哀しみの演歌と絶望のメタルを聴き漁るブログ

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DEATH/BLACK/DOOM 思い出の名盤・名曲

平成初期のころ聴きまくっていたメタル名盤をふりかえってみる。その⑤~CANDLEMASS編~

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令和への改元があり、

この機会に平成になったころに聴いていたメタル名作をふりかえってみよう・・

ということで書いている記事の続き。

 

平成に改元したとき、私は大学生。

といっても学校にはあまりまじめに行かず、バイトとパチンコと中古レコード店巡りに精を出す日々でした。

しかし大学入学前、受験生のときには

「大学でまじめに学ぼう!」と思って一生懸命に受験勉強をしていました。

今回はそんなときにず~っと聴いていた作品を。

スウェーデンのドゥーム・メタルバンド、CANDLEMASS

スウェーデン出身のメタルバンド、CANDLEMASS。

1980年代半ばから活動し、いちど解散しながらも現在も活動しているバンドです。

 

いわゆる「DOOM METAL」「EPIC METAL」と呼ばれるサウンド・スタイルのさきがけとなったバンドのひとつですね。

BLACK SABBATHの直系子孫ともいうべき、

ドッロドロに重いリフとダークでドラマティックな歌メロ。

 

ヴォーカリストがたびたび交代していて、しかもそれがみんな個性的な人ばかりだったので、

交代するたびにサウンドのイメージはちょっと変化してきたのですが、

基本的にはダークなヘヴィ・メタルであることは一貫していますね。

個人的にはメサイア・マコーリン時代が最も好きです。

 

目下の最新作は今年出た

「THE DOOR TO DOOM」。

Amazon.co.jp ザ・ドア・トゥ・ドゥーム

 

2012年のアルバムが「最後の作品」と言っていたのを撤回、しかも初代のヴォーカリストが復帰・・

ということで話題になりました。

しかし内容は個人的にはイマイチでしたね。

オっ!?と思う曲もあるにはあったけれど、

ストーナー寄りのサウンドで(ここが気に入らない)、

メタルらしいドラマティックさはちょっと希薄。

ヴォーカルの衰えは感じないけれど肝心の歌メロは印象的なものはあまりなかった。

もっと大仰でドラマティックでエピカルなのが聴きたいなあ。

 

そうすると、私が手を伸ばすのはメサイア・マコーリン時代の作品となります。

メサイアが参加しているスタジオ・アルバムは4枚、

「NIGHTFALL」(1987年)

「ANCIENT DREAMS」(1988年)

「TALES OF CREATION」(1989年)。

・・と、いちど解散した後の再結成アルバム「CANDLEMASS」(2005年)。

 

とりわけ80年代の3つが、聴きまくっていた作品。

そのなかでも死ぬほど素晴らしかったのが・・・。

2ndアルバム「NIGHTFALL」

彼らの最高傑作は・・と問われれば多くの人がこれを挙げるであろう、

2ndアルバムの「NIGHTFALL」。

他人が「最高」と言うと「そうかな?」といつも言っちゃうひねくれ者の私でも、

こればかりは大勢の意見に同意しちゃいますね。

 

Amazon.co.jp NIGHTFALL

 

これはもう、ドゥーム・メタルの、いやヘヴィ・メタルの歴史に輝き続ける金字塔的な作品。

現代のドゥームのような圧倒的ダウン・チューニングを施しているわけでもないのに徹底的に重苦しく、かつキャッチーなリフ。

そしてなによりも素晴らしいのは、呪術師か魔術師といった雰囲気を漂わせながら

エモーショナルなビブラートでドラマティックかつエピカルに歌い上げるメサイアのヴォーカル。

 

たまりませんね。イントロの泣きのソロでもう悶絶しちゃう。

 

B面トップには

ショパンの超有名な「葬送」のメタルアレンジが入れられています。

これがもう恐ろしく暗い。

 

これがフェードアウトして次の曲「Dark Are The Veils Of  Death」の超絶ドゥーミーなリフに続く流れは圧巻。

ほかの曲も圧倒的に重くかつ印象的なリフと感動的な歌メロをもっていて、

ダレるところは一切なく最後まで聴かされちゃいます・

 

これほどに素晴らしいバンドが、

なぜか当時は(一部のマニアを除き)あまり話題にならなかった。

それは、当時のメタル界はまだまだ素晴らしいバンドがほかにもたくさんいた・・というのもありますが、

CANDLEMASSの場合はそのビジュアルにも原因があったのかな、という気はします。

 

ほかのメンバーはともかく、メサイア・マコーリンは

巨漢で2重アゴ、アンドレ・ザ・ジャイアントのような、もしくは

マツコ・デラックスのような雰囲気で、

音楽のカラーには合っていたかもしれないけど

ビジュアル的に魅力的な人かというとそうは言えない。

彼がもし痩せてて見栄えする人であったなら

ひょっとするともっと超人気になっていたのでは・・と思うとちょっと残念。

 

それはともかく、彼が参加した80年代の3作品はどれも

恐ろしく素晴らしいデキで、

エピック・ドゥームのお手本的な作品であるので、

未聴の方はぜひとも手に入れていただきたい。

いまならまだ輸入盤で手に入ります!

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