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今週聴いたもの:2023年7月27日~8月2日(BLACK FLAME、CATAMENIA、EXENCE)

天皇皇后両陛下の長女の愛子さまが、公務でつかう「ティアラ」の新調をまた辞退されたそうですよ。物価高で苦しむ国民感情に配慮してのことらしい。

これが愛子さま自身のご意思だけでそうなったのか、天皇皇后両陛下もそうお考えなのか、はたまた宮内庁の意思も入っているのかわかりませんが、ご立派なことではないでしょうか。個人的には「役立たず国会議員の給料減らせばティアラつくるカネくらいできますよ。どうぞおつくりになってください。愛子さまのティアラで文句いうようなアホな国民はいません!」と言いたいところですが、おそらくほんとに「そんなもん別に新しいのいらないでしょ」という気持ちなんでしょうね。飼っている犬も迷い犬をひきとったり雑種の保護犬をもらったりしてるらしいですね。望めば血統書付きの高い犬も飼えるだろうに。このへんがまさに正真正銘のプリンセスたるところなんでしょう。

ほんもののやんごとなきお方たちっていうのは、ぜいたくできる身分でありながらそういうことをしない、考えつかない人たちのことを言うんでしょうね。そう考えると、議員という立場の特権をフル活用してフランスくんだりまで遊びに行ってSNSなんぞで自慢してみせた自民党の議員たちの低俗ぶりが際立ってしまう。まあ、人生のすべてを国と国民に捧げつくす宿命を背負って生まれそれを堂々と受け入れて生きておられる皇族方と、国民のためでなくどこまでも私利私欲のためだけに生き国民から与えられた特権で美味しい思いをすることしか考えてない国会議員を比較すること自体が皇族方にあまりに失礼というものでしょう。

困るのは、議員たちが自分たちのことを「やんごとなき人」と勘違いしちゃってるというところ。ただ単にたまたま「選挙に受かった」「選挙に受かった政党に所属していた」というだけのことで、選挙に落ちればただのオッサンとババアにすぎない、ということがわかっていれば、どこまでも謙虚にならざるをえないと思うんですけどねえ。どうせ次の選挙で落ちるような奴らがゾロゾロとフランスくんだりまで行ったところで、長い長い時間が必要な少子化対策には役に立たないし、人脈などできるはずもない。こんな奴らをセンセイセンセイなどと持ち上げる奴隷のような国民がたくさんいるから自分たちは庶民と違うなどと勘違いされてしまう。

松川とかいう議員なんかは「まじめな研修」の海外出張に子供まで連れて行って、大使館に面倒を見させてたらしいですよ。奴らは「まじめな研修であって旅行ではない」と言ってなかったか?民間企業で「まじめな」研修のための出張に子供を一緒につれていき、会社の人間に会社のカネで面倒を見させることが許されると思うのか。カネ持ってるんだから自腹でカネ払って子供預けろ。どんだけケチなんだよ。

報道ではこれを松川や今井の個人の問題のように言ってますが、勘違いしてはいけませんよ。自民党という詐欺団体の公私混同体質があらわれただけ、とみるべきです。ふつうの組織なら、松川みたいなのが子供連れていこうとしたら「いやいやいや、あの~、慰安旅行じゃないんですよ?」ってみんなが止めるでしょ。なのに今回の件ではなんと子供までいっしょに写真に写って、それをSNSにあげたりしていた。マジで頭おかしい、っていうか、まじめに仕事する気などないっていうのは明らか。そりゃあ企業の研修旅行でも夜なんかに自由時間があって、そのあいだに飲みに行ったり観光地に行ったりすることはあるでしょうが、それを顧客、つまり議員たちの立場なら国民に見せびらかしたりすることは通常の感覚ならありえない。

今回の件にかぎらず、それが法的に問題ないかどうかとか、自腹を切って行ってるんだから、とかそんな問題の前に、自分たちの行いを見た人たちがどう感じるかを考えたり、思いやったりする、という人間として基本的な能力が自民党の奴らには欠如している。その意味では回転ずしでペロペロする動画をあげたガキと程度は同じ。わずか21歳の愛子さまがわきまえていらっしゃることを、中年にもなって子供もいるようなこいつら議員には理解できてない。悲しいことです。こんな狂人たちに権力を与えているのはいまだに自民党を支持している一部の国民。松川や今井を批判するなら、たのむから自民党に票を入れるのをやめてほしい。

BLACK FLAME「SEPTEM」

イタリアのブラック・メタルバンド、BLACK FLAMEの5作目。2011年作。

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ジャケットのアートワークはDARK TRANQUILLITYの創設メンバーだったニクラス・スンディンによるものだそう。ARCH ENEMYなどのジャケ絵もやってましたね。

するとサウンドもそのへんに影響を受けてたりするのかな?「オカルト・メタル」なんていう文言もあるが・・・

「オカルト」といいつつもそれほどオドロオドロしさはない、わりとオールドスクールなブラックメタル。嗽してるようなヴォーカルの声はなかなか凄まじいブルータルさですがわりと聴きやすく、どちらかというとデスラッシュ寄りかな、と思える曲も。

とびぬけて印象に残る曲はなかったものの、カッコいいリフは多いし、小細工なしの真っ正直なサウンドはとっても応援したくなる。決して「全部同じ曲」にはなってない。ほかのアルバムも聴いてみなくては。こういうのでいいんだよ!

おススメ度・・・★★★☆

CATAMENIA「LOCATION:COLD」

フィンランドのメロディック・ブラックメタルバンド、CATAMENIAの7作目。2006年作。

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このバンドは聴いたことなかったっけ。1990年代から活動していたバンド。今はやってないのかな。

トレモロリフとブラストビートを聴くと「ブラックメタル」というふうに感じますが、そのメロディはどちらかというと由緒正しい北欧メロディック・デスに近い。

↑この曲はわりとつまんないほうの曲。いいほうの曲はメロディアスなフレーズをこれでもかとばかりにジャンジャン聴かせる。たまにクリーンヴォーカルも入ってくる。

個人的にはこのクリーンヴォーカルでメランコリックなメロディをたくさん歌ってほしかったかな~という気がするかな。メロディックなギターフレーズの洪水は、好きな人には最高だろうけど私などは「とってつけたような、同じようなのばっかり」と感じてしまう。それはやっぱり歌メロがイマイチだからなんだと思うなあ。悪くないんだけどなあ。他の作品も聴いてみなきゃあという気にはさせてくれる。

おススメ度・・・★★★

EXENCE「TABULA RASA」

イタリアのテクニカル・デスメタル、EXENCEの2作目。2013年作。

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テクニカルなんちゃらといわれるだけで聴く気をなくすけれども、あの素晴らしいDEATHだって「テクニカル・デスメタル」と呼ばれることもある。聴いてみたら案外良かったりするかも・・・・

いやあ、DEATHと比べたらDEATHに失礼だった。ただの思い付きっぽいリフが延々とつなぎ合わされるだけの退屈な曲のオンパレード。

なによりもヴォーカルがうるさすぎる。自分たちで聴いて「全部同じ曲に聴こえるよね」って思わないんだろうか。「俺ってこんなすげえデス声が出るんだぜ!」とか思ってるんだろうなあ。こういうマスターベーション的なメタルは大嫌い。1円でも買うのはもったいない。

おススメ度・・・★

 

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