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令和2年3月8日のNHK BSプレミアム「新・BS日本のうた」

新型コロナウィルスの影響でついに「新・BS日本のうた」も公開を中止、無観客での収録となっているようです。

この措置はとりあえず3月いっぱい、その後は様子をみながら検討する、ということのようですが、無観客で行われた「うたコン」をみても、やはりかなりの違和感を感じますね。

歌手が行うコンサートやプロスポーツ興行などと違ってそもそも無料でご招待だから観覧中止でもNHK側はダメージは少ないんでしょうけど、低くない競争率を勝ち抜いて入場券を手に入れたお客さんの無念は大きいでしょうね。

しかし、もし感染爆発という事態になったときの深刻さを想像してみれば、それくらいのことは仕方がない。国民は多少のことはガマンして、痛みを分かち合わなければならないということでしょう。

いつも言うけど安倍首相がそのへんを徹底的に丁寧に国民に語りかけることをしないから国民に危機意識が共有されず、対策があっちこっちで足並みがそろってなかったりしちゃう。もしコロナで国が沈んだら、それはあの男をリーダーに据えていた我々国民の自業自得というものでしょう。

 

毎度毎度コロナコロナと書くのも嫌なんですけどね、とにかく早く終息してほしい。

 

それはそうと、今回の「新・BS日本のうた」は、「美川&由紀が番組アシスタント!?至極の名曲カバー大特集!」。

出演は、川野夏美,工藤あやの,こおり健太,島津亜矢,津吹みゆ,走裕介,羽山みずき,福田こうへい,美川憲一,村木弾,山内惠介,由紀さおり,佐藤準,佐藤和哉,成田市立成田中学校。

2月13日に千葉県成田市で収録されたものです。このときはまだちゃんとお客さんが入ってます。

みちのく娘!を目当てに観た

今回の曲目は以下のようになっていました。

 

「男の土俵」・・・・・島津亜矢

「武田節」・・・・・・福田こうへい

「かりそめの恋」・・・川野夏美

「新聞少年」・・・・・走裕介

「祇園小唄」・・・・・羽山みずき

「愛傷歌」・・・・・・工藤あやの

「山の吊橋」・・・・・村木弾

「おゆき」・・・・・・こおり健太

「嫁入り峠」・・・・・津吹みゆ

「流氷列車」・・・・・走裕介

「残照」・・・・・・・山内惠介

「手紙」・・・・・・・由紀さおり

「おんなの朝」・・・・美川憲一

「生きがい」・・・・・由紀さおり

「もしも明日が」・・・みちのく娘!

「あの娘が泣いてる波止場」・・船村兄弟

「ラストダンスは私に」・・由紀さおり

「愛の賛歌」・・・・・美川憲一

「城ヶ島の雨」・・・・川野夏美

「シングルベッド」・・山内惠介

「イヨマンテの夜」・・福田こうへい

「今あなたにうたいたい」・・島津亜矢

「あなたにとって」・・・由紀さおり&成田市立成田中学校

「生きる」・・・・・・・美川憲一

「愛の賛歌」や「あなたにとって」「今あなたにうたいたい」「生きる」など、スケールの大きい曲が目白押しで素晴らしい内容でした。

 

楽しみにしていたのはやはり「みちのく娘!」の3人でした。羽山みずきの「祇園小唄」は曲そのものは知らなかったのですが、レトロな昭和の曲はほんとに似合うなあ。この味を出せる若手は彼女しかいないという気がします。

山内惠介の新曲は今回初めて聴きました。「さらせ冬の嵐」や「唇スカーレット」に比べるとずいぶん地味な曲だな。歌唱そのものにはあまりインパクトがない人なのでこうなると地味な曲がますます地味に聴こえて印象が薄い。

島津亜矢の「今あなたにうたいたい」はさすがの歌唱で、泣きの大曲を唄わせれば右に出るものはいないなあ・・・とあらためて感嘆。

走裕介の新曲がカッコいい

走裕介の新曲は「流氷列車」。

すでにラジオで何度か聴いていますが、いつも方向性が定まっていてブレないところが安定感につながっている。いつもながら寒々しい雰囲気、でも熱い情熱も伝わってくるという佳曲。いいなあ。

もしもワンパターンと言われても、そんなタワゴトは気にせずにこの路線を貫いてほしいなあ。

Amazon.co.jp 流氷列車

みちのく娘!の「もしも明日が」はビッタリハマっていて良かった!

目当てにしていた、個人的に3人とも応援している(応援といっても音源を買うだけだけど)「みちのく娘!」。

津吹みゆは5周年コンサートがコロナで中止になっちゃって気の毒でした。

 

その3人が今回はわらべの名曲、「もしも明日が」を歌唱。

これは良かった。衣装もものすごく似合ってたし、3人(バックコーラスの人も2人いたけど)で分厚く美しいハーモニーを聴かせてくれました。振付はオリジナルをちょっとアレンジした感じかな。これもおそらく花柳先生が振付したんでしょうね。

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わらべが人気絶頂だったころ私は中学生。クラスメイトに不登校で当時で言うところのいわゆる不良、ツッパリの男の子がいて、たまに学校に来ても近寄りがたい雰囲気を発散していたのですが、偶然に彼が倉沢淳美のファンであることを知り、「欽どこ!」の話をすることで仲良くなれた・・・という思い出があります。

そのメランコリックな曲調も手伝って、この曲を聴くとこれを観ながら家族と過ごした子ども時代を懐かしく思い出します。これはもはや昭和の名曲。涙が出てきますね。またやってほしい。

 

といったところで今回はこのへんで。

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