本ページのリンクには広告が含まれています PURE/AUTHENTIC/TRADITIONAL THRASH/POWER/SPEED 今週聴いたもの 演歌・歌謡曲

今週聴いたもの:2020年6月25日~7月1日

中国政府が「香港国家安全維持法」を制定、施行されましたね。

これはとんでもないニュース。またまた中国人が国際的な約束事を反故にし、香港を中国本土と同じく言論の自由も表現の自由もない絶望の土地に変えてしまいました。

もうね、国際社会は連携して中国包囲網を形成し、対北朝鮮と同じように「常識の通用しない危険な国家」として扱うべきじゃないでしょうか。いまさらですけど。

カネのために中国人と付き合うのをやめて、中国との付き合いナシでやっていける道を模索するべきでしょう。これでバイデンがアメリカ大統領になって、もし対中融和政策を取り始めたら、もう中国はやりたい放題になっちゃう。その意味ではアメリカ大統領選は非常に重要な意味をもつんでしょうね。個人的にはトランプ再選だけはやめてほしいと思っていましたが、バイデンでは弱腰対応でプーさんに好き勝手やられちゃいそうで恐ろしい。まあそこはトランプでも変わらないのか。トランプのようなバカではプーさんに手玉に取られてしまう。

この国際的な非常事態。そして国内では再び新型コロナ感染者が増加しているのに、自民党のおじいちゃんたちは「解散をどうしようか?」とか「ポスト安倍は・・」なんてことを料亭でウダウダやってるみたい。どんだけのんきなんだよ。しかも国民がコロナで首吊ってるのに国会議員のボーナスは満額だって。バカそのものじゃないでしょうか。

香港は中国共産党によって絶望の国に変えられてしまいましたが、日本はとっくの昔に自民党によって絶望の国にされましたね。とても悲しいことです。

八代亜紀「服部メロディを唄う」

昭和の大作曲家・服部良一氏の作品を八代亜紀が唄ったアルバム。

Amazon.co.jp 服部メロディを唄う

これは素晴らしい作品。私は昭和40年代生まれで、服部良一作品は知らないものもいっぱいあって初めて聴いた曲も多かったのですが、オリジナルと全然違う、ジャジーなアレンジがされていて、いかにもっていうレトロさ古臭さは感じない。

そのうえ八代の歌唱のカッコよさは、これと比べたら昨今の若手女性歌手はすべてゴミ・・・と思えてきちゃうほどカッコいい。

「夜のプラットホーム」が戦時中にその歌詞の内容が問題となって発禁になった曲であることは今回調べて初めて知りましたが、この程度の内容で発禁になるとは、日本もたった数十年前には北朝鮮や中国なみのことをやっていたんだなあ。今の自由はほんとうに貴重なもので、けっして当たり前のものではないんだということをよく噛みしめなければならないんでしょうね。その「夜のプラットホーム」もラテンっぽいノリが強調されててめちゃめちゃカッコいいアレンジになっている。素晴らしい。

中古で発見したらぜひとも買うべきアルバム!

オススメ度・・・★★★★☆

CORACKO「NEW VIRUS SPREADS!」

90年代に活動していたドイツのハードロックバンド、CORACKOの唯一のアルバム。1992年作。

Amazon.co.jp New virus spreads

あまりにタイムリーなアルバムタイトルに惹かれて購入した中古盤。メンバーは元WARLOCKやらU.D.O.やらの人らしく、そのあたりに通ずるストロングな正統派ヘヴィ・メタルバンドなのかな・・とちょっとだけ期待して聴きましたが・・・

サウンドはあっかる~いアメリカンなメタル。いかにも90年代のアメリカのバンドっぽい。そのあたりには詳しくないですが、FIREHOUSEとかWINGERみたいな感じかなあ。

それなりにキャッチーでいい曲もあるにはあるけど、とくに「オっ!」と思うような突出した曲はなかったかな。WARLOCKやU.D.O.のサウンドを期待して聴いたら間違いなくガッカリするでしょう。

オススメ度・・・★★★

TRANSMETAL「LAS ALAS DEL EMPERADOR」

メキシコのベテランスラッシュ/デスメタルバンド、TRANSMETALのアルバム。1998年作。タイトルは直訳すると「皇帝の翼」らしい。

Amazon.co.jp Las Alas Del Emperador

このバンドはたくさんアルバムを出していて、私もそのすべてはチェックしていません。

ていうか、いつどれを聴いても印象は同じなので、新しいのが出たからといっていちいち買う気にはならないし、旧譜を探してチェックしようとも思いません。

↑この曲はCANDLEMASSの曲からアイデアを拝借したの?・・って感じ。こういう借り物っぽいのがたくさんあるのもなんか気になるし、もうちょっと考えて盛り上げてくれないかなあ・・っていう不満がたまる詰めの甘さと、ヴォーカルにあまりに工夫がないのが毎度毎度イヤ。

どのアルバムをいつ聴いても、「もう少し考えて曲を書いたらどうなの・・」としか思えないんですよねえ。思いつきのリフをつなげてテキトーにヴォーカルをのせただけ。そこらへんは世界で最も過大評価されたメタルバンド、CHILDREN OF BODOMと同じですね。

メキシコあたりのメタル後進国ならこれでも通用するんでしょうけど、この程度は日本なら高校生バンドでもいっぱいいるでしょ。買う価値は一切ないですね。

オススメ度・・・★★

 

といったところで今回はこのへんで。

-PURE/AUTHENTIC/TRADITIONAL, THRASH/POWER/SPEED, 今週聴いたもの, 演歌・歌謡曲
-, , , , , , ,