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「配信のみでリリース」とかやめて!

ちょっと前にそのアルバムのデキが素晴らしくて褒めまくった、

今週聴いたもの:2021年11月18日~11月24日

今週聴いたもの:2021年11月4日~11月10日

デンマークのドゥームメタルバンド、ALTAR OF OBLIVIONのFacebookページ→https://ja-jp.facebook.com/altarofoblivion をたまたま見たら、2月に「MY SANCTUARY」なる5曲入りEPをSpotifyやBandcampにリリースした、って書いてあるのを発見したんです。

これは2006年に制作したもののリリースに至らなかったものだそうで、現在のヴォーカリストが加入する直前だったので歌ってるのはギタリストらしい。

https://altarofoblivion.bandcamp.com/album/my-sanctuary-ep-2006

↑Bandcampのほうで聴いてみましたが、う~んバンド最初期の音源だからしょうがないんだろうけど、演奏も歌も曲もイマサンくらいのデキ。デンマーク語の歌詞もあるせいもあってか、ドゥーム色は薄くフォークメタルっぽくもあって現在とはかなり違う。それはいいとしても、ヴォーカルはわざとやってるんじゃないのくらい音程外しまくりだしリズムも不安定なのがなあ。ドラマティックな大曲「My Sanctuary」なんかを聴くと現在のハイクオリティなドゥームにつながっていくセンスの良さは垣間見えるけれども。新作に期待したい。

新作は2015年にリリースされるはずだったマテリアルがあって、それが2022年中に出る予定らしい。YOU TUBEに1曲あがってました。

現ヴォーカルもあんまりうまくはないけど独特の味があって好き。曲もなかなか悪くない。期待して待つことにしましょう。

新作が出たらそれはそのときに記事にするとして、ちゃんとCDで出してくれるのかなあ。後述するように私は音楽のデジタル配信サービスはほとんど使ってないし使ってみようという気にもならないので、CDで出してくれないと非常に困る。

欧米ではデジタル配信を利用するのが主流になっているらしいが・・・

きくところによると欧米での音楽の売り上げは8割ほどがデジタル配信、残りがCDなどのいわゆる「フィジカル」になっているらしい。だからALTAR OF OBLIVIONのように「配信のみ」で音源を発表するミュージシャンも多いんでしょう。

対して日本はその割合が逆らしい。7割ほどがフィジカル、残りがデジタル配信になっているようです。これがなんでなのかはよく知りませんが、ヘヴィ・メタルにハマり始めた少年時代から若い時分のあいだにカセットテープやレコードやCDで音楽を聴いた身からすると、もちろんデジタル配信にもメリットはあるのはわかっているけど、個人的な視点ではやっぱり物理ソフトのほうに軍配を上げたくなる。

 

さっきのALTAR OF OBILIVION、「MY SANCTUARY」はSpotifyでも聴ける、っていうことだったので、はじめてSpotifyのアプリをダウンロードして登録したのです。無料会員であってもすべての曲を聴けるっていうからとりあえず無料で。

で、ALTAR OF OBLIVIONのFacebookにあったリンクからそこへ行ってみたんですけど、「このコンテンツは再生できません」って言われて聴けなかった。だからBandcampで聴いたんです。ほかのアルバムは聴けたのになんで?

 

調べてみるとミュージシャン側の都合でそうなることもあるらしいんですけど、まあなんでなのかはどうでもいい。デジタル配信はこういうのが嫌なんですよ。物理ソフトなら、ソフトとそれを再生する機器、それと電源があればなにものにも制約を受けることなく自由に聴けるのに、配信はサービス提供側の都合やミュージシャンの都合でいきなり聴けなくなったりする。それに、スマホかパソコン、それとネットにつながってないと聴くことができない。めんどくせえなあ。

だったらストリーミングではなくダウンロード購入すりゃあいいだろ、と言われるでしょうが、保存してたパソコンなどが壊れたら失われる可能性があるわけでしょ。私は10年位前までCDから取り込んだ音楽データを外付けHDDに保存してたんですけど、それがブッ壊れて全部パーになったことが。バックアップをしてなかったのが悪いんだろうけど、そもそもそういうのが面倒くさいんだよなあ。

