連日触れているトランプの関税の問題。トヨタ自動車は関税発動後も米国で販売する車の価格を上げないらしいですね。コスト上昇分は「原価低減などによって吸収する」そうですよ。
いやいやいや、ちゃんと値上げしてしっかりがっちりアメリカ国民からとれよ。関税ってなそもそもそういうもんじゃないの? トヨタの奴らが「原価低減」って言うってことはすなわち下請けに「もっと部品安くしろや。カイゼンカイゼン。できないなら、わかってるな? お前らは絞られるゾーキンで、トヨタは絞る側なんだよ」っていう得意の作戦をさらに厳しくするってことでしょ。アメリカ国民が負担するのが当たり前のものをとらずにそのぶん下請けに負担させて涼しいカオで「何兆円儲かりました!」っていつものようにやるつもりなのか。まさに売国企業。お前ら輸出大企業が不正に消費税の「還付」を受けてぶんどっているおかげで国民はみんな重税に苦しんでいるのに。右と左をちょっと間違えただけで殺人機械になるような欠陥品を売りつつ税金も横領して、結果何兆円も儲かるんだから自動車メーカーはほんと楽な商売で羨ましい。
北島三郎・鳥羽一郎・津吹みゆ「山・美しき/四季の山」
毎日新聞で行われた、8月11日<山の日>制定を記念した<山の日の歌>歌詞募集から、演歌・歌謡曲部門の最優秀作品・優秀作品の2作品をリリース。叶弦大・弦哲也がメロディーを付け、北島三郎が1曲、鳥羽一郎&津吹みゆが1曲を歌唱・・・というCD。2016年。
こんな作品が出ていたとはまったく知りませんでした。北島御大と鳥羽一郎のデュエット曲はいくつか聴いた記憶がありますが、これの場合は鳥羽一郎と津吹みゆの組み合わせの曲があるという。同じ日本クラウン所属だから実現したということか。
1曲目「山・美しき」は叶弦大先生による曲。いかにも北島三郎のために書かれたというようなコッテコテの演歌。重厚なイントロとそこにのっかるギターソロがカッコイイ。しかし曲自体はべつに驚きはないですね。当時すでに80歳になろうかという北島御大の歌唱は、そのトシでこれならさすがだ、とも言えるし、やはり寄る年波には勝てないんだなあ。とも思える。
注目は鳥羽一郎と津吹みゆというなかなかないであろう組み合わせのデュエット。しかも作曲は弦哲也先生。
春夏秋冬の山の情景があざやかに浮かび上がってくる歌詞は素晴らしいし、誰もがふるさとの山を思い起こしてさわやかな郷愁をおぼえてしまいそうなやさしいメロディもシンプルかつキャッチーで、合唱にも合いそう。さすがは弦哲也先生。鳥羽一郎の雄々しいのにやさしい歌唱と、津吹みゆの歌のおねえさん的な美しい歌唱の相性もいいんじゃないでしょうか。津吹みゆファンはぜひ持っておくべき作品! アルバムとかに入れればいいのに!
おススメ度・・・★★★★