自民党の新総裁が岸田文雄氏となり、何々大臣にだれだれが内定・・なんていうニュースが今日はたくさん入っていましたね。
いつも思うけど、国務大臣という国家として非常に重要なポストを、やれ派閥がどうのとか選挙で俺の味方してくれたからとか、そんな理由で決めるっていうのはどういう了見なんだろう。それこそ国家の私物化でしょ。そのポストに必要な能力や経験を持っているからとか、そういう理由で決めろよ。そんなことやってるから「なんで大臣に選ばれたのかわからない」とかぬかす桜田元五輪相みたいなのが出てきちゃうんだろ。国民はあのみっともなさ加減をみんなもう忘れちゃったかな。そういうのすぐ忘れるから自民党にナメられるのになあ。
自民党のクソっぷりを何十年も見せつけられていると、日本の議院内閣制っていうのは実はものすごく欠陥だらけであり、そろそろこれをなんとかしなきゃならないのでは、と思います。国民の意思とはまったくかけ離れた、与党内部の権力闘争で内閣総理大臣が決まってしまう。その与党がまともだったらまだしも、特殊詐欺集団以上の狡猾さで国民を騙し、自分たちの権力と利益だけを追求する団体ですからねえ。
ともかく、総裁が代わったからって自民党がまともな団体に生まれ変わるはずがないので、くれぐれも選挙のときはそれを忘れないようにしたいものです。ヤクザの組長が内部昇格で交代したところでヤクザはヤクザ、暴力を背景にしたシノギをやめるはずがないわけで、同じように自民党も権力を背景にした国民への詐欺行為をやめるはずがない。何十年ものあいだそれを生業にしてきたんだから。
それはともかく、今回の「新・BS日本のうた」。
埼玉県秩父市で実施。少なくされながらもお客さんは入っていましたね。
出演は、氷川きよし、天童よしみ、和田アキ子、山内惠介、中村美津子、朝花美穂、田川寿美、日野美歌、徳永ゆうき、角川博。
和田アキ子が久々に登場。衰えを感じさせない力強さでよかった。
今回の曲目は以下のようになっていました。
「きよしのズンドコ節」・・・・氷川きよし
「あんたの花道」・・・・・・・天童よしみ
「玄海ブルース」・・・・・・・山内惠介
「俺の出番はきっと来る」・・・中村美津子&朝花美穂
「大阪情話~うちと一緒になれへんか~」・・朝花美穂&中村美津子
「アンコ悲しや」・・・・・・・田川寿美
「紅とんぼ」・・・・・・・・・日野美歌
「僕は特急の機関士で~東海道線の巻~」・・徳永ゆうき
「伊豆の雨」・・・・・・・・・角川博
「雨あがり」・・・・・・・・・田川寿美
「命の花道」・・・・・・・・・中村美津子
「笑って許して」・・・・・・・和田アキ子&天童よしみ&角川博
「勝手にしやがれ」・・・・・・氷川きよし
「魅せられて」・・・・・・・・田川寿美
「さらば友よ」・・・・・・・・山内惠介
「女のねがい」・・・・・・・・中村美津子
「旅の宿」・・・・・・・・・・角川博
「また逢う日まで」・・・・・・天童よしみ
「メリー・ジェーン」・・・・・和田アキ子&天童よしみ
「圭子の夢は夜ひらく」・・・・日野美歌
「夢追い酒」・・・・・・・・・徳永ゆうき
「別れの朝」・・・・・・・・・氷川きよし
「古い日記」・・・・・・・・・和田アキ子
「あの鐘を鳴らすのはあなた」・・和田アキ子
「姉弟役者」・・・・・・・・・朝花美穂
「Happy!」・・・・・・・・・・氷川きよし
そういえばこの番組では久しく見ていなかった、和田アキ子が登場。
歌う姿みるのけっこう久しぶりな気が。ほかの番組とかでは歌ってたのかな。
もう古希を超えたはずですが、今回の歌唱を聴くかぎり、歌声にはそれほどの衰えは感じませんでしたね。「あの鐘を鳴らすのはあなた」はやはり空前絶後の名曲。まだまだ頑張ってもらいたい。
あと、朝花美穂が自分の新曲をやれてよかった。このメンバーでは中村美津子のバックで踊って終わりでも仕方がない・・・くらいのところでしたが。
その中村美津子のバックでの舞いはかなりカッコよくて、葵かを里のような舞踊+演歌という路線もアリなのかな~と。まだまだ若いから、これからどんどんいろんなことに挑戦してほしい。ただし、あくまでもコッテコテの演歌、という核だけはブレずに持ちつづけてほしいものです。
といったところで短いですが今回はこれまで。