東京五輪の運営業務をめぐる談合事件で、大会運営の中核を担った電通グループの社長が東京地検特捜部の事情聴取に対し、談合への関与について法人としての責任を認めたそうですよ。
→NHK NEWS WEB 五輪談合事件 電通グループ社長責任認める 6社を刑事告発へ
これとんでもない事件のはずなんですけどね。しかしNHKも含めテレビのワイドショーなんかでの扱いは小さい。新聞も同様。マスコミも電通とベッタリだからこうなるんだろうなあ。
しかも大会組織委員会による発注が始まる2年前の2016年、電通の社内会議で共有されたとされる「入札を有名無実化して電通の利益の最大化をはかる」などと記した資料もみつかっているらしい。
この悪質さは半端じゃない。もはや反社会的勢力と言えるのでは。コロナの持続化給付金でも中抜きしまくって、五輪にかかわる公金も不当に掠め取っていたわけだ。もはや広域暴力団だのルフィだのがかわいく思えてくる悪どさ。
そしてそんな企業に広報戦略を担当させ長年ズブズブに付き合っているのが我が国最大の詐欺集団、自民党。その自民党の親玉だった森喜朗や所属している議員の橋本聖子が会長をやったのが東京五輪組織委員会。運営したのがこいつらだったんだから、問題だらけ、醜聞だらけの五輪になったのは必然だった。例の開会式を見て感じた、なんとも表現しがたい吐き気をもよおすような腐臭は、演出がショボかったからとかそういうことではなく、国民を騙してどこまでも自分たちの利益をむさぼりつくそうとするハイエナどもがふりまいたものだったんだなあ。ハイエナって臭いらしいですからねえ。
ハイエナよりも汚らしい利権の亡者どもが好き放題できるような絶望国家だからみんな結婚もしないし子どもも持とうとしないんだよなあ。少子化対策とか言うならまずは詐欺集団自民党と、自民党と癒着して甘い汁を吸う企業を徹底的に解体しなければならない。企業のほうはなかなか難しいとしても、自民党をぶっ潰すのは我々選挙民が本気になればカンタンなんですよ。野党に転落したときの麻生のあのショボーンとした情けないカオを思い出せばいい。
ところで五輪の問題、汚職・談合がこれだけ明らかになっても、組織委の会長だった森だの橋本だの、とっかえひっかえ五輪担当大臣をやった奴らだのは「収賄?談合?まったく知りませんでした!」で済ますつもりですかね。知らなかったはずはないけど、知らなかったならなおさら問題でしょ。どんだけボケっとしてたんだっていう話になるんだから。検察はこのへんにまで手をつけろよ。それができないなら検察も税金ドロボー。
で、今週の「新・BS日本のうた」は、「選」(過去回の再放送)でした。平成31年4月21日に放送されたもの。山梨県韮崎市での開催でした。よくよく見てみたらこのときはこのブログでまだこの番組の記事を書いていなかった。なので記事にしてみます。
出演は、
水雲-MIZMO-、冠二郎、鳥羽一郎、山内惠介、竹島宏、パク・ジュニョン、椎名佐千子、走裕介、杜このみ、辰巳ゆうと、山梨県立韮崎高等学校吹奏楽部・合唱部、five dance studio。
活気あふれる内容の素晴らしさに、いつまで経ってもコロナコロナ言ってるバカバカしさを痛感
この回の曲目は以下のようになっていました。
「ギャランドゥ」・・・・山内惠介・竹島宏・パク・ジュニョン
「さらば友よ」・・・・・山内惠介
「お久しぶりね」・・・・水雲-MIZMO-
「東京の灯よいつまでも」・・竹島宏
「青い山脈」・・・・・・辰巳ゆうと
「王将一代 小春しぐれ」・・椎名佐千子
「宗右衛門町ブルース」・・走裕介
「裏町人生」・・・・・・冠二郎
「帰ろかな」・・・・・・鳥羽一郎
「花は苦労の風に咲く」・・杜このみ
