本ページのリンクには広告が含まれています 新BS日本のうた

NHK BSにて令和6年9月29日放送の「新・BS日本のうた」

日本最大最悪の詐欺師集団、自由民主党の新総裁に石破茂元幹事長が就任。

9人の候補が乱立したすえに石破と高市が決選投票になり、その結果石破に決定。これは意外でしたね。小泉か高市のどっちかで石破はないだろ、と思っていましたが、結局のところ「次の選挙で勝つにはこいつが他よりはマシ」ということで議員票が集まったんでしょう。実質次の総理を決めるという国の運命を左右する重要な選挙でも、自民党の奴らが考えるのは「国にとってだれがいいか」ということではなく、「自分が次の選挙で安全に勝つためにはだれがいいか」ということだけ。さすがはカネと権力の亡者どもの集まり。

まあしかし、小泉ではアホすぎて野党の野田や外国の百戦錬磨の首脳たちには手玉にとられるだろうし、高市はあまりに言うことややることが極端すぎてなにやらかすかわかったものではない(こんなのを首相にするのはトランプをふたたびアメリカ大統領にするのと同じようなもんだ)し、すると石破が「他よりはなんぼかマシかも」ということになるのか。高市はかつて「自民党は人材の宝庫なんですよ!」とかいう妄言を吐いたことがあったが、どこが宝庫なんだよ。国民は「どいつもこいつも・・・」としか思ってないよ。

それにしても、石破のように党内でずっと冷や飯を食わされ続けた人間が総裁に選ばれるというのは、「脱派閥」というのは表向きのことではなく、じっさいに内部的にもちゃんと進んでいるらしい、という意味では評価してもいい・・・のか?

しかし、まるで国政を私物化するように派閥の論理でなにもかも決めるのをやめるのは、異常な状態がフツーになったというだけのことで別に偉くもなんともない。それに、たとえ総裁が変わったとしても、裏金問題をはじめこれまでの自民党の犯罪行為をすべて明らかにし関係した者は処罰し、再発防止のための改革を行う・・・というのでなければ、犯罪集団は結局犯罪集団のままでしょう。冷や飯食いだったとはいえ安倍だのといった犯罪者のやることを見て見ぬふりして詐欺団体に籍を置き続けてきたような、ただ政治家の親父が亡くなった時に田中角栄に後を継げって言われたから政治家になっただけの世襲野郎に、そんな改革ができるとは思えない。

それをほんとうにやって、自民党が旧態依然とした詐欺師集団から奴が言うような「謙虚な」政党に生まれ変わるというのなら期待したいですけどね、仮に彼が本気でそれをやろうとしたとしても、いくら首相でも彼一人ではそう簡単にはできないでしょう。それをできるのは選挙権をもつ我々国民だけです。「詐欺師集団」のままでは選挙に勝てない、というふうに奴らが悟れば、奴らも変わろうとしますよ。いままで、奴らがどれだけウソをつこうとも選挙で勝たせ続けてきたから増長して裏金だなんだと勝手なことをやってきたんだから。

だから、いちばん手っ取り早いのは次の選挙ではまず奴らを全員落選させ、自民党を解体すること。そうすれば自民党の奴らも本気で「すみませんでした。生まれ変わります」といって頑張るはず。奴らが最も恐れるのは選挙で負けることなんだから。議員という無能でもパーでもウソツキでも務まる職を失ったら、奴らは喰っていくことができないんだから。

いちばんいけないのは、総裁が石破に代わったからといって過度に期待して何も考えずに自民党に投票したりすること。ここで勝たせたらなにも変わりませんよ。自民党を解体するのは難しいとしても、とりあえず下野させて「裏金などの犯罪を明らかにして責任をとらなければ選挙で勝てない」と思い知らせることです。「アタマを変えれば選挙民は悪いことなどすぐ忘れる。ちょろいぜ」と思わせてはいけない。

しかしとりあえず、石破がなにをやってくれるのかを注視していくことにしましょう。あのネッチョリした物言いを毎日のように聞くのもなんか気が重い。まあどっちにしろ自民党をぶっ潰さないかぎり、日本が貧乏人にとっての地獄であり続けるのは変わらないと思いますよ。ヘンに期待するのは慎みたいところ。

 

で、今回の「新・BS日本のうた」は、埼玉県三郷市での公開収録。

出演は、

大川栄策、島津亜矢、坂本冬美、永井みゆき、秋元順子、美貴じゅん子、松尾雄史、男石宜隆、真田ナオキ、原田波人。

坂本冬美と島津亜矢がさすがなところをみせつけた!

