このブログでは主に旧譜をご紹介しています。それは前にも何度か書いたとおり、聴きたい新譜をすべて買うような経済力が私にないということと、安くないお金を出して新譜をいち早く買って聴きたいと思う歌手やバンドはそんなに多くないから。
今回は数少ない、私が「新譜が出たならとりあえず買う」っていう歌手のなかのひとり、山口かおるの先日出たばかりのニューシングル、「悪女のララバイ」が届いたので、さっそく聴いてみました!
山口かおる「悪女のララバイ」
2023年8月の「ふた情け」以来のシングル。相変わらず新曲発表のインターバルが長い。
作曲は徳久広司先生か。久しぶりですね。名曲「哀愁フラメンコ」も徳久先生だったから、いつもの浜圭介先生でなくってももちろん期待しちゃう!
ズンチャ、ズンチャというリズムにのって軽快に進んでいくダンサブルな感じ。キャッチーな歌メロはそれほど軽くなくほのかな哀愁を帯びていて、カラオケで歌ったら気持ちよさそうな曲ですね。「ララバイララバイラ、ララバイ」というフレーズは一発で耳にこびりつく。イイですね! 振り付けもキャッチーだけどマネして歌うにはけっこう難しいかな?
「悲しきカルメン」と似てる部分が多いと私は感じたけど、そういう意図はあったんだろうか。まあ「悲しきカルメン」も名曲だからそれに似てるってのは私としては大歓迎! 徳久先生さすがだ。もっとバンバン書いてあげてアルバム出させてあげればいいのに!
カップリングの「三軒茶屋で....」も徳久先生。こちらはしっとりと聴かせるフォーク曲。このカスレ声はクセが強いようで実はどんな曲にも合うってのがスゴイところ! 徳久先生のギター弾き語りバージョンを聴いてみたい!
とどのつまり曲がどうであろうとこの歌声だけで満足しちゃうんですけど、今回も納得のデキじゃないでしょうか! ぜひたくさん売れてほしい!
おススメ度・・・★★★★