「男の純情」・・・・・・辰巳ゆうと
「漁火街道」・・・・・・椎名佐千子
「十国峠」・・・・・・・鳥羽一郎
「さみだれ」・・・・・・冠二郎
「空に太陽がある限り」・・山内&竹島&パク
「時の過ぎゆくままに」・・山内惠介
「なみだの操」・・・・・・竹島宏
「ミオ・ミオ・ミオ」・・パク・ジュニョン
「男の子女の子」・・・・水雲-MIZMO-&山内&竹島&パク
「GOLDFINGER’99」・・山内&竹島&パク&水雲-MIZMO-
「男の港」・・・・・・・鳥羽一郎
「大勝負」・・・・・・・山内&竹島&パク
「涙の酒」・・・・・・・山内惠介
「逢いたかったぜ」・・・パク・ジュニョン
「勘太郎月夜唄」・・・・竹島宏
「白鷺三味線」・・・・・山内&竹島&パク
「かえりの港」・・・・・鳥羽一郎
「ブリキの玩具」・・・・パク・ジュニョン
「噂のふたり」・・・・・竹島宏
「唇スカーレット」・・・山内惠介
「若いってすばらしい」・・全員
約4年前の番組。残念ながら解散してしまった女性3人組、水雲-MIZMO-が出てました。先週も書きましたがこのブアツいハーモニーの魅力は現在の演歌界においてはほとんど唯一無二のものでしたねえ。私も最近になって「惜しい!」と思うようになって、最初から聴きこまなかったことを後悔してます。
それにしてもコロナ前、お客さんも大声援。地元の高校生やダンスグループも出て、観客席も満杯。すばらしく盛り上がってましたね。これが健全、本来の姿。
もういいかげんにNHKは早くこの状態に戻しなさいよ。この番組自体から伝わる活力、お客さんの楽しそうな笑い声。コロナに罹らないことを最優先にするあまりに今の日本人は人間として大事なものをたくさん失ってるということがよくわかる。これに出演していた高校生たちももうみんな成人しているでしょうが、なかなか得難い貴重な体験をして思い出に残ったことでしょう。いまだにコロナコロナ、マスクマスク言ってる奴らが子どもたちのそういう貴重な体験、貴重な時間を全部奪っている。罹っても死にもしないコロナを防ぐため、というだけのために、子どもたちの成長の機会や大切な青春の思い出をつぶしているのが、いまだに「コロナは終わってない!」と言い張る利権の亡者の自民党や医者や「専門家」たちと、そいつらに騙されてマスクマスク言ってるオトナたち。
コロナが罹ったらもしかしたら死ぬかもっていうくらいの怖いものだった数年前なら仕方がなかった(今もコロナで死者が出てる!とか言うけどそれはほとんどが「死んだときにコロナウィルスを持ってた人」というだけ)でしょうが、今はもう違いますよね。人間らしい暮らしを放棄してまで風邪をひかないことを目指すってのはどう考えても本末転倒。なんのために感染対策するのか。健康を守るためでしょ?過剰なコロナ対策で精神的な健康を害したら意味ない。
政府は3月からマスクは個人の判断(最初からそのはずだろうが)とか、5月からコロナは5類感染症とか、信じがたいほどのんきなこと言ってますけど、社会の活力を取り戻すためには一刻も早くそのへんを進めていくべきでしょう。何百億もかけてやったことは役にも立たない布マスク配っただけとかの首相とか、そんな奴らを政権においておいた我々選挙民の自業自得とはいえ、非常時に頼りにならない奴らが政権の座にいるってのはほんとうに危険なことです。
はやく声援や笑い声がとびかう番組に戻してほしいものです。まあ杜このみが出たときのオッサンたちの「このみチャ~ン!」っていう声援というより怒号はウルサかったからああいうのは勘弁してほしいですけどね(それちょうど当時の記事に書きましたね→NHK「ごごウタ」の観覧に行ってきました!)。