ここのところすっかり更新が滞りまして、わざわざ見に来て下さる読者の方々にはお詫び申し上げます。
メタル系も演歌/歌謡曲系も毎日たくさん聴いてますが、なにしろブログ更新にかける時間がない。ほんとうは備忘録的に聴いたものの感想をどんどん書いておきたいのですが・・・。
そんな感じであっというまに年末になってしまったので、ここでひとつ、今年出た演歌/歌謡曲系の曲で「これは!」というものを振り返っておきましょう。これまでに書いたことと重複する部分もあると思いますが、何度聴いても素晴らしいっていう曲もありましたからね。
羽山みずきの進化が著しい!
まずはついこないだ出た、羽山みずきの新曲「お湯割りで」。
ここ最近の彼女の曲はものすごくいい曲ばっかり。聖川湧先生さすがだ。ここらへんでブレイクしてほしいなあ。今回の曲は小料理屋が舞台。いままでの曲にはないタイプですね。
ベンベンいうベースから入るイントロは印象的だし、サビはキャッチーだし、ふんわりした歌声にじつにマッチする素晴らしい曲。コンサートではサビで「みずき」コールが起こるらしいですね。売れているというのも納得、ていうか当然のデキ! CDのカップリングの「恋はリバーサイド」も90年代っぽくて良い! この曲が売れているということは、ここへきてその個性がようやく評価されてきているということかな。今後にも期待!
HANZO「スサノオ ~愛の神~ニューバージョン」。スピリチュアルななにかに心をつつまれるような名曲!
続いて、HANZOの「スサノオ ~愛の神~ ニューバージョン」。
Amazon.co.jp スサノオ 愛の神~ニューバージョン~
2012年に出た曲の新録。オリジナルのシングルは入手困難、アルバム「ベスト&カラオケ」には収録されていますがそちらもなかなか手に入らないのでこの新録は歌謡界にとって喜ばしいことじゃないでしょうか。新録は雅楽が挿入されたりといった新アレンジもステキではありますが、なによりもHANZOの歌唱の進化が凄い。より荘厳に、より宇宙的な広がりと無限の愛を感じさせる、感動的大曲になっています!
聴いていると、なにか人智の及ばぬ崇高なものの愛に抱かれるような不思議な感覚をおぼえる。今年聴いた曲のなかでいちばん感激させられたのはこの曲!
カラオケ大会ではこれ歌って優勝したりする人が多いらしいですが、まあよほどの上級者じゃないとこれを歌おうとは思わないでしょうからそれも当然、という歌唱難易度ですねえ。HANZOの曲はだいたいカラオケ難易度が高い。しかしそれだけにうまく歌えたときのカタルシスはハンパじゃないんでしょうね。
HANZOつながりで言えば、HANZO作曲の花咲ゆき美「みれんの花」もカッコよかった。こちらも胸にしみる哀愁曲。
来年もこれくらいの豊作をお願いしたい!
それから、水田竜子の「みちのくの花」とか、
多岐川舞子の「お別れメランコリー」もよかった。
あと、記事にもした葵かを里の「華厳の滝」。これはもう弦哲也節が炸裂しまくり。いかにも、っていう王道ドラマティック演歌!
それと、丘みどりの「夜香蘭」の「花道盤」に入ってた「千年の花」! 丘みどりの真骨頂はこういう曲にこそあらわれる!と断言したい曲ですなあ。
→丘みどり「夜香蘭(花道盤)」を聴いた!新曲は「待ってました!」のドラマティック演歌!
と、今年出た曲のなかから素晴らしかった曲をかたっぱしから挙げてみました! これらの曲を聴くかぎりでは、演歌/歌謡曲界もまだまだこれからが面白い!と言いたいところですが、時代の流れ的にもビッグヒットが生まれにくいという環境下ではなかなか楽観視はできませんね。我々ファンはカッコイイ曲のCDはどんどん買って盛り上げなくてはならないでしょう! 来年もこれくらいの豊作を期待したい!


