哀しみの演歌と絶望のメタルを聴き漁るブログ

演歌とメタルをとおして、人生の理不尽さをみつめるブログ。

雑談

小室哲哉の引退に思う

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超天才ミュージシャン・音楽プロデューサーの

小室哲哉が「引退」を表明。

週刊文春が彼の「不倫疑惑」を報道、

その騒ぎの「けじめ」として引退を決意したとのこと。

小室哲哉、引退表明「不倫騒動のけじめとして決意」

私は小室哲哉の熱心なファンではありませんが、

このニュースはとてつもなく残念。

ていうか、おかしいことだらけですよね。

「けじめ」など必要なのか

彼によれば、報道されたような「不倫」などという事実はなかったとのことで、

ではなぜ「けじめ」として引退なのか・・と思いました。

報道をいろいろみると、くも膜下出血で療養中の奥さんの介護に疲れて行き詰まり、

お世話になっていた看護師さんと親しくなり、

それが誤解を招いた・・ということらしい。

 

それが事実だとすれば(というか、それがほんとうに「不倫」だったとしても)、

べつに世間に向けて「けじめ」をつけなければいけないことなどなにもないのに。

 

ほんとうのところはもちろんわかりませんが、

「介護疲れでもう限界だから、これを機会に仕事をやめる」ということか、

「こんなことが大騒ぎになるなんて、もうウンザリ。普通の人に戻って静かに妻を介護したい」

ということか。

 

ここは謝るのではなく、

「週刊文春が勝手に勘違いしただけ。迷惑千万です」

と言えばそれで済んだんじゃないのか。

「お騒がせしてすみません」と言うが、

騒がせたのは文春であって小室ではないでしょう。

 

いずれにしろ、介護疲れであれば「引退」ではなく「活動休止」でいいと思うし、

そもそも「けじめ」が必要な悪いことはなにもしていない。

「不倫」?それがどうした

小室哲哉は「不倫」ではないと言っているので

今回の件からははずれた話ですが、

最近は著名人の「不倫」がいちいち報道され、

当事者はいちいち記者会見をやって謝ったりしていますね。

しかし、「不倫」はそれほどの大罪なのでしょうか。

 

もちろん、裏切られた配偶者の悲しみや落胆、怒りは計り知れないものがあるかもしれないし、

子どもがいれば子どもだってショックはあるでしょう。

その意味では褒められたものではない。

しかし、不倫をした人が責められるべきはそこだけであって、

家族に対しては謝る必要があるかもしれないが、

マスコミや世間に「申し訳ありませんでした」と謝る必要などまったくないのでは。

 

マスコミはいちいち大騒ぎして発行部数や視聴率を稼ごうとするけれども、

しょせんは夫婦・家族の問題、個人のプライベートな問題である「不倫」を

メシのタネにしようとすること自体が、

「不倫」をする人よりも責められるべきなのでは。

 

実際、今回の件では週刊文春に批判が集まっているようですが、

視聴者・読者だってゴミみたいな「不倫」報道を

いままでおもしろがってみてきたわけで、

文春に言わせれば「みんなが喜ぶから」ということでしょうから、

野次馬根性でおもしろがるほうにも罪があるでしょう。

下世話な話題が「売れるネタ」になること自体が問題では

だいたい、仮に小室哲哉が「不倫」をしていたからって、

それのどこがビックリするようなニュースなのか。

ふだんは立派なことをさんざん言っていた政治家が、

裏では不倫していた、というのなら、

「選挙民を欺いた」ということで糾弾されてしかるべきですが、

音楽家や芸能人が不倫してたからって騒ぎになるのは、

どう考えても騒ぐほうがおかしい。

そんなことにニュースとしての価値がある、

という状況そのものがおかしい。

世間一般は、なぜそんなに著名人のプライベートに興味をもつのでしょうか。

 

私の別ブログ→パチスロとせどりで認知症の親を養うブログ

でNHK「うたコン」の感想を書いて、

そこでいろんな歌手やグループの曲を「つまらない」とか「退屈」とか

「NHKに出るレベルじゃない」とかけっこう書いてたのですが、

そうすると、たま~にその歌手のファンとおぼしき人から批判が来たりします。

 

いわく、「彼のことなんて全然知らないくせに!」とか、

「彼はものすごくいい人なのに!」とか、

「彼はものすごく苦労してきた人なのに簡単に批判するな!」とか。

 

私は「曲が」つまらない、退屈と言っているだけで、

ミュージシャンの人間性を批判したことは一度もないのですが、

なぜかそういう抗議をうけることがけっこうあります。

 

まあ、ファンというのはそういうものでしょうから

仕方のないことかもしれません。

しかし私にしてみれば、

そのミュージシャンの人柄やプライベートなどにまったく興味はないのです。

ただ、すばらしい音楽をきかせてくれればそれでよい。

だから、「彼はすごく苦労してきた人なのに、なにも知らずに『つまらん』とか言うな!」

とか言われても困っちゃうんですよね。

 

イングヴェイ・マルムスティーンがどれだけ傲岸不遜な人間だとしても、

マイケル・ジャクソンがどれだけ奇人変人であったとしても、

彼らの音楽の素晴らしさは色あせないわけで、

音楽家の人柄や素行を云々するのはどこかナンセンスな気がします。

それが俳優やお笑い芸人であったとしても同様だし、

もちろん小室哲哉が仮に「不倫」していたとしても

彼の業績にはなんら傷がつくものではない。

 

そういうわけなので、なぜ多くの人が

芸能人のプライベートにそんなに興味深々なのか、

私は不思議でしょうがない。

自分たちだって会社でみせるカオと家庭でみせるカオは違うでしょう。

芸能人だってそれが当たり前、となぜ考えないのか。

 

そんなくだらないことに

みんなが興味があるから週刊誌はそれを記事にし、

部数があがるわけでしょう。

つまり、「不倫」みたいなことにいちいち興味をもって反応する大衆のほうにも

問題があるんじゃないかと。

文春を批判する前にそのあたりを考えてみる必要があるんじゃないでしょうか。

 

ともかく、小室哲哉のような天才が音楽活動をやめる、

というのはものすごく残念なことです。

奥さんの介護が落ち着いたら、ぜひとも活動再開してほしい。

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