自民党の裏金・脱税問題。岸田は塩谷だの世耕だのを追い出すことによって「厳正に対処したぜ!」というポーズをみせて幕引きを図ろうとしていますね。
いやいやいや、国民はこれで騙されてはいけませんよ。まず真相がなにも明らかになってないし、所得を隠して脱税したぶんをちゃんと納税したのかどうかもウヤムヤ。処分だの離党だのはそのへんをちゃんとやってからだろ。こいつら自民党は不祥事が起きるといつもいつも役職をやめたり離党したりで責任をとったつもりでごまかそうとする。
民間人や民間企業が所得を隠して脱税しそれが発覚したとき、「責任者は責任とって役職を辞しました」「会社を辞めました」で話が終わるなどということはありえない。検察はなにしてんの?なぜ自民党議員を片っ端から逮捕しない。一般民間人は物証もないのに(場合によっては証拠を捏造してまで)すぐとっつかまえて死刑を求刑したりするくせに、こんなに明白に犯罪を犯している奴らを逮捕することすらしないのか。どんだけゴミなんだ。
世耕は結局「離党」ということになったようですが、こんなもんどうせ次の衆議院選挙で(そんなことはあってはならないが)当選したら「禊が済んだ」などとぬかして復党するに決まっている。先日知りましたが奴は近畿大学の理事長なんかやってるんですってね。爺ちゃんが創設者なのか。自民党の奴らはなにからなにまで世襲ばっかりなんだな。世襲で理事長なんぞになっただけのくせにエラそうに入学式で講釈垂れてるところがニュースになっていましたが、学生や学生の親には脱税犯が理事長だとは知らずにガクゼンとした人もいたんじゃないか。みんな知ってて入るのかな?よく恥ずかしくもなく学生の前でしゃべれるなあとその恥知らず加減に感心させられる。恥知らずで無神経だからじぶんの無能さ罪深さに気づかないで平気で議員を続けられるんでしょう。ある意味うらやましい人間。
それにしても不思議のなのは、自分の派閥でも不記載をやってた茂木がなぜか「処分される側」ではなく「処分する側」に回っていること。マスコミはなんで「お前もやってただろ・・・」と突っ込まないの? 結局岸田も不記載をやってたのがバレて総裁ですら「処分する側」にいる資格がない始末。どうしょうもないな。世界の民主国家すべてをさがしてもこれほど最低最悪の政党はみつからないでしょう。
岸田にしろ茂木にしろ自民党の議員なんぞは全員詐欺師であり、詐欺師が詐欺師を「処分」したところで犯罪集団自民党がクリーンに生まれ変わるわけもない。広域暴力団や特殊詐欺集団の幹部の顔ぶれが変わったからといってそれがどうしたという話にしかならないでしょ。
こいつらにほんとうの意味で責任をとらせるには、我々が選挙で全員落選させることしかありえない。いまだに自民党を支持するなんていう国民が3割もいるそうで唖然としてしまうけれど、自分たちは重税で苦しまされているのにそのいっぽうで脱税して私腹を肥やし権力基盤の強化をすることしか考えない奴らを支持するってのはいったいなんなんだろう。これぞまさに「奴隷根性」ってやつじゃないのか。搾取されているのを知りつつ搾取する側の奴らを応援している。どうかしてるとしか言いようがない。政権を選択するという自由がない中国や北朝鮮の国民ならそれも仕方がないところもあるけど、日本は選挙で投票する自由があるのですよ。その貴重な選挙権をなぜじぶんたちの暮らしをよくするために使おうとしないのか。岸田内閣の支持率が16%? 高すぎる。2%くらいになれば「日本国民も捨てたもんじゃない」と少しは希望がもてるというものだけど。
で、今回の「新・BS日本のうた」は、愛知県幸田町での公開収録。
