使っても使わなくてももらえて用途の制限はなくて領収書もいらないという、国会議員の「文書交通滞在費」問題。なんと月に100万円ももらってるんですよ。
批判が高まっているのを受けて各党は「日割りにできるように法改正を」などとぬかしていますが、国民はそれで騙されてはいけませんね。日割りにしたところで金額はそのままなわけでしょ。「日割り」で国民に目くらましをして、自分たちの実入りが減らないようにしている。さすが詐欺師どもだな。
電車にもタダで乗れたり、豪華な議員宿舎に安く泊まれたりといった特権がいっぱいあるくせに、それでも日に3万も「文書交通滞在」に必要かよ。ここは国民が「そんなもん全廃しろ」と大騒ぎしなくてはならない。国民には「テレワークを」とか言ってるんだから政治家も移動や通信にカネかけずにやったらどうなのか。アメリカと中国の首脳の会談ですらオンラインで済ませてる時勢なんだから、どうせたいしたことしてない国会議員の奴らの仕事なんかZOOMで充分。永田町に通うのは全部JR使ってタダですませろ。
民間企業なら、会社にカネがないとなれば知恵をしぼって経費節減を考え、社員にもそれを徹底させるでしょうが、国会議員のやつらは国家、つまりやつらにとっては会社みたいなものが死ぬほど借金にまみれていようが節約しようとも考えないし節約を要求されることもない。使う・もらうカネを減らしたくないから入ってくるカネを増やそう(増税)とするだけ。その放漫をやめさせるには、そういうアホな政治家たちを我々国民が落選させるしかないのになあ。
それにしても、無能国会議員はどんだけカネがあれば足りるんですかね。議員などとエラそうにしていてもカネに関しては自己破産しちゃう養分パチンカーと同じレベルだということがよくわかる。無能だから仕方がないのか。政党助成金をもらって、党員からカネを集めて、歳費ももらって、そのうえさらに文書交通滞在費もらって、さらにあらゆる特権もあるのに、それでもカネがないカネがないといって税金を上げまくる。それでいて選挙民と約束したことはなにひとつ実現できない。こんな奴らを「センセイ」などと呼ぶのはやめるべきです。
FAITH AND FIRE「ACCELERATOR」
RIOTにいたヴォーカリスト、トニー・ムーアと、そのRIOTのギタリスト、マイク・フリンツらのプロジェクト、FAITH AND FIREのアルバム。2006年作。
こういうのやってたのまったく知らず、知らないまま聴いたら歌っているのがトニー・ムーアだとはすぐにはわからなかった。やはり彼のイメージは不滅の名作「THUNDERSTEEL」で聴かせたハイトーン。しかしRIOT時代ばりの歌唱と疾走が聴けるのは最後の「America」だけ。
↑しかし曲は素晴らしいものが多くて感激。マイク・フリンツのブルージーな泣きのギターはカッコよすぎる。ということで特に文句はないけど、ヘヴィ・メタル然としたところは少ないので、トニー・ムーア時代のRIOTみたいなスピードメタルを期待して聴くとガッカリしちゃうかな。でもいい作品です。
おススメ度・・・★★★★
EVIL SHEPHERD「EVIL THROUGH DARKNESS...」
ベルギー産スラッシュ・メタルバンド、EVIL SHEPHERDの2nd。2012年作。
Amazon.co.jp Evil Through Darkness..
ひでえジャケット絵だけど、こういうの見ると聴きたくなるんですよ。曲名などからして、BATHORYみたいなブラック・メタルを予想しましたが、メンバーはEXODUSとかのTシャツ着てる。オールドスクールなスラッシュだったりするのかな~とちょっと期待しつつCDをプレイしますと、
ブラックの風味がまぶされながらも、基本は猪突猛進のスラッシュ・メタルでした!KREATORやEXODUSっぽいところが多いかな。
これはなかなか好きなタイプ。しかし、あまり安定感がないくせにやたらと手数が多いドラムスや、必然性の感じられない思い付きっぽい複雑な曲展開のせいで、猛スピードの快感がイマイチ感じられないなあ~という印象。カッコいいリフのひとつでもあればそれでいいんだから、あまり難しいことやろうとしないほうがいいのになあ。悪くないけど良くもない。
おススメ度・・・★★★
THROWDOWN「VENDETTA」
アメリカのハードコア / グルーヴ・メタル バンド、THROWDOWNの4作目。2005年作。
こちらも予備知識なしで聴きました。中古で安く買ったCDに混ざっていたもの。アメリカのバンド、ジャケ写真の雰囲気からして私の大嫌いなあのタイプを想像して聴きましたが・・・
その予想は的中。いやいやいや、PANTERAとなにが違うの。ヘヴィなリフの上で喚いてりゃあそれでクール、という勘違いしてるバンド、ほんと嫌い。まがりなりにもカネとって人に聴かせようと思うなら、もう少しでいいから頭をひねって考えるべきだ。こんなリフは私でも思いつくよ。
ひょっとしてこのPANTERAのコピーのようなサウンドは、それを目指してやってることなのかな。ドイツのWARHAMMERがHELLHAMMERトリビュートなのと同じで、このバンドもPANTERAトリビュートのつもりでやってるんだろうか。それならそれで、キャッチーでカッコいい曲やってたころのPANTERAをマネしてほしいなあ。ただ喚くだけのつまらないバンドになって以降のPANTERAのコピーなんぞやられてもなあ。どっちにしろ買う価値はまったくないです。
おススメ度・・・★☆