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令和元年12月29日放送のNHK BSプレミアム「新・BS日本のうた」

「新・BS日本のうた」の感想記事もこれで今年最後です。

今年は元号が「令和」に代わり、世の中には「新時代の幕開け」などと騒いでいた人もたくさんいましたね。でも、元号が変わったくらいで「新時代」など来たりはしませんよ。

元号が変わろうが政治の世界ではウソツキで税金ドロボーなうえにまともな仕事をしないカス政権が図々しく権力の座に居座ってるままなので、日本という国自体は変わりようがない。お先真っ暗なまま。日本が「新時代」をむかえるために必要なのは改元ではなく、平成を暗黒の30年にした張本人である自民党政権を次の選挙で大敗させることでしょう。

 

それに、国がどうのこうのなどということは関係なく、そもそも自分にとっての本質的な「新時代」は、自分自身がなにか変わるとか、自分の身の回りに劇的な変化が起こったりとか、そういったことがあってこそ迎えられるものですよね。

そのあたりを考えてみると、自分にとっての「新時代」を自分自身で切り拓く努力が足らない1年だった・・というか、生まれてからず~っとそれだからウダツがあがらないままオッサンになってしまったんだな・・・

とか考えだすと気持ちが沈んでくるのでこのへんにして、今回の「新・BS日本のうた」は、

「橋×五木スペシャル!歌にトークにお芝居に盛りだくさん!」。

出演は、五木ひろし,大月みやこ,城南海,小金沢昇司,島谷ひとみ,新沼謙治,橋幸夫,林よしこ,松原健之,マルシア,山内惠介,たかしまかんた,笹生ダンススタジオ,菊地剣友会。

12月5日に神奈川県横浜市で行われたものです。

大御所ふたりのスペシャルステージはさすがでした

今回の曲目は以下のようになっていました。

 

古今東西名曲特選

「雪の渡り鳥」・・・・山内惠介

「白い海峡」・・・・・大月みやこ

「哀しみ本線日本海」・・城南海

「初恋」・・・・・・・・松原健之

「ふりむけばヨコハマ」・・マルシア

「北の旅人」・・・・・・小金沢昇司

「みんな夢の中」・・・・島谷ひとみ

「津軽恋女」・・・・・・新沼謙治

「麗しきボサノヴァ」・・五木ひろし

「ONE」・・・・・・・・城南海

「ALEGRIA」・・・・・マルシア

「涙川」・・・・・・・・大月みやこ

スペシャルステージ

「潮来笠」・・・・・・・橋幸夫&五木ひろし

「旅鴉」・・・・・・・・五木ひろし&橋幸夫

「沓掛時次郎」・・・・・五木ひろし&橋幸夫

「おまえとふたり」・・・五木ひろし

「雨の中の二人」・・・・橋幸夫

「南海の美少年(天草四郎の唄)」・・五木ひろし&橋幸夫

「夜空」・・・・・・・・五木ひろし

「恋をするなら」・・・・橋幸夫

「待っている女」・・・・五木ひろし

「恋のメキシカン・ロック」・・橋幸夫&五木ひろし&山内惠介

古今東西デュエット・ソング名曲選

「君の手を」・・・・・・橋幸夫&林よしこ

「銀座の恋の物語」・・・小金沢昇司&マルシア

「別れても好きな人」・・松原健之&島谷ひとみ

「東京ナイト・クラブ」・・新沼謙治&大月みやこ

「居酒屋」・・・・・・・山内惠介&五木ひろし&女性歌手全員

「いつでも夢を」・・・・全員

「スペシャルステージ」は橋幸夫と五木ひろし。

ここ最近は、ちょこっとのトークがあるだけでわりと淡々と歌を聴かせるという感じの「スペシャルステージ」が多くなっていましたが、今回はちょっとした芝居を入れてみたりして、楽しくてよかったんじゃないでしょうか。

76歳とはとても信じられないくらい衰えを感じさせない橋幸夫も凄かったけれども、五木ひろしはやっぱりこの世界では別格の凄味をもっているんだなあ。

歌えばカッコいい、曲を書いてもカッコいい、喋れば面白い。さすがだ。

Amazon.co.jp 麗しきボサノヴァ/和み酒

 

↑新曲は買ってなかったので今回初めて聴きました。五木ひろし自身の作曲。キャッチーさという点では「VIVA・LA・VIDA!~生きてるっていいね!~」のほうに軍配があがるけど、情熱的な盛り上がりをみせる曲で、さすがのデキじゃないでしょうか。

大月みやこの新曲が徹底的に王道演歌で嬉しい

大月みやこの「涙川」もまだチェックしてませんでした。

Amazon.co.jp 涙川

 

前のシングル「せめてもう一度」は洋服で歌う演歌色の薄い曲で、悪くはないけど彼女には似合わない・・・と感じた(それでも大月みやこが歌えばカッコよくなっちゃう)のですが、今回は「らしさ」が全開のコッテコテの大月みやこ演歌ですね。

 

一音聴いただけでそれとわかっちゃう個性、唯一無二の凄味をもってして哀しみをぶちまけるその歌唱はまさに国宝級。これほど凄い人がもう20年以上も紅白に出てないんだから、NHKはマヌケの集団としかいいようがない。ていうか、そんな紅白など見る価値はすでにないということだな。

それはともかく、この人はこのように徹底的にド・演歌で攻めてほしいものです。

 

といったところで今回はこのくらいにしておきます。

さきほど「見る価値がない」と言った紅白も、チェックしなければならないところもちょっとだけあるのでいちおう見るつもりです。録画していらないところは早送りで。

 

それでは皆様よいお年をお迎えください。

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