読売新聞によれば、高市政権の発足から1か月たってからの同社による世論調査で、内閣の支持率は発足直後の調査とたいして変わらず横ばい、7割をキープしているそうですね。
こないだまで「ガソリン暫定税率廃止で1兆5千億の減収!無理だ!財源はどうするんだ!」とかぬかしていたくせに、こんどは「物価高対策で21兆円バラマキやるぞ!」と言い出し、財源?税収の上振れでなんとかなるよ、とかいうテキトーなこと言って済ませて仕事してるつもりになってるような矛盾だらけのクソ政権を支持するっていう人たちがいったいなにをもって支持しているのか私にはまったく理解できないけれど、例の台湾に関する高市の発言に中国人が反発しまくって騒ぐほどに、中国人に嫌悪感をもつ国民からの高市への支持が高まる、っていうところはあるのかな。そう考えると、中国人には「お前らが騒ぐと高市の人気が高まってしまうからとにかく黙っとけ」としか言いようがない。
中国は日本への制裁として、自国民に「日本へ行くな!」と喧伝しているらしい。中国人の落とすカネをたよりにしている人たちには大損害だけど、そうではない国民には「それはむしろいいことなのでは・・・?」と考える人も多く(個人的には私もそう思う。あくまで「個人的に」だけど)、それも、中国の批判を「ハイハイ」と受け流す姿勢を崩さない高市への支持がさがらない要因なのかも。
中国人が来ないことは個人的には嬉しいと言ったけど、私の住む地域は観光が主産業で、中国人が来なくなれば経済的には打撃を受けることは間違いない。しかしここで「ウルサイ中国人がいない、だと?じゃあ観光へ行くか!」という日本人や中国以外の外国人観光客が増えたりしてくれないものだろうか。私自身も、どこか観光地へ行きたいと思っても「ウルサい外人がいっぱいいる所は嫌だなあ」と考えてしまうので、行政や観光業者は中国人が来なくなったらそういうふうにプラスに転じる方策を考えて実行してもらいたいものです。外人に知られていない秘境、みたいなところがあればそれがウリになるのでは・・とも思うけど、SNS時代にはそんなところはもう日本にはないのかな。
で、今回の「新・BS日本のうた」は、
長野県茅野市での公開収録。
出演は、
三沢あけみ、三船和子、山本リンダ、北原ミレイ、細川たかし、川野夏美。パク・ジュニョン、三丘翔太、田中あいみ、木村徹二。
半世紀も活躍する超ベテランが元気でなにより!
今回の曲目は以下のようになっていました。
「船方さんよ」・・・細川たかし
「夜霧よ今夜も有難う」・・木村徹二
「二人でお酒を」・・川野夏美
「また逢う日まで」・・パク・ジュニョン
「女のブルース」・・田中あいみ
「大阪暮色」・・・・北原ミレイ
「あの娘が泣いてる波止場」・・三丘翔太
「明日はお立ちか」・・三沢あけみ
「あずさ2号」・・・・・パク・ジュニョン&木村徹二
「津軽山唄」・・・・・細川たかし
「他人船」・・・・・・三船和子
「こまっちゃうナ」・・・山本リンダ
「だんな様」・・・・・三船和子
「狙いうち」・・・・・山本リンダ
「北酒場」・・・・・・細川たかし
「矢切の渡し」・・・・細川たかし
「ざんげの値打ちもない」・・北原ミレイ
「石狩挽歌」・・・・・北原ミレイ
「島のブルース」・・・三沢あけみ
「恋しくて」・・・・・三沢あけみ
「二人は若い」・・・・川野&三丘
「別れの波止場」・・・三丘翔太
「釜山港へ帰れ」・・・パク・ジュニョン
「横須賀ストーリー」・・田中あいみ
「王将」・・・・・・・木村徹二
「柔」・・・・・・・・川野夏美
「千曲川」・・・・・・細川&川野&パク&三丘&田中&木村
「華のひと」・・・・・三丘翔太
「舫い舟」・・・・・・三船和子
今回は、デビューから40年とか50年とかいう人がゴロゴロいる、平均年齢の高いメンツでしたね。三船和子は60周年か。年齢による衰えは確実にあるがそれをあらたな「味」にしているところはさすが。それができずに「衰えたなあ」としか感じられない大御所もいっぱいいますからねえ。20代の田中あいみとか若い人もいたけど、大御所が名曲を連発しまくる構成でしたね。
まあそれもいいけど、個人的にはこのメンツなら川野夏美かパク・ジュニョンあたりを前面に押し出すのが実力的にも歌謡界の将来のためにも妥当なのでは、という気はする。ふたりとももっと売れてなきゃおかしいのになあ。パクと木村徹二がふたりで歌っていたが正直言って格が違う。
川野夏美はこの番組では懐メロガールで起用されることが多く、そのぶん自分の曲はあまりやらない(やらせてもらえない?)のがなあ~。知らなかったけど夏に配信のみの新曲出してたらしいですね。久々?の「Natsumi」名義。でも配信だけとかいうのやめて。CDで持っておきたいんだよなあ。
今回は目下の最新曲「秋萌え」をやってくれるかと期待してたらそれもナシでがっかり。
そういうわけで私としてはちょっと不満ののこる内容でしたが、高齢の大御所が元気にやってる姿をみた、というのを素直に喜んでおくことにしましょう!次回分はもうちょっと年齢が下がるようです。
