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令和5年2月12日のNHK BSプレミアム「新・BS日本のうた」

学校の卒業式などの式典について、首相が「今年卒業式を迎える子供さんたちは、この3年間ずっとマスクをつけて過ごしてこられた。ぜひ卒業式ではお互いの笑顔を見ながら参加してほしい。卒業式では、換気など感染対策を講じた上で、国歌斉唱や合唱の時をのぞき、児童・生徒と教職員がマスクを着用しないことを基本としたい」と表明したそうです。

マスクしてもしなくてもいいです、ってのはコロナが圧倒的に弱毒化した今となっては当然のことだと思うんですけど、それでも「合唱の時を除き」とか言ってんのね。頭おかしい。テレビの歌番組でもバラエティ番組でもニュース番組でもみんなマスクしないでベラベラしゃべってるけど?相撲取りはマスクしないでハアハア言いながら体を密着させているけど?それでも学校ではマスクしながら歌を歌え?

どうせ学校の校長だの教育委員会の人間だのは私生活では居酒屋とかでマスク外してベラベラしゃべりながら酒飲んだりしてるんだろうに、学校ではいまだに生徒に黙食を強制。自分たちオッサンのほうが「重症化率」は子どもたちより圧倒的に高いんだから、黙食を徹底しなきゃいけないのは自分たちのほうのはずなのに。仕事してて矛盾を感じたりしないんだろうか。コロナに罹らずとも脳がやられちゃってる。

先日はテレビで小学生たちがマスクしたまま「飛沫防止用の器具」をつけたリコーダーをいかにも吹きにくそうな様子で吹いているのを見ましたが、これを異常、やりすぎだと思わない教育関係者はまさに気が狂っているとしか思えない。そんなに飛沫が怖いなら教員は生徒の前で呼吸すんなよ。コロナが未知のウィルスでほんとに恐ろしかった3年前ならありえたかもしれないけど、基礎疾患のない子どもの死亡率は世界的に数百万分の一以下とか言われてる今なっても子どもにそんなことやらせてるのか。「誰が何と言おうとコロナは怖いんです!」と言い続けることによって自分の利権を守る「専門家」だの医者だのに騙されたアホなオトナが純真な子どもに「コロナは怖いんだ!」という刷り込みを行い、その結果子どもたちは不幸な学校生活を送らされている。数百万分の一の確率で死ぬウィルスが怖いんなら学校なんか行かせられないでしょ。通学途中の交通事故のほうが確率が高いんじゃないの。病気になって手術受けたり薬飲んだりなんてのもできない。手術にも薬にもリスクはあるんだから。リスクをゼロにすることはできないけど大事になることはほとんどありませんよ、って言われてみんな納得して医療を受けてるんでしょ。リスクゼロが不可能なのはなんでも同じ。コロナがエボラやラッサ熱くらい怖いんならともかく、子どもなら罹ってもまず重症にもならず死にもしないっていうコロナを恐れて「リコーダーはマスクして吹け!」とか、マジで正気とは思えない。

そのテレビ番組で子どもたちがマスクが任意になったことについて訊かれて、ある子どもは「私はマスクつけます。感染のリスクがあるから」と言っていましたが、すっかり洗脳されてかわいそうとしか思えなかった。まじめで素直な子ほどそうなってしまってマスク取らないんだろうなあ。子どもは純真だから親や教師がそう教えれば洗脳されてしまうのは当然だけど、すっかり汚れて自分というものが完成されているはずの親や教師が「コロナは怖いんだ!」という洗脳からいまだに解き放たれないってのが悲しい。子どもなら洗脳されても「素直だから」だけど、オトナが子どもと同じような意味で素直であるのはあまり褒められたことではない。オトナの「素直」は「自分で考えることをしない」「お上の言うことを疑ってみることがない」ということであり、日本人はそこを反省することから始めなくてはならないのでは。