その反省からその後はオンラインストレージを使用。それだけでは不安だからそれをYOU TUBE MUSICにもアップロードして保存、パソコンでも聴けるようにしていますが、それだって万が一オンラインストレージやYOU TUBE MUSICがサービス終了とかになる可能性もなくはないですよね。

まあそういう「万が一」を言い出すときりがないし、物理ソフトだって万が一火事とか災害で全部消えてなくなることもあるわけだから同じなんですが、物理ソフトは基本的に自分の責任で管理できる性質のもので大切にしていれば何十年も使用に堪えるのに対し、デジタルデータの場合は業者側の都合でサービスがとまるとかデータがぶっ壊れるとか自分ではどうしようもない事態が起こることがある、っていうのが決定的に違うと思うんですよね。

IT企業やIT機器が信用できないってのもあります。なにか起こったらメールや電話で問い合わせて簡単に解決、ってのが意外にできない。メールだと定型文しか返ってこなかったりAmazonみたいに日本語出来ない奴が出てきたり、電話がつながらなかったり・・・。パソコンやスマホなんかすぐ壊れるし、不確定要素ばかり。ネットへの接続は昔に比べて圧倒的にスムーズになったしテクノロジーの進化はすごいけれど、企業の質ははちっとも進化してない。

 

それに、YOU TUBE MUSIC使ってて思うんですけど、聴きたいアルバムや曲をさがすのが思いのほか面倒くさい。日本語タイトルの曲をそのままアップロードすると全部文字化けしちゃうし、アルバムでさがすとジャケのアートワークが出ないのばっかりで視覚的にパッとみつけられない。とにかくいろいろ使いにくい。タダで使ってるから文句言えた義理じゃないですけどね。有料版はもっと使いやすいんだろうか。

まあそのへんは慣れれば違ってくるのかもしれない。デジタルネイティヴ世代にとってはスマホ画面から聴きたい曲をピックアップするのはものすごくカンタンなことなんでしょう。しかし私は、スマホやパソコン画面から聴きたいものをさがす作業と、自分でわかりやすいように整理したCDラックまで歩いていってラックに並んだタイトルを眺めながら聴きたいものをピックアップしてプレイヤーに突っ込むという作業、面倒くささという点ではどちらも大して変わらないと感じるのです。

これからも買うのはCD!

そういうわけでデジタル配信を積極的に使う気にはならないのです。「配信のみ」とか言われるとすごくガッカリする。好きな音楽はモノとして持っておきたいんだよなあ。モノへの信頼とデジタルへの不信がそうさせるんでしょう。

欧米ではどうなのか知りませんが、日本では印税の分配のシステムのせいもあってCDが売れないとミュージシャンのもうけがものすごく少ないらしいですね。CDを買ってくれ、っていうミュージシャンもよく見ます。

だから日本のレーベルは握手券つけたりメガジャケつけたりボーナストラックをつけたり、あの手この手でCDを売ろうとするんでしょう。ほんとうにそのミュージシャンを応援したいならその作戦にのってあげましょうよ。私のCD購入も大部分は中古で、それではミュージシャンのもうけにはならないんですが、ほんとうに応援したい人の作品は新品CDを買ってます。

どこまでも効率だけを考えるのならそりゃあデジタル配信一択になりますが、そもそも音楽を聴くって行為自体が生きるのに必須なものではありませんからね、必要性がないとか効率が悪いとかいうことで物理ソフトはもういらない、っていう話にするのはナンセンス。デジタル配信に魅力を感じない理由はそのへんにもありそうです。

 

しかし、私も「デジタルデータのほうが便利」という場面ではそっちを使ってます。たまに行くウォーキングのときに音楽を聴きたい、というときはそりゃあCDウォークマンよりスマホで聴いたほうが絶対にいい。そういうふうに使い分けして活用するのがいいのかな、と思ってます。

しかしともかく、海外ミュージシャンの方々には「日本人はまだまだCDが好き」というのを知ってもらって、「配信のみ」ってのはやめてもらいたい!

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