どこのどいつが提出したのか知らないけれども、特別職の国家公務員の給与法改正案が成立し、岸田をはじめ閣僚の奴らの給料も上がることに・・・なったと思ったら、国民の猛批判を受けて岸田や政務三役(大臣・副大臣・政務官)は「増額分を返納」すると言い出しているらしいですね。
いやいやいや、なにやってんの。岸田は「先送りできない課題に専念するから解散どころじゃない」とかぬかしてなかったか? 公務員の給料上げるだのなんだのっていうのは「先送りできない課題」なのかね。そんなことしてる暇があるなら北朝鮮に行って金正恩に「拉致被害者返せ」と言ってくるべきじゃないのか。そっちのほうがよほど「先送りできない課題」だろ。
「賃上げの機運を高めるためにまず先に公務員の給料を上げるんだろ」と言って、岸田たちを批判する声に反論する向きもあるようです。でもおかしくない?松野も「賃上げの流れを止めないためにも、民間に準拠した改定を続けていくことが適切」とぬかしていましたが、民間の賃金は上がってないじゃないか。上がってるのは円安で儲けている大企業だけじゃないのか。民間の賃金が上がっているのをみて「じゃあ公務員も上げるか・・」っていうのならともかく、なんで超絶借金国家の公務員の給料を先に上げる必要があるのか。
かりに公務員の給料を上げるのが賃上げの流れを加速させるのに役立つとしても、岸田なんかは「我々政治家の給料?そんなものは最後」と言うべきじゃないのか。給料以外にも勝手に使えるカネや特権をうなるほど与えられている立場のくせに、なぜそれくらいのことが言えないのか。それをはじめから言ってれば国民も「さすがだ」となって支持率も上がっただろうに。「給料上げま~す。え?ダメ?支持率下がっちゃう?じゃあ返しま~す」とかゴミみたいなことやってるから国民に「ダメだこりゃあ」と思われる。支持率が上がろうが下がろうが信念をもってやりぬく、っていうところがみえないんだなあ。そもそも信念もやりたいことも理想もなにもないんだから仕方がないのか。ただただ「権力の座にあり続ける」ことだけが目標の人間だから、「シジリツシジリツ」しか頭になくなって右往左往しているという印象です。そんな奴をアタマにいただく無能詐欺政党に政権を渡しているのは我々国民。いつになったらその間違いに気づくのですか?
で、今回の「新・BS日本のうた」は、千葉県市原市での公開収録。
出演は、
瀬川瑛子、細川たかし、長山洋子、田川寿美、大沢桃子、村木弾、池田輝郎、三丘翔太、花園直道、荒井麻珠。
いつもと違ったアレンジの名曲が聴けてよかった
今回の曲目は以下のようになっていました。
「居酒屋」・・・・細川たかし&長山洋子
「ひばりの花売娘」・・田川寿美
「丘を越えて」・・・三丘翔太
「池袋の夜」・・・・瀬川瑛子
「檄!帝国華撃団」・・花園直道
「片想い」・・・・荒井麻珠
「宗右衛門町ブルース」・・村木弾
「白い蝶のサンバ」・・大沢桃子
「国境の町」・・・池田輝郎
「寒椿」・・・・・田川寿美
「笑いじわ」・・・瀬川瑛子
「釧路発5時35分根室行き」・・三丘翔太
「キトアイラク」・・花園直道
「心のこり」・・・細川たかし
「捨てられて」・・長山洋子
「北緯五十度」・・細川たかし
「蜩~ひぐらし~」・・長山洋子
「矢切の渡し」・・・細川&長山
「じょんから女節」・・長山洋子
「望郷じょんから」・・細川たかし
「北酒場」・・・・・全員
「霧の摩周湖」・・・細川たかし
「M」・・・・・・・長山洋子
「美味しいお酒 飲めりゃいい」・・長山洋子
「残雪・津軽」・・・細川たかし
「名残り花」・・・・池田輝郎
「ねがい桜」・・・・大沢桃子
今回のハイライトはおそらく、長山洋子の「じょんから女節」と細川たかしの「望郷じょんから」にシャ乱Qのギタリストはたけが参加していつもと違ったアレンジで聴かせた部分だったでしょう。
私もこの2曲は好きで、「ロック風にアレンジしたらカッコいいだろうなあ」とか思ったことがあります。
しかしじっさいに聴いてみると、この2曲とエレクトリック・ギターにはあんまり親和性はないんだなあ、と感じたっていうのが正直なところ。いや、はたけのギターに文句があるわけじゃないんだけど、やっぱ三味線のためにある曲のような気がする。ひずんだギターのソロを挿入しても、どうしても「とってつけた」ように感じてしまう。三味線ぬきで完全にロックバンドだけの演奏で、そのためのアレンジを施したらもっと違ったかも。
といったところで短いですがこのへんで。来週は大川栄策が登場か!期待しましょう。