高齢者施設でマスクしてください、は(私はそれももういいだろって思うけど)まだわかるとしても、どう考えても子どもにマスクさせたりするのは不要でしょう。マスクしたいっていう子にはしたいようにさせればよいとしても、問題は親も含めバカなオトナが意味のない感染対策を子どもに強制していること。首相がマスクしなくていいって言っても学校によっては「歌うときはマスク」「卒業証書授与のときだけはずす」とかアホなことぬかしてるところもあるそうで、ほんとどうしようもねえなあ、と絶望するばかり。

 

で、今回の「新・BS日本のうた」は、神奈川県南足柄市での開催。

出演は、

八代亜紀、岩崎宏美、長山洋子、藤原浩、福田こうへい、川野夏美、竹川美子、天野涼、村木弾、中西りえ。

川野夏美が途中降板して心配

今回の曲目は以下のようになっていました。

 

「おんな港町」・・・八代亜紀

「山」・・・・・・・福田こうへい

「浜唄」・・・・・・中西りえ

「ブランデーグラス」・・藤原浩

「おまえさん」・・・長山洋子

「だれかが風の中で」・・福田こうへい&村木弾

「山の吊橋」・・・・天野涼

「哀愁出船」・・・・竹川美子

「小さな旅」・・・・岩崎宏美

「北風よ...」・・・・福田こうへい

「花凛々と」・・・・中西りえ

「酒よ」・・・・・・八代亜紀

「あなた」・・・・・岩崎宏美

「北の螢」・・・・・川野夏美

「愛傷歌」・・・・・長山洋子

「再会」・・・・・・岩崎宏美

「夢芝居」・・・・・長山洋子

「山谷ブルース」・・八代亜紀

「じょんから女節」・・長山洋子

「聖母たちのララバイ」・・岩崎宏美

「舟唄」・・・・・・八代亜紀

「捨てちまえ」・・・天野涼

「ひとり岬宿」・・・竹川美子

「おまえに逢いたい」・・村木弾

「倉敷川哀歌」・・・藤原浩

 

 

この番組のバンドの人たちも吹く楽器以外の人はみんなマスクしてますね。吹く楽器の人はフツーにマスクなしで吹いている。子どもたちがこれを見て「なぜラッパの人はマスクしてないの?学校では笛吹くときにマスクしてるよ」と言ったら親はなんて答えるんだろうか。もっと言えば、一言もしゃべらないギタリストとかがマスクしてるいっぽうで大声で歌う歌手がマスクしてないってのも、歌を歌うときにマスク強制させられる児童生徒からみれば「なんでオトナは歌うときにマスクしないの?」ってなるんじゃないか。そんなヒネた子どもはいまどきいないんだろうか。

そしておそらく声を出さないでくれと言われているんであろう観客も、黙りこくってるのにマスクさせられている。いつまでそんなことしてんだよ。ほんとウンザリする。今になってみると、外国でマスク強制に抗議してデモや暴動が起こったのがなぜか、その気持ちがよくわかる。まあそのころはほんとうにコロナが得体がしれないものだったから強制もやむなしだったわけですが、自由というものの貴重さや有難さを心底から理解している人たちからすれば、マスクなんてものを国家から強制されるのは我慢できなかったんでしょう。

 

と、コロナ対策についての文句ばかり並べ立てると評判悪いので(それだけまだまだ「コロナは怖いんだ!」と思ってる人が多いってことか。学校のPTAで「笛吹くときにマスクとかバカなの?」とか言おうものならモンスターペアレンツ扱いされるんだろうなあ)このへんでやめておいて、歌について書いておきましょう。

まず、体調不良で番組途中で出演を中断した川野夏美の具合が心配。途中でやめるくらいだからただ事じゃないんだろうと思いましたが、公式ブログを参照すると出演イベント等はいまだ軒並みキャンセルになっている。大事になってないことを祈るのみ。

あとは長山洋子が名曲「じょんから女節」をやってくれて、いつもどおり澤田勝秋氏がバックで三味線を弾くカッコいい姿をみられたのは嬉しい。お元気でなにより。岩崎宏美の「小さな旅」もだいぶ珍しい(コンサートとかでは歌ってるんだろうか?)ので聴けて良かった。村木弾も福田こうへいも出番が少なくて残念。

といったところで終わり。また来週。

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