昨年9月に発売された、
石原詢子のデビュー30周年記念曲第一弾、
「雪散華」のCDを遅ればせながら入手。
これが恐ろしくカッコいい曲で、
ぜひとも記事にして紹介しなくては。
ファンの方には「いまさら?」と怒られますかね。
いままでほとんどノーマークだった
石原詢子はデビュー30年、紅白歌合戦にも2回出ているベテラン。
しかし実は私はいままであまり積極的にCDを買ったりしてませんでした。
上品で色っぽいけれど線が細い感じの声と、
好きな曲があんまりない、
というのがその理由だったのですが・・・。
数か月前からradikoプレミアム(有料)を使って
各地の演歌系歌手が出ているラジオを聴いていまして、
なかでもよく聴いているのが
ラジオ大阪などで放送している
相方をつとめるアナウンサーの原田利晴の話術の巧みさもさることながら、
石原詢子の面白いのに品のある語り口がとても心地よい。
声だけ聴いてるとまもなく五十路とは思えません。
で、そこで流れる「雪散華」を聴いて、
うおお・・・カッコいい・・と感激、
CDを購入して聴きまくっている次第です。
amazon.co.jp 雪散華~ゆきさんげ~(お得シングル)
↑私が購入したのは期間限定生産の「お得シングル」。
ほかに「涙に抱かれて」「ホレました」「ふたり傘」を収録し、
4曲ともにオリジナル・カラオケがついています。
いままでと違う、おんなの情念が燃えるドラマティック演歌
ラジオ番組のタイトルにもあるように、
私の勝手なイメージとしては
石原詢子といえば
「しあわせ演歌」「夫婦演歌」「詩吟」
という感じだったんですが、
今回の「雪散華」は
ちょっと怖いくらいの
おんなの情念をうたう演歌。
カッコよすぎる劇的なイントロ。
そして、「あなたをどこへも行かせない」ために
「雪よ降れ」「百年千年 降りしきれ」とか、
(別れるくらいなら)「いっそこの手で 愛さえ殺したい」とか、
激しくも哀しい歌詞はものすごく印象的。
さらに、「雪よ降れ 雪よ降れ降れ」というサビも
イッパツで覚えられるキャッチーさで、
カラオケでも人気になりそう。
「しあわせ演歌」があまり好きでない私としては、
今後もこのドラマティック路線で行ってくれればなあ・・・というところ。
これが売れなかったら、
それは世の中のほうが間違っているか、
マネージメントとレコード会社の責任だと断言したい!