大みそか恒例のNHK紅白歌合戦の出場者が発表されました。
私もかなりの確率で見ない、もしくは録画しておいて
みるべきところだけチェックする・・・というかたちになると思うので、
どうでもいいといえばどうでもいいのですが・・・
思うところを書いておきます。
丘みどりの初出場だけが注目すべきトピック
以下が発表された出場者。
紅組
AI(3)
E-girls(5)
石川さゆり(40)
市川由紀乃(2)
AKB48(10)
丘みどり(初)
倉木麻衣(4)
欅坂46(2)
坂本冬美(29)
椎名林檎(5)
SHISHAMO(初)
島津亜矢(4)
Superfly(2)
高橋真梨子(5)
天童よしみ(22)
TWICE(初)
西野カナ(8)
乃木坂46(3)
Perfume(10)
松たか子(3)
松田聖子(21)
水森かおり(15)
Little Glee Monster(初)
白組
嵐(9)
五木ひろし(47)
X JAPAN(8)
エレファントカシマシ(初)
関ジャニ∞(6)
郷ひろみ(30)
三代目 J Soul Brothers(6)
SEKAI NO OWARI(4)
Sexy Zone(5)
竹原ピストル(初)
トータス松本(初)
TOKIO(24)
氷川きよし(18)
平井堅(8)
福田こうへい(4)
福山雅治(10)
Hey! Say! JUMP(初)
星野源(3)
三浦大知(初)
三山ひろし(3)
山内惠介(3)ゆず(8)WANIMA(初)
引用元→NHK NEWS WEB 紅白歌合戦の出場歌手 発表
・・・みどころがあんまりないなあ~、というのが率直なところ。
しかし唯一、
丘みどりの初出場だけには注目したい。
最新曲「佐渡の夕笛」はすでに出荷が8万枚を超えたとのことで、
演歌系としては大ヒットといえる売上になっています。
これだけカッコいい曲を、上手い(しかも超美人)歌手が歌っているんだから
売れなきゃあ世の中のほうが間違っているわけで、
当然といえば当然ですね。
NHKがよほどの愚か者の集団でなければ
この曲を歌わせるでしょうが、
まさかカバーをやらせる気では・・・昨年、島津亜矢や福田こうへいが
自分の曲をやらなかった(やらせてもらえなかった?)のが
記憶にあたらしいだけに気になります。
amazon.co.jp 佐渡の夕笛/雨の木屋町~4曲入り感謝盤~
オフィシャルブログでも紅白出場決定について語られてました
これを機に知名度をさらにアップさせ、
演歌・歌謡界を牽引する存在へとブレイクしてほしい。
名前をみても「今年はあの曲か・・」と思い浮かぶものがない人ばっかり
名前の一覧をみても、
今年印象に残った曲とか、
あの曲がヒットしたから出場するんだな、
とかいうことがパッと思い浮かぶ人はあまりいないな・という感じ。
日本のポピュラー音楽の世界が
どんどんつまらない曲だらけになっていることを痛感します。
やはり、「CDが売れない」というのは
ネットの普及などの要因よりも、大ヒットするほどすばらしい作品が
出ないからだな、とわかります。
そして、紅白歌合戦はもはや音楽を中心にしたただのバラエティ番組であって、
家族団らんの席で老若男女が1年間を振り返りながら
さまざまな感慨にふけり、語り合いながら見るような
レベルの歌番組ではない、ということも一目瞭然。
しずかな気持ちでゆく年をおくりたい・・
という大人もみるはずの番組なのに、
ガシャガシャと落ち着きのない、
民放のバラエティ番組のような世界が展開されるのが目に浮かぶようです。
曲そのもののデキを軽視、というか無視して構成するのなら、
今後はYOU TUBERとかがどんどん出ることになりそうですね。
その年に話題になっていて視聴率が稼げるものを起用しようということなら
ネットで流行ったものが多くなっていきそうです。
そしてどんどん軽薄な内容になり、誰も見なくなる。
丘みどりほどの素晴らしい歌手が
出場を喜んだりするほどのものではない、
という気しかしません。
紅白なんぞはただの通過点と考え、
さらなる高みを目指してほしいです。
そしてNHKは、
紅白をもういちどほんものの歌番組にするか、
完全バラエティ化を目指すか、
いっそのこと紅白自体をやめるか、
どれかにしてほしい。
とにかく中途半端。
まるで税金のように受信料をとっているくせに、
1年の総決算というべき番組が
民放なみの軽薄な内容なのは許されない。
いちおう見て、正月にでもレビュー記事を書こうと思います。