寒くなったり暖かくなったりで不安定な陽気がつづいていますね。くれぐれも体調にはお気をつけて。
きけば3月だというのに夏日なんてことになりそうだという。このまま行くと真夏なエライことになるのかも。最大の温室効果ガス排出国の中国は共産党の独裁国家、そして2位のアメリカは独裁者になろうとしているトランプが「温暖化?そんなものはない」みたいなことを言って勝手なことをやりまくっている。もはや温暖化対策は打つ手なしなのか。
アメリカ人がもっと鉄道を増やしてクルマ社会から脱して温室効果ガスを削減しようとかそんなことするとも思えませんしね。そう考えるとクルマを増やして公共交通機関をどんどん減らしている日本もやってることは同じ。私なども日常でクルマが不可欠なところに暮らしていますが、鉄道やバスがもっと便利ならクルマなんか持っていたくない。クルマより公共交通機関のほうが安くて得、となればクルマも減って温室効果ガスも減るでしょうが、クルマ業界の票が欲しい政治家がそんなことを推進するはずもない。人類は暑さで滅びることになりそう。
USURPER「NECRONEMESIS」
USのスラッシュ/デスメタルバンド、USURPERの3作目。2000年作。
このバンドは前にどれかのアルバムを聴いたことがあるが記事にしなかったっけ。USURPERという単語をみれば私などはやはりCELTIC FROSTの「The Usurper」を想起するけれども、このバンドはおそらくそこからバンド名をとったんじゃないか、と思わせるくらいにはCELTIC FROSTからの影響を感じさせる。ヴォーカルはトム・ウォリアーっぽく「Uh!」っていっぱい言ってる。
曲はCELTIC FROSTっぽかったりDEATHっぽかったりOBITUARYっぽかったりドゥームだったりいろいろあって、なかなか一言ではくくれないことをやっている。ヴォーカルもちゃんとキャッチーなところをつくろうとしているのがわかるし、リフもカッコイイものがけっこうあって、なかなかいいね、となりました。
4曲目はいきなり裏声ハイトーンが出てきて「キング・ダイアモンドのマネかよ!なんでいきなり?いやでもそっくりすぎるな?まさか?」と思ったらキング本人がゲスト参加してた。すごいゲストだな。
ちょっと歌ったらその曲があっというまにKING DIAMONDもしくはMERCYFUL FATEの世界に染まってしまう存在感はスゴイ。このアルバムの最大の聴きどころはここかも。
ラストの曲が32分とかになってて、なんだこれ・・と思ったら、本編は5分くらいで残りは無音、最後の数分に同じフレーズをひたすら繰り返すシークレットトラックが入っていました。いやいやこういうのやるバンド多いけど、やめてくんないかな。時間の無駄なんだよ。なにが楽しくてこんなことするんだろう。
そんな文句はありましたがキングの参加してる曲が聴けるだけでも買う価値はあるかも!
おススメ度・・・★★★☆