衆院選が公示され、31日に投開票に。
ある調査では、選挙に「必ず行く」という人は58%ほどだったそう。
ええ~、正気なんですか。これだけヒドイ自民党政権が何十年も(途中でちょっと代わったけどいずれも短期間で、基本的にはず~っと自民党が政権を担当してたのと同じでしょ)続き、その結果日本は、給料が上がらないのに税金は上がり続ける、若者はカネがなくて結婚も子どもをもつのも難しい、子どもが増えないから将来的に経済的に上向く見込みもない・・という絶望の国になってしまったのに。選挙に行かない、という人は、「このままでいい」と思ってるってこと?
選挙に行かない人の中には、「投票したところでなにも変らない」と思ってる人も多いようです。
いやいやいや、それは2万パーセント間違い。投票に行かないからなにも変わらないのに。みんなアベノマスクもらって「アホか」と思ったことや、菅首相の意味不明ゴマカシ答弁を聞いて「バカにしてんのか」と思ったことや、検察庁法改正案に「それだけは許せん!」と騒いだこととか、もう忘れてるのかな。これらは全部、どんなテキトーなことをやっても選挙で負けない、という自民党の思い上がり、傲慢ゆえに起こったことですよ。
投票率が100%になれば政権交代が起こる可能性もけっこうあるはずですが、投票に行かない「投票したってなにも変わらねえから今のままでもいいよ」という消極的与党支持層が多いからそれが起こらない。だから政権与党はなんでもやり放題に。その結果が今の斜陽の日本ですよ。
何度も言うように、アメリカみたいに政権交代がしょっちゅう起こるっていうふうにならないから、政治に緊張感が生まれないのです。自民党はいつもどおり、「これやります、あれやります」とぬかしているけれども、やるやるってただ言うだけの政治なら小学生でもできるし、ただ「やります」って言うんじゃなくて「今までこれこれをやってきて、結果こうなりました。だからこれからはこうします」って言うのが筋でしょ。何の結果も出てないからそれが言えないし、「やるやる」って言っておけば選挙で勝てると国民をナメている。株主総会で業績の話せずに今後の意欲だけを語って終わらす経営者なんていないわけで、選挙民はまずは奴らがいままでどんな仕事をしてきたかを検証するべきです。
民間企業の経営者が何十年もず~っと業績が上げられなかったら、オーナー企業でもないかぎりクビなわけですよ。何十年も結果が出ない経営者が「これからしっかりがんばります」って言ったとしても、ふつうなら株主から「お前には無理」って判断されるでしょう。それと同じように国民はもういいかげんに自民党に引導を渡すべきです。「お前らには無理」と。「拉致問題には一刻の猶予もない」とか、いつから言ってんだよ。いいかげんにしろ。約束したことができないんなら政治家なんぞやめちまえよ。
自民党は日本のオーナーじゃないんですよ。政治家が勝手に徒党を組んだだけの集団にすぎない。国民が一丸になりさえすれば、無能政治家を全員クビにして、詐欺集団自民党を解体できるのです。そのためには投票に行かなくてはならない。野党も無能とか、そんなことは二の次です。とにかくまずは、いつでも政権交代の可能性がある、という状況にもっていくことです。
選挙で負ければ、あの傲岸不遜という言葉が服を着たような麻生太郎氏でさえショボーンとなってしまってたのです。調子に乗ってテキトーなことしてると選挙に負ける、と思えば、政治家だって少しはまじめに仕事しますよ。その意味で、みんなが選挙に行けば必ず日本は変わることができるはずです。
KILLER DWARFS「DIRTY WEAPONS」
カナダのヘヴィ・メタルバンド、KILLER DWARFSの4thアルバム。1990年作。
メンバーのカッコウからして、LAメタル風なんじゃないかな、と予想して聴きましたが、それはおおむね的中。
ヴォーカリストが中心人物らしいですが、この声はなかなか魅力的。楽曲はアグレッシヴかつキャッチーなものが多くて、これはかなりハイクオリティな作品。まったく期待せず聴いたのでこれは嬉しい誤算。LAメタルっぽさ全開だけれども、「売れ線を狙ってポップにしてみました」というあざとさはまったくなくて、胸に迫るメロディやリフが満載の硬派なメタルに仕上がっている。FIREHOUSEあたりが好きなら必聴かも。
おススメ度・・・★★★★
ATTACK「SEVEN YEARS IN THE PAST」
ドイツのパワー・メタルバンド、ATTACKの5作目? 1992年作。
Amazon.co.jp セヴン・イヤ-ズ・イン・ザ・パスト
7年間の活動のまとめみたいな感じでつくられたアルバムということらしい。だから過去作と曲がかぶってるようです。
このダッサダサのジャケット絵とバンドロゴは何度か見かけたことが。そこらじゅうに似たような名前のバンドがいることもあり、なかなか買って聴く気にならなかったのですが、たまたま安く手に入ったものを聴いてみました。
IRON MAIDENの風味がちりばめられたメロディック・スピードメタルって感じか。フルートなんか入れちゃって、JETHRO TULLあたりからも影響を受けてるのかな。
これはなかなか私好みのサウンド。曲はちょっと展開が複雑すぎて、もうちょっとシンプルでもよかった気がしますが、かなりいいセン行ってる。ただ、ヴォーカルがちょっと情けない感じなのが気になるかなあ。この味がイイ、といえばイイんですけど、音程が不安なのはダメだ。全体的に音質が良くないのと、ヴォーカルのヘナチョコさが気にならなければ、買って損しない佳作じゃないかと思います。
おススメ度・・・★★★☆
DARK SERMON「THE ORACLE」
アメリカ、フロリダ州のデスメタルバンド、DARK SERMONの2ndアルバム。2015年作。
フロリダといえば、かつては「デスメタルの聖地」と言われていましたね。しかし今となっては私などは、アメリカのバンドというだけで「あまり期待できねえなあ・・」と思っちゃう。
ブラック・メタル風味のまじるデスメタル。たまにブラストビートで疾走するけど、基本的には重く禍々しい、気の滅入る音世界を展開します。なかなかいい雰囲気。
しかし曲はそんなにたいしたことないかなあ。雰囲気はいいけど、印象的な曲はべつにない。ヴォーカルもそこらによくいそうなタイプで個性的でもなんでもない。これ聴くんならBELPHEGOR聴くよ・・って感じ。
おススメ度・・・★★★