「中国人や朝鮮人はウソツキ(が多い)」という言説はよく見かけますね。いや、中国や朝鮮にかぎらないか。西洋人も、ほんとうは自分が悪いのがわかっていても謝ったら負け、だから平然とウソをついて保身する、という文化をもっていますよね。ナチスドイツのゲッベルスは「ウソも100回言えば真実になる」と言ったらしいし、アメリカのトランプなんかもアホでもわかるウソを平気で吐きまくっている。アラブ人や東南アジアも同じようなもの。
大部分の国は「ウソをついてはいけない」という意識や教育が一応はあるようですが、日本にも「ウソツキは泥棒の始まり」とか、ウソをつくことに対してそれを戒める言葉もあるし、子どもにはそういう教育を施す人がほとんどでしょう。
もう20年も続いて、もはや日本の国民的キッズアニメとなりつつある「プリキュア」シリーズの最新作、「名探偵プリキュア!」の先日のおはなしでこのようなやりとりがありましたよ。
敵「ほしいものは、なんでもウソで手に入る」「ウソであふれおおわれた、すばらしい世界をつくる!」
プリキュア「ウソの世界なんて、ぜんぜんすばらしくない!」
敵「そうかなあ? (ウソには)こんな力があるのに?」
プリキュア「人をかなしませるウソなんて…プリキュアがウソを終わらせる!」→必殺技炸裂!
日本人からみると中国をはじめ外国人はこのプリキュアの敵のように「じぶんの望むものを手に入れるためにはウソも辞さない、ていうかウソついてなにが悪いの?」ていう人が多いように感じられることは、差別と言われようが事実ではありますね。日本人は「ウソは泥棒の始まり」という教育が浸透しているからそこに違和感を感じ、それが外国人への抵抗を感じる一因にもなっている・・・
と思っていたのですが、日本もついに、中国共産党がウソで牛耳る中国や、トランプみたいな認知症ウソツキが支配するアメリカのような、「ウソをつこうが勝てばそれでいいんだよ」という国、国民性になっていくのか、と絶望したところ。もうしばらくすれば、日本人は世界に類をみない正直で善良な民族であるという国際社会の認識は崩壊(まあいままでもだいたい誤解でしたけどね)していくでしょう。なんてったって、先日の衆院選で、まさに前出のプリキュアの敵のような「ほしいものはなんでもウソで手に入れる」「ウソには力がある!」という恐ろしい思想を地でいく高市首相率いる詐欺集団自民党が歴史的大勝をおさめましたからね。つまり日本人は、ウソツキに喜んで運命をまかせたということ。ウソをつくことは罪ではない、ウソツキは罪人ではない、と認めたということ。
だって、高市はじめ自民党の奴らがこれまでどれだけウソをついてきたか、知らないのは10代20代の、若すぎてなにも知らない人たちだけでしょう。それ以外の人はみんな(少なくとも薄々は)わかっているはず。安倍なんかは自分自身で国会で何百回もウソをついたのを認めたし、こないだの裏金議員どもの「秘書が」という言い訳をウソだと思わなかった純真すぎる人はそんなに多くないはず。それでもそいつらに喜んで「好きにしていいよ」と政権を丸投げしたということは、ウソをつくことなどたいしたことではない、と考えて投票したということでしょ。それ以前になにも考えず空気に流されて投票した人が大部分だったんだろうけど。
日本のオトナはもう子どもに「ウソはいけない」と教えることはできなくなった。そうして育った、ウソに罪悪感をおぼえない子どもたちで日本が埋め尽くされたとき、日本は中国やアメリカと同じような、ウソで欲しいものを手に入れようとする、世界の鼻つまみものに成り下がるんでしょう。
can't understand, PEOPLE OF THE LIE!
ウソツキにいったいなにを期待できると思うの?
さきのコロナ禍ではイギリスのボリス・ジョンソン首相が虚偽答弁を追及されて失脚したし、日本でもウソがばれてやめざるをえなくなった首相や議員は過去にはたくさんいましたね。
ジョンソンはコロナの最中に国民に自粛をもとめるなかパーティやって「そんなことしてない」とウソついてクビに。まあよくよく考えればやったこと自体はたいしたことではなかったわけで、「すまなかった」と素直に認めてればクビになるほどのことではなかった、と感じるけれど、やっぱり問題は「保身のためにウソついた」ということだったんでしょう。
ジョンソンはウソ一発でクビ。つまり議会や国民がそれだけウソに対して厳しく追及し、「政治家のウソは許せない犯罪!」という意志をはっきり表明し、首相はそれに抗いきれなかったということ。しかし日本では、国会で何百回もウソつきまくったすえに撃たれた安倍はまるで英雄のように国葬にふされ、先日の衆院選では裏金で脱税しまくってバレたら「秘書が」というウソで逃げまくった奴らが大勢復活当選。
そんなんでよく子どもに「ウソはいけない」などと教えられるもんだと感心するしかない。政治家のウソがなぜ許されないことか、ちょっと考えればわかりそうなものですけどね。
政治家は「公約」をかかげ、「これをやりますから私に投票を!」と呼びかける。有権者はその「公約」を吟味して誰にまかせたいかを投票で意思表示する・・・のが選挙というものですよね。これはつまり我々国民が奴らのために税金を払って仕事を依頼し、奴らは税金をもらって託された仕事をする、という契約。
たとえば家を新築したりリフォームしたりする契約を結んだのに、業者は約束したことをちっともやらず「カネが足らないからもっとカネくれ」というだけだったら、それは詐欺、悪徳業者ということになると思うんですけど、不思議なことに相手が政治家の場合はそう考える人は少ない。自民党や官僚がやってることはこれと一緒でしょ。やることもやらず増税することしか考えてない。こんな奴らにどれだけカネを与えても無駄ですよ無駄。だってウソツキなんだから。やると言ったことをいつもやらない奴にカネ払って仕事を頼みますか?
