自民党の裏金問題（マスコミは「自民党の派閥の裏金」っていちいち言ってるけど、派閥の問題それすなわち自民党そのものの問題なのだから、わざわざそんなふうに特定の派閥だけの問題であるかのように言う必要もないし言うのはおかしい）で、安倍派の幹部だった萩生田だの高木だの松野だのの５人が次々と検察から事情聴取されたようですね。
そして予想どおり政治資金収支報告書の不記載への関与を否定し、「ノルマを超えた金額が還付されていることは知っていたが、パーティー収入の一部が派閥側の収支報告書に記載されていないことは知らなかった」などとぬかしているようです。自民党の会計担当のヒト、聞きましたか。こいつらはやっぱり自分の責任をあなたがたに押しつけて逃げる気ですよ。自民党の議員なんてのは全員詐欺師であることは最初からわかっているのだから、こういうときのためにこいつらと会話するときは全部録音し、こいつらが書いたものは全部とっておかないと。いつ陥れらるかわかったもんじゃない。そもそもこんな奴らの下で働こうとしたこと自体が間違いだったわけですが諦めてはいけない。「こいつらに指示されたんです！」ってちゃんと言わないと。
ビッグモーターの兼重やトヨタの豊田とほんと同じだなこいつらは。あいつらも自分の会社の犯罪について「ここまでひどいとは・・」とか言ってまるで自分が騙された被害者のようにふるまっていたが、やはりこいつらも同じようにしらばっくれるのね。金持ちや権力者ってのはどいつもこいつもこうなるのはなんでなんだろう。そういう恥知らずじゃないと金持ちや権力者にはなれないってことなんでしょうね。こいつらのカオをみるとドブ川のようななんともいえない腐臭がただよってきてもう耐えられない。
知らなかったはずはないし、知らなかったとしても裏金づくりが事実なのであれば責任は免れない。税務調査を体験した人ならわかると思うけど、一般国民は収入を申告漏れすればそれが故意でなくても事務的なミスであっても、あとで修正申告したとしても結局ペナルティをくらって余計に税金をとられることになる。それがものすごく悪質であったり金額がデカかったり「悪いことなどしてない！税金など払わない！」とゴネたりすれば刑事告発され最悪懲役に行かされる。
「関与してない」としらばっくれるのであれば逮捕するしかないでしょ。相手が一般国民ならアクセルとブレーキを踏み間違えただけでもすぐ逮捕するくせに。萩生田たちはいまごろ自分の関与がわかるようなものを探しまくってかたっぱしから処分しているに違いない。ならば一刻も早く全員逮捕しないと。ほかの自民党の議員もいまごろ証拠隠滅をせっせとやっているだろうから、すると全員逮捕しなくてはならなくなるか。検察はそれが仕事なんだから、裏金の金額にかかわらず全員逮捕しなきゃダメでしょ。
報道をみていると、法律家にも自民党の奴らにも「金額が少なければセーフ」みたいなこと言ってる人が多いようですが、国民はそんなことで納得してはいけませんよ。自民党のなんたらいう奴は「でも年にたった60万だから・・」とかぬかしていましたが、一般国民の確定申告はその程度の金額であっても「それくれえいいじゃねえか」というタワゴトは通用しない。申告漏れをすれば修正申告させられて余計に税金をとられる。こいつらの「裏金」も１円単位ですべて明らかにして意図的な脱税として刑事処分しなきゃ。刑事責任を問わないとしてもちゃんと追徴課税してもらわなくては困る。検察も国税もここでちゃんと仕事しろ。これで自民党の奴らが「修正しました～」だけでペナルティもなく終わるなら、我々国民は税金を払うのをボイコットするぞ！っていうくらいのもの。
NIHILIST「BLOOD PORTRAITS」
USのスピード/スラッシュ・メタルバンド、NIHILISTの３作目？ 2009年作？
このバンドは取り上げたことなかったっけ？ 同名異バンドが多くて困るありがちな名前。せめてサウンドは個性的であってほしいが・・・
おお～、すっごくいいじゃん。80年代のスラッシュ・メタルを正しく継承するオールドスクールなサウンド！ ヴォーカルの歌いまわしがトム・アラヤっぽいのもあって、曲によっては初期SLAYERっぽくもあったりするけれど、そこまでダークでもない。いかにもアメリカのバンドらしく湿り気は少ないかんじながらも「オッ！」と思わず身を乗り出しちゃう魅力的なメロディがそこかしこに挿入されていて、聴きごたえ満点！
突っ走りながらも各曲に聴かせるパートをきちんと配置して、耳に残るフックをつくりだすことを意識しているのがわかる。全速力ピッキングのザクザクいうリフで疾走感を出せばそれでクールだろ？、みたいな単細胞スラッシュ（それも好きだけど）と違ってリフがメロディアスなのがいいねえ。これは見つけたら絶対買わなきゃ損！ほかの作品もさがしてみよう。
おススメ度・・・★★★★
EPICUREAN「A CONSEQUENCE OF DESIGN」
USのメロディック・デスメタル、EPICUREANの1st。2008年作。
Amazon.co.jp ア・コンシークエンス・オブ・デザイン
USのメロデスかぁ～。予備知識なしで買ったので、メロデスといいながら実は軽～いメタルコアだったらどうしよう・・と不安に。で、聴いてみたら・・
予想していたとおり、ヴォーカルがデス声とクリーン声を使い分けるところなんかはモダンなメタルコアっぽかった。モダンな風味のあるシンフォニックなメロデスって表現すればいいか。
IRON MAIDENを彷彿とさせる流麗な哀愁のメロディをギターがたまに聴かせてくれるところは魅力的ではあるけれど、クリーン声で聴かせるサビがまったく耳に残らないし、デス声パートもただ吠えるだけのワンパターンなので、曲全体としては印象に残るものはなかったかな。この手のバンドはクリーン声をつかってメロディを聴かせようとするくせになぜ歌メロが徹底的に貧弱なのばかりなのだろう。それなら全編デス声のほうがまだマシなのでは。
おススメ度・・・★★★
STORMCROW「WOUNDED SKIES」
イタリアのブラック・メタルバンド、STORMCROWの1st（？）ミニアルバム。2006年作。
こちらも同名異バンドがいっぱいいるのでややこしい。手に入れたCDには「Fast,Brutal Black Metal For Fans of EMPEROR、DARK FUNERAL and 1349」と書いたシールが。そしてブックレットにはコープスメイクを施してヘンなポーズをキメてるメンバーの写真。イカレたブラック・メタルを期待して聴きますと・・・
ぶっ飛んだファストさはたしかにイカレてたけれども、やってることはだいぶまとも。たしかにDARK FUNERALあたりを好きならこれもイケるであろうという、メロディアスなところもけっこうあるファスト・ブラック。
別の言い方をすれば「よくある」ブラック・メタルで、とくにこれといって個性は感じないし、ジャケ絵やメンバーのいで立ちから想像したほどの凶悪さもないけれども、私は最後まで聴けました。むやみに突っ走らないでもっとメロディを聴かせるようにしてくれてもよかったかな。情報が見つからないんだけど今も活動しているんだろうか。
おススメ度・・・★★★☆