日本漢字能力検定が発表する毎年この時期恒例の「今年の漢字」は「金」になったそうですね。
「金」になったのは3年ぶり5回目だそう。なんかオリンピックイヤーはいつも「金」なような印象ですね。いや今年の場合は「裏金」の「金」でもあったわけか。
まあ「流行語大賞」と違ってこっちは一般の人の投票で決まるようなので、正確に世相を反映しているとも言えるんでしょうが、私が選ぶなら(個人的なことを除いて、「世相」を反映させようとするなら)「闇」とか「裏」とか「高」(物価高)になりますかね。「闇」は「闇バイト」の「闇」でもありますけど、選挙で自公詐欺師政権が少数与党にはなったものの政権の座には残って、日本はやっぱりお先真っ暗という意味での「闇」でもあり、兵庫の斎藤とかアメリカのトランプみたいな、どう考えても権力者として不適格な危険人物が、ネットのデタラメ情報に踊らされた人たちのおかげで選挙で勝っちゃったりして、もはや世も末・・という意味での「闇」でもある。
自民党がもっと大敗して消えてなくなってくれてれば「改」とか「代」とか「望」とか「正」とかでもいいかなあと思ったかもしれませんが、残念ながらそうはならなかった。冷や飯食いだったときは偉そうに改革を語っていた石破は首相になったとたんに自民党の既得権益の擁護者に変身。「企業団体献金の禁止は憲法違反」とかいう信じがたい妄言までぬかしてしまうみっともない姿をみてもまだ自民党を支持するという人が3割弱もいるっていうんだから、日本国民の愚かしさはまさに底なし、まさに「闇」。
2025年は世相を反映した漢字や流行語が、明るく前向きなものばかりになることを願いたい!
それはともかく、今回の「新・BS日本のうた」は、鳥取県米子市での公開収録。
出演は、
美川憲一、新沼謙治、神野美伽、丘ゆう子、新田晃也、松原健之、大江裕、朝花美穂、門松みゆき、新浜レオン。
楽しい内容で良かった!
今回の曲目は以下のようになっていました。
「釧路の夜」・・・美川憲一
「大利根月夜」・・大江裕
「めぐり逢う青春」・・新浜レオン
「おまえに惚れた」・・朝花美穂
「青春の城下町」・・・新沼謙治
「折鶴」・・・・・・・丘ゆう子
「かもめはかもめ」・・門松みゆき
「道化師のソネット」・・松原健之
「夢ん中」・・・・・新田晃也
「演歌船」・・・・・神野美伽
「ゲゲゲの鬼太郎」・・美川&新沼&神野&松原&大江&朝花&門松&新浜
「望郷じょんから」・・大江裕
「情炎」・・・・・・・神野美伽
「鳥取砂丘」・・・・朝花美穂
「西海ブルース」・・新沼謙治
「ようかい体操第一」・・大江&新浜&朝花&門松
「妖怪人間ベム」・・・美川&新沼&神野&松原
「マイ・ウェイ」・・・松原健之
「これが呑まずにいられるかい」・・門松みゆき
「飾りじゃないのよ涙は」・・新浜レオン
「ふれあい」・・・・・新沼謙治&松原健之
「男節」・・・・・・・神野美伽
「ヘッドライト」・・・新沼謙治
「お金をちょうだい」・・美川憲一
「銀のかんざし」・・・朝花美穂
「女の坂道」・・・・・岡ゆう子
「昭和最後の歌うたい」・・新田晃也
「ゲゲゲの鬼太郎」などで知られる漫画家・水木しげるのご当地ということで、「妖怪」をテーマにした構成になっていました。いい企画だったんじゃないでしょうか。
新田晃也はこの番組出たことなかったのか。私も曲は知らなかったが80歳で元気に活動しているのはそれだけで喜ばしいこと。
大江裕の「望郷じょんから」は、細川たかしと同じくらい強力で劇的でありながらも細川のようなクドさというかウルサさ(それが悪いとは思ってないけど)はなく、さすがとしかいいようがないパフォーマンスでした。
それから、鳥取県で開催したなら当然呼ばれなきゃウソ、っていうご当地出身の朝花美穂。新曲「銀のかんざし」が出たばかり。さっそくこの場組でも披露してくれました!
「しゃくなげ峠」「兄さ恋唄」に続く「純愛三部作」の最終章という位置づけとのこと。
今作も重厚かつ哀愁あふれる伝統的演歌。大ヒットになりそうなキャッチーさは感じられないけれど、いいですね。日寄らずにこの路線を貫いてほしい。
デビュー当初は「島津亜矢の正統後継者」みたいな印象をもっていたんですが、最近はなんか川中美幸っぽさを増してきた気が。川中美幸と同じ方向性の歌手はたくさんいるけれど、同じもしくはそれを超えるところまで行くことができるのはじつは朝花美穂だけかもしれない!
松原健之や新沼謙治もその持ち味を出してくれててよかったし、門松みゆきのミニスカ姿も久々にみられて嬉しかった!
といったところで今回はこれにて。来週がこの枠今年最後の放送かな?