大型連休ですね。
私の住む地域の主産業のひとつは観光。地元紙によれば今年は宿泊施設の予約がコロナ以前の80%ほどまで戻ってきているとのことで、地元が潤ってくれれば私としても嬉しい・・・
のですが、嬉しくないのは道路の渋滞。
渋滞はまあ仕方がないんですけど(道路の渋滞が毎年問題になるんだから、観光業者は公共交通を使って来たお客さんになにかインセンティヴを付与するとかもっと頭使えよと思いますけどね)、土地勘のない人が迷いながらふらふら運転したり、無謀な運転をする人も増えたりしますから、運転するのが怖い時期です。連休中には交通事故を処理してるシーンを目撃することが多くなります。
そこらにゴミがポイ捨てされてるのを見つけることも急に増えるんですよねえ。いわゆる観光公害というやつですね。観光で生計を立てている人も多い地域だからそれくらいは我慢するべきかもしれないけど、日本人の民度が高いなんてのは大ウソだということがよくわかる。外国人の民度が低すぎるというだけなのか。コロナで外国人がほとんど来ない状況でもそうですからね、コロナが終わって外国人がいっぱい来るようになったらと思うとほんとに嫌。スーパーやドラッグストアなんかで大声でわめく隣の大陸の人たちなんかもまた見るようになるかもしれないと思うと、コロナ終わってくれなくても別にいいかも、なんて気にもなっちゃう。それでは地域経済が復活できないからそんなこと言ってはいけないんですけどねえ・・・。
それに、観光客がいっぱい来るのはいいことなんだとしても、その後には絶対にコロナ感染が拡大しますしね。いつまでこれ繰り返すんだろう。
それはともかく、今回の「新・BS日本のうた」は、宮城県大和町での開催。
出演は、真木ことみ、市川由紀乃、岩本久水、椎名佐千子、福田こうへい、松原健之、中西りえ、半﨑美子。
実力者が揃って充実の内容でした
今回の曲目は以下のようになっていました。
「ご機嫌さんよ達者かね」・・・福田こうへい
「国際線待合室」・・・・・・・市川由紀乃
「酔っぱらっちゃった」・・・・椎名佐千子
「未練の波止場」・・・・・・・岩本久水
「東京の屋根の下」・・・・・松原健之
「哀愁海峡」・・・・・・・・中西りえ
「待つわ」・・・・・・・・・椎名佐千子&中西りえ
「あなた」・・・・・・・・・半﨑美子
「津軽のふるさと」・・・・・真木ことみ
「純愛記~大切な宝物~」・・中西りえ
「面影みなと」・・・・・・・椎名佐千子
「哀愁のからまつ林」・・・・岩本久水
「夕焼け雲」・・・・・・・・松原健之
「祝い船」・・・・・・・・・福田こうへい
「立待岬」・・・・・・・・・市川由紀乃
「踊り子」・・・・・・・・・福田こうへい
「君は薔薇より美しい」・・・松原健之
「瑠璃色の地球」・・・・・・市川由紀乃
「イヨマンテの夜」・・・・・岩本久水
「男川」・・・・・・・・・・福田こうへい
「遠野ものがたり」・・・・・松原健之
「憂愁海峡」・・・・・・・・岩本久水
「都わすれ」・・・・・・・・市川由紀乃
「蜉蝣のうた」・・・・・・・半﨑美子
「天の糸」・・・・・・・・・真木ことみ
大御所も新人もおらず、しかし実力者ぞろいでよい内容だったと思います。
半﨑美子の新曲は森山直太朗作詞作曲か。彼が書く曲は良くも悪くも聴けば「それっぽい」とわかりますね。ある意味では凄いし、その「らしさ」が好きになればたとえ同じような曲ばっかりでも病みつきになるんでしょうが・・・私はダメだなあ。あと「よしんば願いが届くのなら 時よ戻ってほしい」っていう歌詞は日本語としておかしい気が。詩であれば多少文法的におかしくてもいい場合もありますけど、これはどう読んでもヘン。「よしんば」というならその続きは「願いが届いても 時は戻りはしない」とかいう逆接にならなければおかしいのでは。「よしんば」じゃなくて「もしも」とかなら自然なのに。なにか深い意図があってわざとそうしてるのかな?
今回新曲として歌われた曲はほとんどが初めて聴いたものでした。そのなかでも中西りえの曲はなかなかいい感じで好きになりました。パワーあふれるド直球ド演歌のイメージがある人だけど・・・
こういうしっとり系の曲もイイですね。いつもは超強力ド演歌を歌ってる人だとは思えない雰囲気。
しかし個人的には「海峡迷子」みたいな重々しいドラマティック曲がほしいところなので、次はそういうのでお願いしたい!
Amazon.co.jp 純愛記~大切な宝物~/鴎屋(かもめ)の大将(おやじ)(Remix)
市川由紀乃も相変わらず完璧だったし、コブシを使わない福田こうへいの歌唱もさすが。こういうの聴いてると、満足なパフォーマンスを発揮できなくなったような大御所クラスとかは申し訳ないけれどいなくてもいいなあと思っちゃう。
といったところで短いですが今回はこれまで。来週はみちのく娘!が登場か!必見ですね。