先週はラジオ日本の「歌の感謝祭2018」観覧のために
横浜に宿泊、そこでテレビをみながら「うたコン」の記事をつくりました。
翌日に行われた「歌の感謝祭2018」では、
神作曲家・弦哲也先生のパフォーマンスをはじめて生で体験し、
その凄味に圧倒され昇天・・・したのですが、
それについては11月9日のラジオでの放送(18:00~20:00の予定)に合わせて記事にしようと思います。
で、今回のNHK「うたコン」は、
「元気が出る!まんぷくディナーショー」。
出演は、麻倉未稀,安藤サクラ,石丸幹二,内田有紀,大月みやこ,柏木由紀,川中美幸,桐谷健太,島谷ひとみ,Superfly,竹島宏,細川たかし,松下奈緒,杜このみ。
実力者揃いでハイクオリティでした
今回の曲目は以下の通りでした。
「田園」・・・・・・・石丸幹二
「海の声」・・・・・・桐谷健太
「新・応援歌、いきます」・・・細川たかし&杜このみ
「元気を出して」・・・島谷ひとみ
「二輪草」・・・・・・川中美幸&竹島宏
「TOMORROW」・・・柏木由紀
「ヒーロー(HOLDING OUT FOR A HERO)」・・麻倉未稀
「お家をつくろう」・・桐谷健太
「Gifts」・・・・・・・Superfly
「海鳴りの駅」・・・・大月みやこ
NHKの現在放映中の朝ドラ「まんぷく」のキャストをゲストに迎えていました。
私は「まんぷく」は見てないのでそっちに関してはなにも言うことはなし。
今回は凄いシンガーがたくさん揃ってぜいたくな内容でした。
麻倉未稀がまったく衰えてなくてビックリ
麻倉未稀が、1984年のテレビドラマ「スクール☆ウォーズ」の主題歌としてヒットした
「ヒーロー(HOLDING OUT FOR A HERO)」を歌唱。
いやあ、もちろん当時のセクシーっぷりは後退しているけれども、
歌唱の迫力はまったく衰えてませんでしたね。
梅花女子大学チアリーディング部のパフォーマンスも凄かったし、
こういう凄いのがたまにみられるから「うたコン」は毎回見なくてはならない。
ちなみに「スクール☆ウォーズ」が放映されたころ、私は中学3年。
このドラマに触発されて高校でラグビーを始めた友達もいたりして、
私の世代には絶大な影響力があったドラマでした。
私ももちろんテレビにかじりついてみていました。
余談ですが、個人的には麻倉未稀といえば
堀ちえみ主演のドラマ「スチュワーデス物語」(1983年)
の主題歌「ホワット・ア・フィーリング」ですかね。
そちらは映画「フラッシュ・ダンス」の主題歌のカバーですが、
私にとっては「スチュワーデス物語の歌」という認識です。
このドラマは歌もよかったけれど、悪役を演じた片平なぎさの演技がギラリと光っていました。
↑手袋を歯でとって義手をみせるシーンがあまりにもキョーレツ。
このシーンはけっこう頻繁にあって、私は片平なぎさが出てくると
コレを期待してドキドキしていたものです。
アニメでもドラマでも、名作は悪役が魅力的なのが常ですね。
いまは認知症になってしゃべることもできない私の母が、
台所でふざけてコレのマネをしていたのをいまでも覚えています。
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やはり「うたコン」に歌えない人は必要ない
Superflyの「Gifts」ははじめて聴きました。
歌うのはかなり難易度が高そうな曲ですね。
しかしこれは素晴らしい曲、素晴らしい歌唱。
いい曲を上手い人が歌ってるんだから凄いことになるのは当然ということか・・・
と納得するしかない。
大月みやこは、前のシングル「母なる海よ」がゆったりとしたメジャー曲で、
「いい曲だけど・・・ファンが欲しているのはこれじゃないのでは・・・」と思ったのですが、
今回はいつものダークなド演歌に戻ってくれてひと安心。
大月みやこの場合は、年齢をかさねて衰えるというよりは
年齢をかさねてさらに深みを増す、という趣ですね。凄い。
Superflyにしろ大月みやこにしろ、
歌い手の実力が曲のもつカッコよさをさらに増幅している感じ。さすがです。
このクオリティの内容、メンバーが毎週見られるんであれば、
受信料など安いもんだ、という話になるわけで、
ほとんど毎回ねじ込まれてくる歌えないアイドル系は、やっぱりいらないなあ~と。
歌えなくても、エンタテインメントとして見どころがあればかまわないけれど、
それもない人たちが多すぎる。
といったところで今回はこのへんで。
次回以降もこの調子でお願いしたい!