出演は、
大川栄策、川中美幸、北原ミレイ、秋元順子、秋岡秀治、葵かを里、椎名佐千子、松尾雄史、中西りえ、青山新、LAST FIRST。
全員が新曲を披露。これは毎回そうしてほしい
今回の曲目は以下のようになっていました。
「祝い節」・・・・大川栄策
「二輪草」・・・・川中美幸
「どうどうどっこの唄」・・中西りえ
「花と蝶」・・・・・青山新
「吹けば飛ぶよな」・・松尾雄史
「せんせい」・・・・椎名佐千子
「ダイナ」・・・・・秋元順子
「一度だけなら」・・秋岡秀治
「ざんげの値打ちもない」・・北原ミレイ
「女がつらい」・・・青山新
「コトノハ」・・・・LAST FIRST
「人生日和」・・・・川中美幸
「丘は花ざかり」・・川中&北原&秋元&椎名&葵&中西&松尾&青山&LAST FIRST
「港が見える丘」・・川中美幸&秋元順子
「桜は桜」・・・・・北原ミレイ&LAST FIRST
「チェリー・ブラッサム」・・椎名&葵&中西
「夢想花」・・・・・松尾雄史&青山新
「情熱の花」・・・・・北原&秋元&LAST FIRST
「津軽挽歌」・・・・・中西りえ
「その日のために」・・北原ミレイ
「いごっそ海流」・・・椎名佐千子
「ルージュの蝶々」・・・秋元順子
「三味線ブギウギ」・・・川中美幸&大川栄策
「うちの女房にゃ髭がある」・・大川&川中&秋元&北原
「ドリフのズンドコ節」・・大川&秋岡&青山
「LOVEマシーン」・・・・全員
「赤羽ノスタルジー」・・松尾雄史
「城端 曳山祭」・・・・葵かを里
「男の未練」・・・・・秋岡秀治
「命かさねて」・・・・大川栄策
大川栄策や川中美幸という巨匠が出るというので楽しみにしていました。そのふたりはまさに別格で私ごときがなんだかんだ言うことはありませんが、今回は「全員が新曲を披露する」という構成で良かったですね。ていうか毎回それでやってほしい気がする。過去の名曲を堪能できるのももちろんいいけれど、やはりそればかりでは新鮮味に欠ける。
以前のように地元の学生なんかを呼んで共演したりすれば毎回毎回新鮮味がキープできると思うんですけどねえ、どうもNHKにはそれを復活させる気がないらしい。面倒くさいのかな。そんなにカネがかかるもんでもあるまいし。
LAST FIRSTは動いてるところを初めて見ました。YOU TUBEなんかで調べてみると「ああ、あの曲はこの人たちだったのか」みたいなのがけっこうあって、じつはいろいろ活躍してたのね。
年齢がけっこういってそうなのもあって、タイプとしては純烈と同じと言えるのかな。しかし歌唱に関して言えば純烈よりも「コーラスグループ」らしい重厚感があるし、ちゃんと練習してるのが感じられる。これで純烈のほうがメジャーなんだから売れるか売れないかってのは歌がいいとか悪いとかだけでは決まらないものなんだなあ。
しかし、歌唱は純烈よりも圧倒的に格上だとしても、新曲だという「コトノハ」は個人的にはあまりに退屈な曲でガッカリ。上手いんだからもっとコーラスグループらしい重厚な曲をやればいいのに。
愛知県での開催ならこの人を呼ばなきゃ、という葵かを里が出演。新曲「城端 曳山祭」を歌ってくれましたが、以前の出演時と同じくイントロが省略されてて、どうしてカッコいいところをわざわざ切るのか、誰がそういうのを担当するのか知らないけど、そのセンスのなさはほんと残念。
椎名佐千子の「いごっそ海流」は彼女はこうあるべきというコッテコテのド演歌で良かったし、秋岡秀治の「男の未練」もカッコよかったし、充実した内容で満足。
といったところで今回はこれくらいで。また来週。