日本と韓国との関係が冷え込んでいますね。
冷え込んでいるというレベルは超えてるか。どこまで悪くなっていくか全然見当がつかないくらい。
まあ、日本政府が言っていることが本当だとするなら
(国民に対してウソやゴマカシを垂れ流す、という意味では日本政府も韓国政府もたいして変わりないので、そこには注意しなければならない)、
いま問題になっている輸出管理に関しては韓国がどう騒ごうとも粛々とやればいいと思います。
最近は韓国のイチャモンは矛先が日本だけでなく他国にも向き始めているようで、
なんでもサッカーの親善試合で欠場したクリスチアーノ・ロナウド選手を詐欺罪で告発したり、
損害賠償を請求する民事訴訟をサッカーファンが起こしたりしてるらしい。
トップが無能だと国民もバカになるんですね。
トップがアホという点は日本も同じなので、日本国民は韓国民のようにならないように気をつけなければならない。
まあ、話が通じない相手なのは間違いない・・のであれば、「相手にしない」という選択をするしかない。
そんなことよりも、問題は北朝鮮でしょう。
そっちは「相手にしない」では済まされない。
安倍内閣は拉致問題に命がけで取り組めよ。
2年前の自民党の公約、というかキャッチフレーズは「この国を、守り抜く」だったはずですが、その公約はいつになったら実現してくれんの?
「私自身が金委員長と向き合う」って言ってたのは、いつになったら実行すんの?
やるやる、やってますやってます・・と口ばっかりの政権を参院選で勝たせた国民の責任はあまりにも重い。
拉致問題が解決しないのはわれわれ国民のせいですね。
韓国歌謡の名曲を聴きなおしてみる
政治の問題は置いといて、歌の話を。
いわゆる「K-POP」のアイドル歌手などが日本でたくさん活動していますね。
アイドル系ではなく本格的な歌謡曲をやってる人も多い。
しかし、ここ最近の日本に進出する韓国歌手は誰もかれもやってることが似たり寄ったりで、
個人的には好きな曲も注目する歌手も少ない。キム・ヨンジャくらいか。
韓国のヘヴィ・メタル系の音楽も、
あまり聴いてないのですが知る限り「オっ!」と思うようなものには出会ったことがない。
しかし過去にさかのぼるとカッコいい曲はいっぱいあるし、
桂銀淑みたいな凄い歌手もいましたね。
とてもひとつの記事では紹介しきれないので
今回は韓国歌謡の超代表曲1曲と、私が好きな歌手の好きな曲1曲だけ。
私の世代だと韓国歌謡の代表曲はやっぱりこれか
韓国歌謡、といわれてまっさきに思いつくのは、
私の場合はこれですね。私と同世代くらいの方なら多くがこれじゃないでしょうか。
「釜山港へ帰れ」。
この曲は韓国でも日本でもあまりにもたくさんの人が
さまざまなアレンジで歌ってますが、
日本で最もヒットした渥美二郎のバージョンがやっぱり一番カッコいい。
敏いとうとハッピー&ブルーのバージョンや桂銀淑のバージョンなどは
軽快なテンポで重々しさを感じさせないアレンジがなされていてあまり好きじゃないんですけど、
渥美二郎のこれはあまりにもヘヴィで哀しい演歌に仕上がっていて、
アレンジした人の凄さとともに渥美の歌唱の重厚さにも圧倒されます。
渥美がこの曲をヒットさせたのは1983年。
家にあったカセットテープ(レーザーディスクだったかも。私の父はとにかく新しいものはなんでも欲しがっていたので。そのかわり子どもにはめったになにかを買ってくれることはなかった)の家庭用カラオケで
私の父や母が歌っていました。
なので、この渥美バージョンの
「デ~デ~~デデ~」という重々しいイントロを聴くと、
父と母のドヘタな歌を聴きながらヤンヤヤンヤいっていた家族のだんらんを思い出します。
まあとにかくカッコいい。曲も素晴らしいが渥美の歌唱がカッコよすぎ。演歌ファンは渥美二郎の全曲集を最低1枚は持っておくべきです。
テ・ジナはもう日本で活動してないのかな?
この曲は作曲者が浜圭介氏なので韓国歌謡ではないですが、
2009年にテ・ジナが日本で発表した
「すまない」は恐ろしくカッコよかった。
テ・ジナは韓国の歌手協会の会長をやった(今もやってる?)超ベテラン歌手。
韓国では「大御所」というレベルの人みたいです。
「すまない」は日本デビュー曲。
歌詞が(私には)難解でさっぱり理解できなかったのが難点だったけど、
これはもう名曲といって差し支えないカッコよさ。
湿り気を帯びつつもハスキーな、不思議な魅力をもつ声に惚れ惚れしちゃう。
カラオケ難易度は激高ですね。それもあまりヒットしなかった要因なのかな。
最近は日本での活動の話が聞こえてこないのが残念。
こういう味を出せる人って日本の歌謡界にはあんまりいないですよね。
ぜひともまだまだ頑張ってもらいたい。
ほかにも李成愛が日本でヒットさせた「カスマプゲ」とか、
李美子が歌った「軛(モンエ)」など、
しみじみと「いいなあ・・・」と思える曲が
韓国歌謡にはたくさんありますね。
音楽の感性に関して言えばアメリカなんかよりも韓国のほうが日本人に近いものがあるんですね。当たり前かもしれないけど。
いずれにしろ、日韓関係がはやく改善されることを望んでおります。
このままだと東京オリンピックのときには相当に気分の悪いことがたくさん起こりそうな予感がします。