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今週聴いたもの:2024年4月25日~5月1日(EMERALD RAIN、DEVIL'S GUN、MAGELLAN)

裁判員制度が導入から15年をむかえたそうです。

最高裁の長官が憲法記念日を前に記者会見、そこでは裁判員制度について「安定的かつ順調に運営されている」などとぬかしていましたね。

これは寝言も寝言。裁判員に呼ばれた一般民間人には「評議の内容をもらしたら刑事罰」などとぬかして秘密を墓場までもっていくことを強要しているんだから、ほんとうに「安定的かつ順調に運営されている」かどうか、我々国民には知ることができない。どうせ裁判員はただそこにいるだけで、プロの裁判官がチャッチャと彼らの意見を誘導してすすめているんでしょう。

袴田さんの事件では再審開始決定をくだした裁判官が「私は最初から無罪と思っていた」と告白していましたが、プロの裁判官はこれをやっても少なくとも刑事罰にはならないのに対し、仕事も生活もある素人の民間人を強制的に裁判に参加させておきながら「なにも言うな!言ったら逮捕!」などと脅す。気が狂っているとしか思えない。

裁判員が参加することによって袴田さんの事件のようなことが起こらなくなる、というのなら非常に有意義ではあるけれど、どう考えてもそうなるとは思えない。日本国民はみんな警察や検察や裁判官はウソをつかないと思っていますからね(公権力はウソをつくものと知っていれば死刑賛成の国民が八割なんてことになるはずがない)。私は死刑には反対だし、警察や検察や裁判官も信用できないから、もし裁判員に呼ばれたら「私は死刑判決には絶対賛成しません」とか「状況証拠だけで有罪とかアタマおかしいんじゃないの?有罪にするならたしかな証拠を用意してみせろ」とか言ってしまうと思うんですけど、そういうめんどうくさそうな人間はそもそも面接で排除されるか、いったん選任されても解任されるんでしょう。検察や裁判官は裁判をすすめやすそうな自分たちに都合の意いい人間を選んでいるんだし、私のように最初からウソを疑っている人間であっても法律の素人には検察や裁判官のウソやデタラメを見抜くことは不可能に近い。しかも裁判員が参加するのは一審だけ。こんなものになんの意味があるというのか。

いずれにしろ、裁判員制度を実のあるものにするためには、刑事裁判がどのように行われているのか、容疑者や被告にはどのような権利が認められているのか、刑務所ではどんな処遇が行われているのか、死刑囚はどんな生活をし死刑はどのように行われているのか・・・などを義務教育でこまかく教えることから始めるべきでしょう。法律どころか刑事裁判のこともなにも知らない人が裁判で判決をくだすなんて狂気の沙汰としか言いようがない。裁判員を動員するのなら被告が行政機関や政治家のときだけにするべきでしょう。

EMERALD RAIN「SHORT SIGHTED」

カナダのハードロックバンド、EMERALD RAINの4作目。2003年作。

Amazon.co.jp Short Sighted

このバンドは以前に2作目の「AGE OF INNOCENCE」を紹介しましたが、適度に湿り気のあるリフとぶ厚いコーラスが印象的な素晴らしい作品でした。

今週聴いたもの:2020年12月3日~12月9日

この4作目も基本的なスタイルは同じ。ヴォーカルのジョン・ボン・ジョヴィ味が強まっているような気はするかな。歌いまわしがモロにそれ。しかしそれも含めて聴けばすぐにそれとわかる個性があって、個人的には同じカナダで比較されることの多いHARLEM SCARLEMよりも好き。メロハー好きであれば必聴でしょうね!

おススメ度・・・★★★★

DEVIL'S GUN「DIRTY'N'DAMNED」

スウェーデンのヘヴィ・メタルバンド、DEVIL'S GUNの1st。2016年作。

Amazon.co.jp Dirty 'n' Damned

ヘッドバンガーズ御用達ともいうべき1曲目、そこにかぶさってくるウド・ダークシュナイダーもしくはブライアン・ジョンソンのような強靭なヴォーカルを聴いて「おお~!」と身を乗り出して聴きました! AIRBOURNEみたいだ。もしくはACCEPTにMOTORHEAD味を加味したメタル、といえば適当な表現か。基本は埃っぽく爆走するメタルだけど↓こんなわりとメロディアスな曲も用意されている。

 

同じような曲が多いという気もするけど、これは素晴らしくカッコいいメタル。クセの強すぎるヴォーカルが気にならないなら買っておくべきでしょう!

おススメ度・・・★★★★

MAGELLAN「HOUR OF RESTORATION」

USのプログレッシヴ・ハードロックバンド、MAGELLANの1st。1991年作。

Amazon.co.jp アワー・オヴ・レストレイション

知らなかったが中心人物の兄弟はどちらも亡くなりバンドは消滅しているとのこと。これはたしか当時聴いたことがあるような気がするんだけど覚えてない。たまたま安く買ったので再聴。

 

私はプログレッシヴ系は好きじゃないしよく知らないのでなんとも評価しがたいけれども、YESとかに近いのかなあ。スペーシーなキーボードがスケールの大きさを演出するプログレッシヴ・ロック。

まあ~1曲だけ聴く分には我慢できるけれど、全編聴くと飽きる。曲が長すぎるうえに印象的なフレーズや歌メロがあるわけでもない。BGMにしかならない。やっぱり私にはプログレッシヴなんちゃらはムリなのか。

おススメ度・・・★★☆

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