哀しみの演歌と絶望のメタルを聴き漁るブログ

演歌とメタルをとおして、人生の理不尽さをみつめるブログ。

PURE/AUTHENTIC/TRADITIONAL THRASH/POWER/SPEED 今週聴いたもの

今週聴いたもの:2021年7月15日~7月21日

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トヨタ自動車の100%子会社であるトヨタモビリティ東京の直営店での車検に不正があったとのこと。

トヨタ、レクサス直営店で565台不正車検 人手不足で高負荷

この手の話、どこの自動車メーカーであれ、しょっちゅう出てきますね。ちょっとの間違いで人命が失われる性質のものを売っているんだ、っていう意識はないんですかね。

まあ驚くのは、ニュースの主がトヨタという大広告主だからなのか、ニュースでの扱いはほんとに小さくあっさりとしたものだったということ。これはその店の問題じゃなくて会社ぐるみの話なんじゃないかって追及する真のジャーナリストはいないのか。これ大問題じゃないの。犯罪でしょ。詐欺。マスコミも国民も、自動車メーカーの不作為については追及しないくせに、年寄りがアクセルとブレーキを間違えりゃあ仮に結果が重大でなかったとしても鬼の首をとったかのように騒ぐんだからなあ。そんなだから自動車メーカーが「事故が起きたらそれは全部ドライバーのせい」で終わらせちゃうしそれで済んじゃう。

トヨタはちゃんとやるべきことやってからオリンピックのスポンサーだのスマートシティだのをやったらどうか。自動車会社にとって安全ということ以上に大事なことなんかないはずでは。まともな感覚の経営者なら、アクセルとブレーキの踏み間違いなんて年寄りでなくとも誰でもやる可能性があるんだから、「なんとかしなくては」と考えてその対策に経営資源を集中すると思うんだけどなあ。スマートシティだのやるカネのほんの一部を使えば、いま出回っているクルマのすべてに踏み間違い防止機構をつけられるし、整備士の給料上げることだってできるでしょ。それをやらずに事故の責任は全部ドライバーのせいで済ませ、踏み間違い防止装置をつけるカネはユーザーと国に出させ、整備士の待遇の改善にカネを使わないで「人手が足らない」とか言うんだからなあ。

トヨタモビリティ側は不正の原因として、人手不足と、「決められた時間内に終わらせることが目的になっていた」ということを挙げていたらしい。いやいやいや、ひどすぎる言い訳じゃないですか?人手が足らないのは誰のせいなんだ。店のトップ、組織のトップのせいでしょ。そこは得意の「カイゼン」でなんとかしないのかよ。飲食店で料理の提供が遅れて怒ったとき「人手が足らないんで~」とか言い訳されたら「知ったことか!」ってキレるでしょ。飲食店ならそこは客が待ってやれよって話だけど、クルマの場合はきちんと仕事がなされているか客側はわからないことが多い。だから、「どうせわからねえ」と思って不正をやるわけだ。悪質そのもの。

「決められた時間内に終わらせることが目的に」っていうのは、これはやっぱり会社の体質の問題なんじゃないの、って話になりますね。「乾いた雑巾をさらにしぼる」というトヨタの体質がそうさせるんでしょ。それで何兆円も利益を出すけど非正規や下請けは使い捨てにし、安全対策にもカネを出し惜しみし、オリンピックだのスマートシティだのにはカネを使う。これではいくら社長がテレビCMとかでカッコいいこと言っても(見るとなんか恥ずかしい)なにも心に響いてこないのは当然。マスコミも国民も叩けないほど巨大になってしまったゆえの慢心。この国は政界も財界も腐ってる。

POWERGOD「LONG LIVE THE LOUD ~THAT'S METAL LESSON Ⅱ」

ドイツのスラッシュ/パワーメタルバンド、POWERGODの、メタル名曲カバー集の2作目。2005年作。

1作目「BLEED FOR THE GODS」については以前に記事にしました。→今週聴いたもの:2020年7月23日~7月29日

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このアルバムも選曲はマニアック、でもいい曲を選んでて、「さすがにわかってる!」って感じ。ゲストも豪華。RAVENの曲にはジョン・ギャラガーが来てるし、DESTRUCTIONの「Total Desaster」にはシュミーアが参加。TANKの必殺名曲「The War Drags Ever On」にはTANKのファンでもあるSODOMのトム・エンジェルリッパーが。トムがこの曲を歌っていたとは。今まで聴かなくて後悔。めちゃめちゃカッコいい。

アレンジは、これも1作目同様、オリジナルの魅力を活かしつつ独自のアレンジを施したという印象。アレンジといっても、余計なものを足したというのではなく、根本にあるのはあくまでも己の肉体のみを武器に戦う戦士のようなゴツゴツのメタルで、その潔さが素晴らしい。メタルってやっぱりステキ・・・と素直に楽しめる快作。

おススメ度・・・★★★★

CRYSTAL VIPER「METAL NATION」

ポーランドの正統派メタル、CRYSTAL VIPERの2nd。2009年作。

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こういう「絶対に日和らない、裏切らないバンド」は応援しなければならない。すべての作品をチェックできてませんが、いつも徹底的に硬派なメタルをやってくれてる。勇壮かつドラマティックでキャッチーな歌メロ、ハスキーで迫力満点の女性ヴォーカル。ストロングなメタルだったころのBATTLE BEASTをさらにクラシカルなメタル寄りにしたような音像。

 

オマケ的に収録されているAGENT STEELのカバーもイイ感じ。ヴォーカルは低く押し殺した声ものびやかな高音もとにかくカッコいい。

これは素晴らしい。まだ聴いてないのも含め、ほかの作品もとりあげていかなければ。

オススメ度・・・★★★★☆

FALLEN ANGELS「RISE FROM ASHES」

同名異バンドがいっぱいいる(いた)けどこれはアメリカ?のスラッシュメタル。2008年作。詳しくはよくわからない。

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サウンドは80年代のB級スラッシュ・メタルといった感じ。SLAYERもしくはEXODUSっぽいかな。音質はあまり良くないけどそれが生々しさを感じさせていい味になってる。演奏はドラムがちょっと危なっかしいかな。個人的好みだけで言えばかなり好き。吐き捨てヴォーカルは一本調子だけどなかなかカッコいい。

 

しかし曲のデキはイマイチか。理屈抜きでこりゃあカッコいい!もう1回聴こう!っていうのがないなあ。やたらと目まぐるしい曲展開が多くて気持ちよく首を振れないのもマイナスポイント。

CDのブックレットには各メンバーとバンドの「thanks」が載ってるんですけど、「No thanks」もあって、そこには「pantera and their clones」という文言が。うんうん、よくわかっている人たちだなあ、と好感を持っちゃいました。生粋のスラッシャーならあの手のサウンドは受け入れられないよね。

オススメ度・・・★★★

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