総務省の事務方トップである総務事務次官が、日本郵政グループに対する行政処分の内容を当の日本郵政側にバラしていたとして更迭された事件。
高市総務相は「あってはならないこと」などとぬかして事務次官を更迭して「やることちゃんとやってます」みたいなドヤ顔をしていましたが、これが「あってはならないこと」ならばこの政権は「あってはならないこと」だらけだろ。
これで事務次官がクビなら、桜を見る会関連の公文書を隠滅した奴らなんか懲役にでも行かせなきゃおかしい。そっちのほうがよっぽど「あってはならないこと」だし、行政のトップである総理大臣が税金ドロボーという犯罪に手を染めてシレっとしてるんだから事務次官もこれくらいやるでしょ。結局は総理はじめ閣僚がインチキ野郎ばかりだからこんなことが起こるんだな。
高市は自分自身の監督責任は1ミリも感じてないんでしょうか。この人、総務大臣の在任期間は歴代トップらしいですよ。そうなると「あってはならない」などと他人事みたいな言い訳で済む問題なのか、ということになるのでは。そのへんをマスコミはもっと追及してくんなきゃ。
それはともかく、今回の「新・BS日本のうた」は、「八代&福田が親子に!?冬に聞きたい心温ったか母の歌大特集」。
出演は、ザ・ヴァイパー,椎名佐千子,千昌夫,タイムファイブ,たくみ稜,辰巳ゆうと,林部智史,福田こうへい,美川憲一,水森かおり,杜このみ,八代亜紀,八千代少年少女合唱団。
11月28日に千葉県八千代市で行われたものです。
水森かおりは何を歌ってもカッコいい・・と痛感
今回の曲目は以下のようになっていました。
古今東西名曲特選
「一本刀土俵入り」・・・・福田こうへい
「想い出ぼろぼろ」・・・・八代亜紀
「美しい十代」・・・・・・辰巳ゆうと
「惚れちゃったんだョ」・・杜このみ
「恋の雪別れ」・・・・・・水森かおり
「地上の星」・・・・・・・タイムファイブ
「夜明けのうた」・・・・・美川憲一
「女の意地」・・・・・・・椎名佐千子
「鳥取砂丘」・・・・・・・水森かおり
「竜二」・・・・・・・・・八代亜紀
「さそり座の女」・・・・・美川憲一
特報★新曲情報
「希望」・・・・・・・・・林部智史
「人生に乾杯」・・・・・・千昌夫
スペシャルステージ
「母に捧げるバラード」・・福田こうへい&八代亜紀
「秋桜」・・・・・・・・・水森かおり
「おかあさん」・・・・・・杜このみ
「円山・花町・母の町」・・辰巳ゆうと
「雪椿」・・・・・・・・・椎名佐千子
「かあさんの歌」・・・・・林部智史
「岸壁の母」・・・・・・・福田こうへい
「味噌汁の詩」・・・・・・千昌夫
特報★新曲情報 part2
「雑魚」・・・・・・・・・たくみ稜
「いいじゃない~自由通り」・・美川憲一&ザ・ヴァイパー
杜このみも椎名佐千子もよかったけれど、水森かおりの充実ぶりというか、ちょっと格が違うというところをみせつけられた気がしました。
彼女ならではのエモーショナルさが滲み出た「恋の雪別れ」はほんとうにカッコよかった。オリジナルより全然イイんじゃないか。レコーディングしたものはないのかな?
ご結婚、心よりお祝い申し上げます
10月に大相撲の大関高安との婚約を発表した杜このみ。
このブログではまだそれについて言及してませんでした。
遅くなりましたが心よりお祝い申し上げます。
独り身の寂しさが徹底的に身に染みている私としては、独身を貫く女性歌手が減ってくれることはとにかく嬉しいしめでたい。
しかもお相手はいつも真っ向勝負の男らしいガチ相撲を貫いている高安ですからね、アイツとかアイツみたいな八百長野郎が相手じゃなくてほんとによかった・・・・彼女にはちゃんと男を見る目があった、ということなんでしょうね。
しかし演歌ファンとしては、彼女がいつまで歌ってくれるのか、という心配もしなければなりませんね。
本人は結婚後も仕事を続けると言っていましたが、彼女自身も「おかあさん」になる日がやってくるだろうし、もし高安が現役を終えて親方になり部屋をもつ・・なんてことになれば「おかみさん」になる可能性も出てくる。
出産はしばらく休めばいいんだから歌手活動も可能でしょうが、さすがに部屋持ち親方のおかみさんになったら歌手活動は難しいでしょう。すると、遠くない将来に彼女の歌う姿が見られなくなるときが来てしまうのかも・・・と思うとちょっと複雑ですね。
最新曲「王手!」は将棋の世界がモチーフになっている曲ですが、「勝負の世界」という点では相撲も同じ。その勝負の世界に生きる男を支える立場になった彼女がこれを歌っていると思うと、より説得力というか迫力が増して聴こえてくる気がします。
といったところで今回はこのへんにしておきます。
来週が今年最後の放送です。