今回の曲目は以下のようになっていました。

 

「コスモス街道」・・・真田ナオキ&原田波人

「黄昏のビギン」・・・秋元順子

「姿三四郎」・・・・・松尾雄史

「花の時・愛の時」・・原田波人

「あなたまかせの夜だから」・・大川栄策&永井みゆき

「悲しき願い」・・・・真田ナオキ

「おまえとふたり」・・男石宜隆

「さよなら海峡」・・・美貴じゅん子

「盛り場おんな酒」・・大川栄策

「火の国の女」・・・・坂本冬美

「海鳴りの詩」・・・・島津亜矢

「凛として」・・・・・島津亜矢&坂本冬美

「感謝状~母へのメッセージ~」・・坂本冬美&島津亜矢

「防人の詩」・・・・・島津亜矢

「飢餓海峡」・・・・・坂本冬美

「愛は傷つきやすく」・・坂本冬美&真田ナオキ&原田波人

「ダンシング・オールナイト」・・島津亜矢&大川栄策&松尾雄史

「青春時代」・・・・・坂本&島津&大川&真田&松尾&原田

「秋霖」・・・・・・・男石宜隆

「海峡流れ星」・・・・美貴じゅん子

「ほろ酔い満月」・・・坂本冬美

「いつでもふたり」・・アヤ・シマヅ

「愛は花、君はその種子」・・坂本冬美&島津亜矢

「磐越西線 津川駅」・・・・永井みゆき

「ひとりごと」・・・・・・・秋元順子

 

坂本冬美と島津亜矢が中心の構成でした。さすがにふたりとも若手とは格が違うというところをみせつけてくれていましたね。ふたりのスペシャルステージに「イケメン」を呼んだとして大川栄策と若手らが絡んできていましたが、「イケメン」と言うなら今回出演者中最イケメンは男石宜隆だった気が。それと坂本が大川に「タンスを担いだところを見せていただいて・・」と言っていたが放送されたなかにはそんなシーンはなかったような。見逃がした? 収録中にやってカットされたのか、それとも別の場所での話なのか。いずれにしろ、個人的に「人間国宝に認定すべきだ」と思ってる名人・大川栄策がまだまだ元気なのはなにより。

島津亜矢は「ダンシング・オールナイト」なんかを聴くと、やっぱりパワーで押して押して押しまくるアグレッシヴな歌唱が最も魅力的であるということがわかる。いつかメタル名曲をカバーしてほしい。

島津亜矢はメタル名曲をカバーしてくんないかな

その島津亜矢、「アヤ・シマヅ」名義でアレサ・フランクリンをカバーするアルバムを先日出していて(知らなかった)、そのなかに1曲だけ入ってる新曲「いつでもふたり」を歌唱。う~ん、私も3年ほど前にながく一緒に暮らした愛犬を亡くしたから歌詞にはグッとくるものはあるにはあるけれど、曲としては印象が薄いなあ。


演歌の最新曲「おてんとさま」を期待していたがやってくれなかった。こちらは原譲二(北島三郎)作曲の、まさに「らしさ」満載の王道曲で、

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

おてんとさま Coupling with 愛あればこそ [ 島津亜矢 ]
価格:1,500円(税込、送料無料) (2024/9/29時点)

楽天で購入

 

Amazon.co.jp おてんとさま

私としては「これこれ、ポップな曲はいらねえんだよ、こういうのをひたすらやれ」と言いたくなる。

 

とはいえ、海外で売れるようになろう、という意欲と戦略は素晴らしいし応援したい。だからこそ演歌を売り込め、という気もするけど、とりあえず外国人に受けそうなもので売り込んでおいて、そこから「ENKA」をたたきつけてやるというのもいい手なのかもしれない。私としてはやっぱり、アレサ・フランクリンもいいが「ロニー・ジェイムス・ディオ トリビュート」とか、「IRON MAIDENトリビュート」とかをやってほしいですけどねえ。売れないかな。

 

といったところで今回はこのへんで。また来週。

-新BS日本のうた
-, , , , , , ,