6月23日にNHK BSで放送された「新・BS日本のうた」。5月23日に東京渋谷のNHKホールで公開収録された分でした。
で、ここで書いてなかったんですけど実は私この回の観覧の抽選に当たって観に行ったんです。これでこの番組を観に行ったのは2回目。
NHKホールへ行くのは昨年末の「演歌フェス」以来。NHKホール開催の番組はなぜかよく当たる印象。たまたまかな。地方のほうが会場も小さいから競争率が高かったりするのかな。
それにしても、ほんとうは渋谷のNHKホールにはあんまり行きたくないんですよねえ。電車で行ってもクルマで行っても混んでいるし、なによりも駅からNHKホールまでの人混みに耐えなきゃならないのが嫌。都会住まいが多かった若い時はなんとも思わなかったけれど、田舎住まいを長くやってトシ食ってから渋谷なんかを歩くと死ぬほど疲れる。ていうかあの人混みをスマホ見ながら歩いてる奴はなんとかならないのかな。お前らがよけて歩けという利己的な神経構造が垣間見えて殴りたくなる。残念ながらそういうバカはいなくならないんだから、スマホメーカーはAIを駆使して歩行中は操作できないという機能をつけるべきじゃないか。調べたら通信事業者がそういう機能を提供していたりそういうアプリなんかもあるらしいが、現実は歩きスマホ人間はどんどん増えているんだから、ここはメーカーが本気でやってほしい。
まあそんなことしても儲けにつながらないだろうからやらないだろうけど、そういうところにカネを使わないようでは、客の安全など無視で車検とかで不正したりするトヨタの販売店とかと同じじゃないですかね。
そういえばそのトヨタの会長、「不正の撲滅?無理だと思いますよ!」とかまるで他人事のようにぬかしていましたねえ。お前は子会社が不正したとき「絶対にやってはならないこと」「会社を作り直す覚悟でやらなければならない」とか言ってなかったか。それで自分の会社のときは「いやあムリですよ」だもんなあ。権力者ってのはどうして例外なくこうなってしまうんだろう。失敗は他人のせい、成功は自分のおかげ。潔く責任とるっていう姿勢がまったくないもんなあ。それにあの影の薄い社長はなにしてんだろうね。まあ「会長の路線を継承する」とか最初から言ってるようなイエスマンだから期待するのはムダなのか。会長あんたは引っ込んでいろ、あんたのせいでこうなったんだから、俺に任せて潔く引退しろ、くらいの奴はトヨタにはいないのか。そういう人間がいても引きあげられず出世できない体質の会社なんだろうなあ。
いつのまにかいつものような文句ばかりになって反省。で、今回の「新・BS日本のうた」、出演は、
天童よしみ、長山洋子、島津亜矢、一之森大湖、坂本冬美、黒川英二、蒼彦太、谷島明世、荒井麻珠、二見颯一。
聴きどころが多くて充実してました!
今回の曲目は以下のようになっていました。
「浪花恋しぐれ」・・・坂本冬美&島津亜矢
「アカシアの雨がやむとき」・・長山洋子
「古城」・・・・・・・二見颯一
「美しい十代」・・・・蒼彦太
「雨の御堂筋」・・・・島津亜矢
「いっぽんどっこの唄」・・谷島明世
「すみれ色の涙」・・・荒井麻珠
「有楽町で逢いましょう」・・黒川英二
「竹」・・・・・・・・蒼彦太&二見颯一
「別れの一本杉」・・・天童よしみ
「Listen」・・・・・・・荒井麻珠
「一乃森大湖です」・・一之森大湖
「祝い酒」・・・・・・坂本&島津
「捨てられて」・・・・長山&天童
「愛染かつらをもう一度」・・島津&長山
「道頓堀人情」・・・・天童&坂本
「ス・ト・リ・ッ・パー」・・・一之森大湖
「タマシイレボリューション」・・天童&坂本&長山&島津&一之森
「津軽海峡・冬景色」・・長山&坂本
「みだれ髪」・・・・・島津&天童
「舟唄」・・・・・・天童&坂本&長山&島津
「ブライト・チアフル・ワールド」・・谷島明世
「罪の恋」・・・・・二見颯一
「おてんとさま」・・島津亜矢
「白神山地」・・・・長山洋子
「ほろ酔い満月」・・坂本冬美
「昭和かたぎ」・・・天童よしみ
「時代」・・・・・・天童&坂本&長山&島津
「ういっしゅ!」のDAIGOが一之森大湖と名乗って歌謡曲を出してるなんてのは知りませんでした。「大湖」って本名なのね。カットされていたけどあのキラキラ衣装は客席から見るとテレビで見る5倍くらいはキラキラ光ってて登場時にはみんなどよめいてましたね。曲は本人の作詞作曲なのか。とくにカッコよくもなければぶっ飛んだ面白さがあるわけでもなくてイマイチな曲と感じました。なんかハンパ。ネタならばもっと徹底してふざけた感じの曲にすればよかったのでは。歌はともかく民放でやってる料理番組は面白くて役に立つから好き。頑張ってほしい。
谷島明世の「Bright Cheerful World」ははじめて聴きました。民謡の素養を活かしてド演歌をやるイメージだったからこの曲はビックリ。でもキャッチーだし歌唱もカワイイからいいんじゃないですかね。たまにならこういう曲もアリでしょう! ていうか今回の番組ではこの曲がいちばん耳にこびりついた。でもフェードアウトで終わるのはなんとかならなかったか。アルバムのバージョンもフェードアウトで終わるのかな?
「明世のゴールデンヒットパレード」アルバムに入っているのか。私は聴いてないのですが昭和の名曲カバーと民謡のポップスアレンジを収録したアルバムのようです。この曲も妙に昭和っぽいところがあるのはアルバムの色に合わせているってことなのかな。ジャケ写真も昭和っぽくなっている。民謡のポップスアレンジってのがどうなってるのか気になるので買ってみようかな。
それと二見颯一への声援が凄かった。テレビ放送ではその熱気が伝わってこなかったかな。「罪の恋」も何度も聴いてるとなかなかクセになる味のある曲でいいですね。
MVは89万回再生か! みると新しい曲になるにつれ再生回数が上がっていて、ジワジワと評価が上がってきているというのが見てとれます。このへんで大ヒット曲が出れば!
それから長山洋子の「白神山地」。立ち弾き三味線ってのは嬉しい。でも「じょんから女節」のようなドラマティック路線ではなく、明るく前向きな雰囲気の曲ですね。これは新鮮。澤田勝秋先生がお元気でなにより。涼やかな表情でクールな三味線を聴かせるところがあいかわらずカッコいい。
といったところで今回はなかなか聴きどころが多くて良かった!個人的には最後の「時代」は蛇足だったという気がするけど。
次回は林部智史が出るのか。この番組はだいぶ久しぶりだっけ?楽しみにしましょう!