哀しみの演歌と絶望のメタルを聴き漁るブログ

演歌とメタルをとおして、人生の理不尽さをみつめるブログ。

新BS日本のうた

令和3年12月12日のNHK BSプレミアム「新・BS日本のうた」

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きたる北京冬季五輪の「外交的ボイコット」問題。日本政府は、派遣する人間のランクをダウンさせて、アメリカにいちおう追随、しかし中国のメンツもたてる・・・という方向になるようです。周囲の国の対応をみてから決める、という日和見主義、なんの思想信条も信念もない。日本の政治家はこんなのばっかりだ。国際的にこれ以上恥ずかしいことはない。

気になるのは、首相ら政府の奴らがなんとかのひとつ覚えのように「五輪の意義、わが国の外交にとっての意義を総合的に勘案し、国益の観点から自ら判断していく」とぬかしていたところ。

これを「何言ってるの?」って誰も批判しないのが不思議で仕方がない。人権弾圧国家の国威発揚のための(五輪は政治と切り離すべきというのは本来はその通りなんだろうけど、実態はそうではないし、ほぼすべての国家は国家の威信をかけて参加しますよね。選手だってみんな自分の名誉とカネと自己実現のために参加するのが現実で、世界平和なんか考えてない人がほとんどでしょ)五輪に国家として力を貸すのは間違っているからボイコットするわけでしょ。選手はあくまでも個人と考えれば国家が不参加を強制するのはおかしいから選手は行かせるとしても、首脳がノコノコ行って「おめでとうございます」っていうのは国家として人権弾圧を認めるということになっちゃうから「外交ボイコット」をするんでしょ。

すると、ボイコットするかどうかは国益にてらして判断します、っていうのは、「国益のほうが人権よりも優先」って言ってるのと同じですよね。国益につながるのなら人権弾圧にも目をつぶる、っていうことでしょう。

たしかに中国を必要以上に刺激すると経済に影響が出て困る人がいっぱい出るでしょうが、人権よりも経済や国益を優先っていうのは、まるっきり全体主義的な思考じゃないですかね。人権っていうのはなによりも優先されるべき価値のはずでは。人権のためには多少の不便は我慢するのは当然、と国民を啓蒙し、その不便をなんとかするのが政治家の仕事のはず。

人権についての話をしてるのに「国益で判断」とかいう寝言をぬかす政治家を批判する声があがらないのは、日本がいかに人権後進国かをあらわしている気がします。なにしろ、ウソツキな役人のせいで冤罪で何十年もつながれたり吊るされたりする人がいっぱい出てるのにそれでも死刑制度を支持しちゃう国民ですからね。これも「死刑を存続して犯罪抑止(そんな効果はないんだけど)するという社会的な利益があるなら、冤罪で殺される人がたまにいても仕方がない」という人権軽視の思想の結果。その意味においては死刑をやってるアメリカや日本には中国の人権抑圧を批判してボイコットなどする資格はないとも言えるかな。そういえばバイデンさんは死刑廃止派ときいていますが、そのへんはやってくれないのかな。今はそれどころではないのか。

いずれにしろ、中国に人権弾圧をやめさせることが大事なわけだから、オリンピックの外交的ボイコットだけじゃなくて、あらゆる方面で自由主義陣営が一体になって中国包囲網を敷いてほしい。

それから、五輪をどこまでも神聖視するのはもういいかげんにやめたらどうか。首相は「五輪の意義」なんて言ってたけど、誰かにとっての政治的な意義と経済的な意義があるだけで、神聖な意義なんてまったくないでしょ。「平和の祭典」どころか、独裁国家が国際的な存在感を高めるために使われている時点で平和の祭典もへったくれもない。外交的ボイコットではなく、「開催地を変更」「中止」を叫ぶのが、自由主義陣営の国々がとるべき姿勢なのでは。

 

で、今回の「新・BS日本のうた」は、広島県三次市での開催。

出演は、大月みやこ、鳥羽一郎、三門忠司、前川清、原田悠里、石原詢子、池田輝郎、松原健之、川野夏美、三丘翔太。

哀愁の古賀メロディにいろいろ想う、いい内容でした

今回の曲目は以下のようになっていました。

 

「カサブランカ・グッバイ」・・鳥羽一郎

「人生一路」・・・・・・・・・川野夏美

「古城」・・・・・・・・・・・松原健之

「バックナンバー1050」・・・石原詢子

「一杯のコーヒーから」・・・・三丘翔太

「津軽の花」・・・・・・・・・原田悠里

「雪列車」・・・・・・・・・・前川清

「白い海峡」・・・・・・・・・大月みやこ

「ただそばにいてくれて」・・・石原詢子

「風のブーケ」・・・・・・・・松原健之

「しぐれの酒場」・・・・・・・池田輝郎

「丘を越えて」・・・・・・・・前川清&鳥羽一郎

「人生劇場」・・・・・・・・・三門忠司

「りんどう峠」・・・・・・・・石原詢子

「湯の町エレジー」・・・・・・池田輝郎

「赤い靴のタンゴ」・・・・・・原田悠里

「新妻鏡」・・・・・・・・・・大月みやこ

「うちの女房にゃ髭がある」~「こんなベッピン見たことない」~「トンコ節」~「二人は若い」・・全員

「人生の並木道」・・・・・・・松原健之&三丘翔太

「ゲイシャ・ワルツ」・・・・・大月みやこ&原田悠里

「男の純情」・・・・・・・・・鳥羽一郎&前川清

「影を慕いて」・・・・・・・・前川清

「天使のための子守歌」・・・・川野夏美&石原詢子

「ひろしまの母」・・・・・・・大月&原田&石原&川野

「よこはま埠頭」・・・・・・・三丘翔太

「想い千すじ」・・・・・・・・川野夏美

「峠の夕陽」・・・・・・・・・三門忠司

「胸の汽笛は今も」・・・・・・前川清

 

古賀政男特集をやるなら大川栄策を呼ばなきゃ片手落ちというもんだろ・・という気もしましたが、名人級の歌手がいっぱい出てぜいたくな内容でしたね。ギター伴奏だけで聴かせる古賀メロディは超絶カッコよかった。これこれ、こういうのやってほしいんだよ!

私は世代的に古賀メロディとはなじみが薄いですが、独特の哀愁あふれる楽曲には胸を打たれる。島倉千代子の「ひろしまの母」はものすごく久しぶりに耳にしましたが、それなりにトシをとってから聴くと、ガキのころに聴いたときとはまた違った感動がおしよせてくる。

こういう曲は原爆忌や終戦記念日にはテレビやラジオは一生懸命流さなきゃダメだ。

↓この曲はCDではこちらが入手容易なようです。

Amazon.co.jp 古賀メロディを唄う

 

といったところで今回はこのへんで。充実の内容でよかった。来週は今年の名場面集のようです!

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