仕事を発注した業者が見積額を超えてカネを要求してきたら、客は「それはなぜ?なにに使うの?」と訊くのが普通だし業者側はその理由を説明するのが当然の義務だが、政治家と選挙民のあいだだとなぜかそういうことは行われない。国民は国家権力の「とにかくカネが足らないんだよ!」という(どうせ)ウソを疑うこともせず、「財政が危機なんだ!消費税下げたらヤバイ!」と思い込んで、みずからすすんで無駄な税金を払い搾取されることを選んでいる。
民間の「契約」にしろ政治家の「公約」にしろどちらも本質は「約束」であり、それを履行しないというのは詐欺行為。そういう政治家は次の選挙でクビにされるのが当然であり、「ウソツキ!」「無能!」と非難されても仕方がない。
もちろん政治の場合は情勢が刻々と変化するから民間の商取引のようにはいかない部分はあるでしょうが、それはそもそも奴ら自身がそれを言い訳にできるように予防線を張るために「公約」を抽象的であいまいなものにしているからでしょう。「少子化をなんとかします」とかではなく「少子化をなんとかするためにこれこれこういう法律をつくります」とかいう具体的な約束をしないからいけない。高市の「検討を加速」なんてのは「公約」ですらないでしょ。検討はするけど実現するかどうかはわかりませんよ~なんてのが「公約」とよべると思ってる時点で気が狂っている。
高市はテレビの選挙特番で「食料品の消費税ゼロ、できなかったらどうするんですか?責任とるんですか?」と訊かれて「これから頑張ってやろうとしてるのに意地悪だ!キィィィ!」とキレたらしいけれど、そりゃあお前ら自民党がこれまでどんだけウソついてきたか知ってる人はそういうふうに疑心暗鬼になるのが当たり前というもので、この質問のどこが意地悪なのかまったく理解不能。それに、中学校の生徒会長なら「これからやるのに!」とキレてもいいが、一国の首相なら「もちろん責任とります」と言うのが当然では。それが言えないんだからまったくお話にならない。最初から約束を守る気などないんだな。
ともかく、「やります!」と言って議員になった奴がそもそもウソツキなのであれば、その「やります」もどうせ「ウソなんだろ」ということになるわけで、それじゃあ選挙それ自体の意味がなくなるでしょ。だからイギリスのジョンソンは一発でクビになった。自民党の奴らは安倍が撃たれたとき「民主主義の根幹が・・・」とかぬかしたけれど、お前らのようなウソツキ政治家こそが民主主義の根幹を揺るがしているんじゃないのか。
Face the truth, LIAR!
ウソが暴かれても人気が落ちないことには恐怖しか感じない
高市と自民党がいかにウソつきまくっているかはいわゆる「オールドメディア」がさんざん報道しているけれど、それでも支持者は「オールドメディアがウソついてる」「批判ばっかりするな」「足引っ張ろうとするな」という反応で、ちっとも支持率は落ちませんでしたね。ウソツキであることが明白になっても人気が落ちない。これは恐ろしいことですよ。それではもはや権力の犯罪を監視し止めるすべがない。
裏金!とかいう話をすると「まだそんなこと言ってるの?」という反応もあるらしいけど、一般国民は確定申告でミスったら数年前のぶんまでさかのぼって調べられ、ものすごいペナルティを喰らうんですよ。サラリーもらってて給与明細もろくに見ないような人にはわからないだろうけど(だから「源泉徴収」はやめるべき。国民全員が確定申告するようになれば、みんなもっと税への意識が高まるはず)。一般国民は税務署員に「数年前の申告?まだそんなこと言ってるの?」と言い訳してもそれですまないし、ウソツキ議員のように「会計担当者のミス」「修正しま~す」ですむということもありえない。
そうであるなら、裏金で儲けたカネを申告せず脱税した犯罪者が復活当選なんてありえないはずだが、大部分が復活。有権者は犯罪まみれ脱税議員に「がんばれ!」と言いつつ、じぶんたちはせっせと無駄な税金払って喜んで搾取されようとしている。あまりに愚かすぎる。
きりがないのでこのへんでやめておきますが、政治家のウソこそが「民主主義の根幹」を揺るがすものであり、ウソツキ集団の自民党と、その自民党の悪しきところが服着て歩いてるような高市を支持するってのは、まさにみずから破滅への道をすすむようなもの。このままでは喜ぶのは輸出大企業と大金持ちだけで、一般庶民は円安でますます苦しむだけ。
といってももういまさら遅い。選挙は終わってしまった。生活がますます苦しくなって今回の選挙の結果が間違いだった、とはっきりしてもどうせ「オールドメディアのデッチアゲ!高市さんは頑張ってる!」とか言うんだろうなあ。もはや民主主義は死につつあるというべきなんでしょうね。
Democracy is dead!
政治家や公権力などというものは、国民にとってはきちんと仕事しているか常に監視するべきもの、批判してナンボのもの。そういう意識が希薄だから警官を名乗る詐欺師なんぞに騙される人が後を絶たない世の中になってしまう。そして本来奴らには「働いて働いて」なんてのは当たり前のこと。国民はそのあいだ徹底的に監視し批判し、ほんとうに結果が出たときだけ「よくやった」と言えばいいだけ。「推し活」の対象にするなんてもってのほか。
「真面目」「正直」「誠実」という価値観が重んじられる世の中に戻ってほしいものです。そういう世の中なら、恥知らずなウソツキが首相になんかなるはずもないのに。