日本経済新聞社の世論調査で、きたる夏の参院選で投票したい政党や投票したい候補者がいる政党を訊いたところ、自民党、と答えた人が50%もいたらしいですよ。
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正気なのかな。もう脱力するしかない。心底ガッカリ。まともに仕事しない政党に政権を任した結果ひどい目にあってるのに、どうして日本の選挙民ってのは「懲りる」ってことがないのだろう。自民党に投票するってことは、「日本はこのままでok」と意思表示するってことですよ。いいんですか?このままだと奴らは間違いなくまた消費税上げますよ。上げるための口実はいくらでも用意されている。選挙が終わりさえすればやりたい放題。なにしでかすかわかったもんじゃない。ただひとつわかりきってるのは、奴らがやることは自分たちの直接的なトクになることだけでそれ以外はなにもしないということ。その結果拉致被害者は永遠に帰ってこないし、少子高齢化も改善せず、日本はますます貧しくなり、貧しくなるから他国になめられ、中国だのロシアだのに好き放題される。
ごくわずかな期間を除き、ず~っと自民党が政権もってデタラメやウソまみれの政治を続けてきたから、日本は三流国になっちゃったんですけど。日本が沈没しかけているっていう認識がない人が多いのかな。イーロン・マスクみたいな外国人が「日本は消える」って心配してくれるのに、当の日本人にはその危機意識がまったく欠如している。
三流国になったから、周囲の専制国家の侵略におびえなきゃならなくなった。それは自民党政権の長きにわたる失政のせいなのに、その張本人のひとりである元首相は当事者意識ゼロでシレっと「防衛費倍増!核共有!」とか勝手なことばっかりぬかしてる。まずは「自分たちが無能なせいで日本がこんなになっちゃって申し訳ございませんでした」って言うのが先なのでは。失敗しても責任とらなくていいんだから本当にうらやましい商売。本当は我々選挙民が「落選させる」というかたちで責任をとらせるべきなのですが・・・・。
しかし彼に限らず、ず~っと「やります!やります!」って言うだけでまったく結果が出てないくせによくもまあ恥ずかしくもなく毎度毎度同じこと言いながら選挙に出ようとするよね。その神経がまったく理解できない。選挙民もどうして奴らに結果をもとめないのだろう。「やる」といったことをちっともやらない奴らにどうして投票してしまうのだろう。「こいつらでは無理か。じゃあ別の奴らにやらせてみよう」ってどうして考えないのだろう。政権交代が起こらないから政権に緊張感がない、だからまともに仕事しない、だから日本はいつまでたっても斜陽なんだ、とどうして考えないのだろう。
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って、選挙のたびに同じこと書いてて自分でも嫌になっちゃう。ともかく、政権がひっくり返るかもっていう緊張感、競争原理。これが働いてないから精気の感じられない眠たそうなカオでテキトーな仕事してる奴らが議員だの大臣だのにとどまってしまうのです。ほんとやる気の感じられる奴いないもんね。考えてることは自分の権力基盤のことだけ。この状況を変えられるのは我々の投票行動だけです。
で、今回の「新・BS日本のうた」は、秋田県鹿角市での開催。
出演は、角川博、松原のぶえ、中村美津子、水森かおり、山川豊、岩本久水、藤原浩、真田ナオキ。
東北にまつわる名曲がいっぱいでよかったが・・・
今回の曲目は以下のようになっていました。
「空港」・・・・・水森かおり
「川」・・・・・・中村美津子
「赤いハンカチ」・・真田ナオキ
「海猫」・・・・・岩本久水
「好きだった」・・山川豊
「愛は傷つきやすく」・・角川博&水森かおり
「新宿そだち」・・山川豊&松原のぶえ
「すきま風」・・・藤原浩
「人恋酒」・・・・松原のぶえ
「女のみち」・・・角川博
「渋谷で・・・どう?」・・真田ナオキ
「銀の雨」・・・・中村美津子
「五能線」・・・・水森かおり
「おんなの海峡」・・松原のぶえ
「海峡」・・・・・角川博
「北上夜曲」・・・岩本久水&藤原浩
「知恵っ子よされ」・・中村美津子
「流れて津軽」・・真田ナオキ
「愛待草より」・・山川豊
「みちのく小唄」・・水森&中村&岩本&松原
「岩手の和尚さん」・・角川&藤原&山川&真田
「秋田長持唄」・・・・岩本久水
「帰ってこいよ」・・・水森かおり
「津軽平野」・・・・・松原のぶえ
「帰れないんだよ」・・中村美津子
「ドンパン節」・・・・全員
「命の限り」・・・・・藤原浩
「四条河原町」・・・・角川博
今回も淡々と次々に歌を聴かせる構成。それでイイ、と思ってたけど、ひょっとしてカネをケチってそうなってるのかな。凝ったセットとかここ最近はいっさい使われないですよね。そう感じられてしまうとちょっと問題があるのかなあ。
秋田県での開催ということで東北の名曲がいっぱい歌われましたね。千昌夫は先週出たからしょうがないとしても、この内容ならぜひとも吉幾三も呼んでほしかった。
その吉幾三の弟子である真田ナオキが今回の最年少出演者。「流れて津軽」を彼が歌うのはたぶん初めて聴いたかな。この曲は島津亜矢のスクリームのような超強力な声が最高に似合うと思ってたけど、抑制のきいたダミ声で歌われるのもカッコいい。そもそも曲自体がカッコいいからっていうのもあるか。
で、3月に出た新曲「渋谷で・・・どう?」は迂闊にもまだチェックしてなかった。
DVDつきエディションはカップリング曲なしなのか。そのかわり価格が抑えられてるってことか。でもそれじゃあ、カップリング曲もほしい、DVDも見たい・・という人は2枚買わなきゃならなくなるなあ。まさにそれが狙いなんだろうけど・・・。
曲のほうは、カラオケで盛り上がれそうな明るい曲。まさに「飲みにケーション」の場にふさわしい感じですね。真田ナオキのダミ声の魅力もいつもどおりだし、キャッチーな歌メロはソングライターとしての吉幾三の凄さを浮き彫りにする。イイですね。ぜひとも大ヒットしてほしいものです。そういえば紅白にはまだ出てないのかあ。まあ今さら紅白にそんな値打ちがあるかっていうと疑問だけど、今年あたり出て「紅白歌手」となって一段上の存在になってほしいですね。
といったところで今回はこれくらいで。来週は初登場歌手がふたりもいるみたいですから、期待しましょう!