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今週聴いたもの:2021年9月9日~9月15日

自民党総裁選でワイドショーなどは一生懸命騒いでいますね。

自民党政権の太鼓持ちやってる自称「政治ジャーナリスト」のオッサンが、「コロナ対策そっちのけなのでは?」みたいに言われたときに「これは次の総理を決めるとても重要な権力闘争なんですよ!!」とぬかしているのを見たし、岸田さんも「人権担当の総理補佐官を新設」とか言ってたし、高市さんが「総理になっても靖国参拝する」とか言ってたのも見ました。

なんかすごいムカつくんですけど。こいつらは「自民党総裁になれば総理大臣」っていうのが当たり前だと思ってますよね。まだ選挙もやってないのに、これを思い上がりだと思ってない時点でどうかしてる。いや、たしかにこれまではそうだったし、おそらくそうなる、っていうのはもちろんわかっているけれども、来る衆院選で大負けして自民党が下野する可能性、っていうのをまったく考えてないわけですよね。

犯罪を犯しまくった安倍、国民に説明できない無為無策ヘタレ菅、失態失政不祥事ばかりだったこれまでの自民党政治を省みるということをしない、もしくは「国民はバカばっかりだからいままでの失敗なんかみんな忘れる」と思ってるから、「総裁になれば総理」っていうのを疑いもしないわけだ。選挙で負けるなんて夢にも思ってない。なんという思い上がり。要は国民をナメてるんですよ。どうせお前ら俺たちに投票するだろ?って。

2009年に下野してどいつもこいつもショボーンとしてたあのときのことを、すっかり忘れて天狗になっちゃってる。学習能力がないんだな。国民が「ウソやデタラメばっかりやってると政権から引きずり下ろすぞ!」っていう姿勢を見せないから調子に乗ってるんですよ。国民はバカにされてるんだ、っていうことにいい加減に気づくべきです。これでもまだ自民党に投票する気ですか?

まあ誰が総裁になったところで結局「同じ穴の狢」であって、国民にとってなにか良い変化が起こることはまずありえない。安部・菅政権のあいだ、そのデタラメやウソまみれの政権運営に唯々諾々と従ってた奴らでしょ。「自分が総理になったら日本を変える」みたいなことをよくまあ恥ずかしくもなく言えるもんだ。その神経構造が理解不能。どれだけデカいこと言ったところで将来それができなかったときにそれを検証したり反省したりという作業をしないから、平気でホラばかり言えるんだろうなあ。2017年の自民党の公約をみても、この4年間なんの実績もあげられてないのは明らかで、そこを詫びたりとかいうことは一切ないんだもんなあ。約束したことができずに終わってもそれを責められず、「これからやります!」って言ってりゃあそれで済むとは、政治家とはなんと楽な商売なんだ。

VINDICATA「BENEATH THE SURFACE」

オランダ出身の女性ヴォーカリストを中心としたアメリカのヘヴィ・メタルバンド、VINDICATAのデビュー作。2018年作。

Amazon.co.jp ビニース・ザ・サーフィス

HALF THE WORLDという前身バンドで2枚のアルバムを出しているらしいけどいずれも知らず初視聴。

元MEGADETHのクリス・ポーランドがゲスト参加。ゲストといってもほとんどの曲のリードは彼が担当しているようです。まあそれと知って聴けばたしかにそれらしい気はする。

ヘヴィなリフの上でパワフルなヴォーカルがうねる、正統派ヘヴィメタルって感じか。なかなか悪くない。

 

しかし全編通して聴くと、すごく歌えるヴォーカリストがせっかくいるんだからもっとダイナミックで劇的な歌メロが欲しかったかな~という気がする。平板な歌メロの曲が多いなあ。ギターソロもテクニカルなだけで印象的なメロディを聴かせてくれるわけでもないし。悪くないけどものすごく良くもない。

おススメ度・・・★★★☆

PURGATORY「BESTIAL」

ドイツのデスメタルバンド、PURGATORYの2nd?アルバム。1997年作。

Amazon.co.jp Bestial

同名のバンドがいっぱいいるのでややこしい。いかにもって感じのジャケ絵はなかなか聴く気をそそられる。

バックインレイにはメンバー4人が写っていて、ひとりはBATHORYのTシャツ着てる。やってる音楽は音像的にはBATHORYというよりもAUTOPSYに近い感じかな。6曲目なんかはモロにAUTOPSY。わざわざ「No harmonizers or effects used on this piece of bestiality」と断ってるデス声ヴォーカルはなかなかの汚らしさ。生々しいドラムスの音もチープながらもいい味出してる。

雰囲気的にはかなり好きな部類なんですけど、とくに耳を引く印象的な曲はなかったかなあ~。そこらへんがAUTOPSYあたりの一流どころとは差があるところか。もうちょい頑張ってほしい。

おススメ度・・・★★★☆

NERVECELL「PSYCHOGENOCIDE」

アラブ首長国連邦のデスメタルバンド、NERVECELLの2ndアルバム。2011年作。

Amazon.co.jp Psychogenocide

 

最近は中東のメタルも無視できない状況になっていますね。このバンドは初めて聴きましたが、曲には中東要素は一切なし。DEICIDEやKRISIUNあたりを彷彿とさせるデスメタル!

 

演奏はものすごくカッチリしていてその意味では安心?して聴けるデスメタル。リフもけっこうメロディアスなものもあったりして、西洋のデスメタルと比較してもまったく遜色ないハイレベルな作品。

しかし、たまにメロディを聴かせるギターソロとかをぶちこんで来たりするんですけど、そこがなんとも中途半端で歯がゆいなあ~という気が。オっ!これは・・・と身を乗り出してもハンパで終わっちゃうから、「そうじゃないだろ!」という落胆ばかり。そのへんのセンスはイマイチだなあ。そこをもっと徹底して突き詰めれば、NERVECELLならではっていうサウンドになるのになあ~とちょっと残念。

おススメ度・・・★★★☆

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