哀しみの演歌と絶望のメタルを聴き漁るブログ

演歌とメタルをとおして、人生の理不尽さをみつめるブログ。

紅白歌合戦 雑談

令和2年「NHK紅白歌合戦」の出場者が発表されたが・・・

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年末恒例のNHK「紅白歌合戦」の出場者が発表されましたね。

NHK 紅白歌合戦 番組サイト

毎年言うように、もはやただのバラエティ番組となった紅白などどうでもいいしどうせまともに見ない(録画して早送りで要所だけみて終わり)んですけど、今回は例年にもましてますますヒドイ内容になりそう。

今回はただの個人的文句です。

演歌歌手が減るのは必然か

紅白の出場者の選定の基準は、NHKのサイトの説明によれば、

 

今年の活躍

世論の支持

番組の企画・演出

という3つの点を中心に、総合的に判断

 

というふうになっているそうです。

 

この基準に照らすと、コロナが猛威を振るったなかにおいては「今年の活躍」っていうのをクリアできる歌手・グループはそうそういなかった気もしますね。初出場の瑛人とかNiziUとかがこれに当てはまるのかな。

しかし瑛人は「香水」がたしかに話題になったからともかく、NiziUとかジャニーズの新人とかは歌はまったく知られてないんじゃないか。私が知らないだけ?

それはともかく、この「今年の活躍」の基準に照らすと大部分の演歌歌手は落選ということになりそう。だってヒット曲が出ないんだから。

 

そして、「世論の支持」というのはとどのつまり「視聴率がとれるかどうか」ということなんだろうから、やはり演歌歌手ははずされる。

 

最後の「番組の企画・演出」も、基本的に「歌を聴かせる」というスタンスがないので、演歌歌手は減らす方向にならざるをえないわけか。

 

まあなんだかんだ言ってみたところで、結局のところ「視聴率を稼げる人を選ぶ」というのが大方針なんだろう、というのは、選ばれた顔ぶれをみればスケスケに透けて見えます。

それはいつもどおりなんですけど、それが気持ち悪いんだなあ。だから民放並みのクオリティになっちゃうのに。

そういえば「ドラえもん」の映画のCMをみましたが、もともと子供向けの冒険映画だったはずの劇場版の「ドラえもん」は、いつのまにか「泣ける」をウリにした感動物語ばかりになっちゃったんですね。「子どもだけでなく、泣ける映画をもとめる大人にもアピールしてカネにしたい」というイヤラシイ姿勢が丸見えでとてもとても気持ち悪い。最新作は見てないからわかりませんが、大人が「泣ける」とかいう話を小さな子どもは見て楽しいのかな。話が理解できるのかな。

その「ドラえもん」映画と同じ種類の気持ち悪さが、最近の紅白にも充満している。視聴者に媚びまくり。公共放送が1年の締めくくりの日に放送する歌番組はどうあるべきか、という思想、哲学はまったくみえない。「民放じゃねえんだからこれこれこういうことはしない」というこだわりやプライドもみえない。面白いと思われたり話題になったりすればそれでいいのであって歌なんかどうでもいいんだよ、という姿勢しかみえない。

 

ともかく、そんななかにおいては、演歌系の出場者が減るのは必然というもので、もはやコアな演歌ファンが見る価値は一切ない番組になったというのは間違いないところ。

しかしそれにしても、島津亜矢と丘みどりが落選していたのには驚いた。NHKは正気なのかな。

演歌歌手は紅白なんぞ目指すな!

島津亜矢は今年の曲「眦」がイマイチな曲だったのは確かで、「今年の活躍」という意味では落選もわかる気はしますけど、「世論の支持」はめちゃめちゃあるでしょ。

丘みどりはもっと落選の意味がわからない。「五島恋椿」も「白山雪舞い」もどちらも素晴らしい曲だったし、テレビ出演もたくさんして知名度も人気もますます上がってきたでしょ。将来演歌界の第一人者となる可能性が最も高いといえる丘みどりを選ばない・・っていうのは、NHKの番組制作陣はよほど演歌が嫌いか、聴いてないか、聴く耳がないのかな、と。

 

演歌歌手はよく「紅白出場が目標」って言いますけど、いまの紅白ってそんな価値ありますかね。

紅白に出るっていうことは、それだけ売れて国民に認められた、ということになるわけだから、それが目標・・・になるんでしょうけど、昨今の紅白出場歌手の顔ぶれをみればわかるように、売れて国民に広く認められているわけではない人ばっかりが選ばれてますよね。

いずれにしろ、紅白はもはや、歌を聴かせる「歌番組」ではないので、そんなものを「目標」にするのはもうやめてもいいんじゃないか、と。

演歌歌手が「目標」にするような権威は紅白からはすでに失われている。

紅白を目指すより、「単独での年越しライヴを武道館でやる」とかを目指すほうがいいんじゃないか。そっちのほうが歌手としてはよほど価値があることじゃないでしょうか。忙しい大みそかにわざわざライヴに足を運んでくれるファンがたくさんいるということのほうが、クソみたいなNHKに認められることよりは歌手として目指すべきことなのでは。

 

今年の紅白はコロナのせいで無観客、内容もだいぶ縮小されるようですが、コロナ云々を抜きにしてもおそらく近い将来、誰も観なくなって終わりを迎えるのは確実。いわゆる「オワコン」なんだから、演歌歌手はそんなものを目指す必要はないでしょ。「紅白? 私は歌手ですよ。そんなバラエティ番組でけん玉だのイリュージョンだのをやらされながら歌うなんて冗談じゃありませんよ」くらいのことを言ってもいいんじゃないか。

 

NHKが丘みどりや島津亜矢を正当に評価してないことが気に入らなかったので文句ばかり書きました。

NHKには、公共放送のつとめとして視聴者に媚びない高品質な歌番組を提供することに回帰してほしいと願っています。

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