80歳となる来年に歌手を引退するという橋幸夫が、なんと78歳にして京都芸術大学の通信教育部に入学したというニュースをみました。
凄いですね。もともとやっていた書画をもう一度根本から学びたいということらしい。いやあその意欲が凄いですよね。私もできればギターがもっと上手くなりたいし、音楽理論なんかももっと勉強したいと思っていますが、50すぎた今から学校で学ぼうなどという気にはなれない。なによりも、いまさらムリ・・というあきらめのほうが先にたっちゃう。
私なんかは50をちょっとすぎたくらいでもう自分の人生には可能性はあまり残されてない、と感じてるんですけど、80近くになってもまだまだやれる、と思ってる人はほんと尊敬に値する。
定年を迎えてその後はゆったりと悠々自適に・・という人も多いようですが、悠々自適な身になったとしても、そこからさらになにかを学ぶ、なにかにチャレンジする、という気持ちを保つことが、健康に有意義な老後を過ごすポイントなんでしょうね。だから彼はあんなに若々しく元気なんだろうな。私の亡父などは60なかばで自営業をリタイヤしてその後は遊びまくっていましたが、それはそれで幸せなことだったとしても、80のころにはヨボヨボになってしまって健康を害しましたから、やっぱり人間は「生きてる限り修行」という気持ちが健康と長生きの秘訣なんだろう、という気がします。
それはともかく、コロナによる中止があってしばらく放送が「選」ばかりだった「新・BS日本のうた」。久々に「選」ではない放送です。録画にてチェックしたので遅くなりました。
埼玉県新座市での開催。
出演は、石川さゆり、中条きよし、石原詢子、水森かおり、丘みどり、城南海、杜このみ、福田こうへい、青山新。司会のアナウンサーさん交代したんですね。
久しぶりに杜このみを観られて嬉しい!
今回の曲目は以下のようになっていました。
「チャンチキおけさ」・・・・福田こうへい
「一円玉の旅がらす」・・・・水森かおり
「女のブルース」・・・・・・丘みどり
「さよならをもう一度」・・・青山新
「一週間に十日来い」・・・・杜このみ
「せんせい」・・・・・・・・城南海
「すずめの涙」・・・・・・・石原詢子
「黄昏のビギン」・・・・・中条きよし
「君とどこまでも」・・・・青山新
「九十九里浜」・・・・・・水森かおり
「だいこんの花」・・・・・石川さゆり
「火の国へ」・・・・・・・丘みどり
「酔って候」・・・・・・・杜このみ
「能登半島」・・・・・・・水森かおり
「津軽海峡・冬景色」・・・石原詢子&石川さゆり
「さのさ」・・・・・・・・石川さゆり
「猫じゃ猫じゃ」・・・・・石川さゆり&福田こうへい&青山新
「ウィスキーが、お好きでしょ」・・石川さゆり&城南海
「飢餓海峡」・・・・・・・石川さゆり
「残雪」・・・・・・・・・石川さゆり
「春一番」・・・・・・・・水森&城&石原&杜&丘
「夜来香」・・・・・・・・水森かおり&丘みどり
「伊豆の佐太郎」・・・・・福田こうへい
「音無川」・・・・・・・・石原詢子
「櫻の花のように」・・・・中条きよし
「北国の春」・・・・・・・全員
城南海や石原詢子や丘みどりや水森かおりなど、観られて嬉しい人がいっぱいいて満足。
さらに久しぶりに杜このみが歌うところもみられて言うことなし。全部他人の曲だったのがちょっと残念だったけど仕方がないか。
2人目のお子さんができたらしいですが、やっぱりお子さんは力士か歌手になるんだろうか。一人目のお子さんは女の子らしいから力士はないとしても、両親が揃って超絶歌が上手いとなれば、歌手になってくれたら楽しみだなという気がします。
→おしい・・・。元大関・高安があと一歩のところで初優勝を逃がす。
で、今回の主役は来年50周年を迎える石川さゆり。50周年記念曲第1弾として発売された「残雪」。はじめて聴きました。
6分ちかくの大曲。作詞作曲は加藤登紀子。50周年記念に相応しい曲だとは思うけど、まあ~売れ線っていう要素はまったくないから、売れるかどうかっていうと微妙なのかな。個人的には曲自体よりも石川さゆりの切なく美しく厳かで郷愁を誘う歌声の素晴らしさのほうに感激。さすがだ。
第1弾ってされてるから次もあるわけね。そっちににも期待したい!