で迷走している今がチャンスなんじゃないでしょうか。個人的には松阪ゆうきと真田ナオキには期待してます。
石原詢子の「ひとり酔いたくて」は聴けば聴くほど素晴らしい曲だなあ、と再認識しますね。カラオケでロングヒットしそう。彼女が歌う「千年の古都」は初めて聴いたと思うんですけど、これも良かった。
真田ナオキは前髪おろすと劇団ひとりみたいだな。いまどきの草食系みたいな感じになっちゃってちょっと嫌だなあ。歌えばそのダミ声の唯一無二さは抜きんでているから髪型なんぞ何でもいいといえばいいけど、前髪あげてたほうがカッコいい気がするなあ。
ようやく「べっぴん音頭」のパフォーマンスを観られてよかった
みちのく娘!の「べっぴん音頭」。テレビでやるのはこれが初?ようやく3人が歌って踊るところをテレビでみられて満足。YOU TUBEに「自宅で踊ってみた」動画はあがっていましたけどね、やはり衣装を着て3人で踊るのをみるほうがいいに決まっている。
いやあしかし、花柳糸之先生、容赦ないですね。激しい振り付けでもこの3人はちゃんと歌っちゃうもんだから、これでもか!っていうくらいますます激しい踊りになっていましたね。さすがにちょっと苦しい?と感じるところもあったけれども、すごいパフォーマンスでした。さすがだ。
次の曲がはたして出るのかどうか知りませんが、もしあるなら(あってほしい)美しいハーモニーをしずかに聴かせる曲を希望。
・・・と思ってたら、なんと11月4日にアルバムが出るらしい!いま知りました。
新曲はないみたい?でもこれは当然買います!
で、今回は「みちのく娘!」としてだけでなく、3人それぞれがソロで歌う曲もあってうれしい限り。中でも、「舞台の役者さんのような歌い手になりたい」と言っていた工藤あやのの、言ったとおりのいい意味で芝居がかった歌唱は素晴らしかった。デビュー当時の、かわいいけど野暮ったいポッチャリ田舎娘、というイメージを思い出すと、歌唱も演技ももう別人レベルでの進化を遂げている気がしますね。今後も期待です!
といったところで今回はこれくらいで。