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今週聴いたもの:2024年2月8日~2月14日(THE SCOURGER、SKYFIRE、FLY MACHINE)

USのデス/スラッシュ・メタルの重鎮、DEICIDEが来る4月にニュー・アルバムを発売するらしいですね!「OVERTURES OF BLASPHEMY」以来5年ぶりか。

DEICIDEの新作「OVERTURES OF BLASPHEMY」を聴いた

そのなかから先行シングル「Sever The Tongue」が公開されました!

 

うわぁ・・・・・このMV、大丈夫なんだろうか。年齢制限などはかかってないのか。DEICIDEらしいといえばらしいけれどもちょっとヤバすぎるのでは。冒涜的にもほどがある、と感じるけど、本国では「ま~たこいつらこんなことしてるよ」くらいの認識になるのかな? これが問題視されないならそれはそれで恐ろしい気がする。

それはともかく、この曲を聴く限り、どうやらいつもの背徳デスメタルサウンドをブレずに聴かせてくれるアルバムになりそうな予感がしますね!発禁になったりしないことを願うばかり!

THE SCOURGER「BLIND DATE WITH VIOLENCE」

フィンランドのデス/スラッシュ・メタルバンド、THE SCOURGERの1st。2006年作。

Amazon.co.jp Blind Date With Violence

2枚のアルバムを出して解散している?らしい。ダサいジャケ絵をみて脳筋スラッシュを期待して購入。調べてみるとこれはワールドワイド発売に際してあたらしくしたジャケらしい。すると下に貼った動画の絵がオリジナルジャケなのか。そっちはさらにひでえな。しかしメタルにかぎってはひでえジャケだと逆に名作だったりすることもあるから・・・・

 

おお~これは・・・C級のジャケ絵からは予想できないA級のスラッシュ・メタルじゃないか!SLAYERやDESTRUCTIONあたりを彷彿とさせるトラディショナルなスラッシュサウンド。どこまでもリフのカッコよさで勝負する潔さがいいねえ。やはりヒドいジャケ絵をみたらとりあえず買わなきゃねえ!それで騙されて損するのも(ヒドいジャケなんだからヒドいサウンドでも当然で、それは騙されたとは言わないか?)また一興。

ボーナストラックにはそのSLAYER(「Ghosts Of War」)、それからTESTAMENT(「Over The Wall」)のカバーなんかも収録されてて、やはりそのへんから影響を受けているんでしょう。かなり原曲に忠実なアレンジながらカッコよく仕上がっててこれも聴きどころ!

おススメ度・・・★★★★

SKYFIRE「ESOTERIC」

スウェーデンのメロディック・デスメタルバンド、SKYFIREの4作目。2009年作。

Amazon.co.jp Esoteric

バンド名やジャケ絵から初期のころのIN FLAMESやDARK TRANQUILLITYあたりのサウンドを予想しましたが・・・・

 

そのへんよりはもっとシンフォニックなメロデス。しかしメロディの中核を担うのはあくまでもギター、という印象。

そのギターが奏でるメロディは前出のような北欧メロデスバンドっぽかったりARCH ENEMYっぽかったりして、「おっ!?」と身を乗り出したくなるところはけっこうある。しかしただ吠えてるだけのヴォーカルがなあ・・・。90年代の北欧メロデスもそういうのが多かったけれど、ヴォーカルがテキトーだから美旋律が「とってつけた」だけのように感じられて、なにも心に残らないんだなあ。ギタリストはかなりのテクニシャンっぽいけど、歌がこんなんで満足なんだろうか。曲の終わり方もやたら乱暴でイマイチな気が。

おススメ度・・・★★★

FLY MACHINE「COME METAMORPHOSIS」

1990年代に活動して1枚のアルバムを残したUSのプログレッシヴスラッシュメタルバンド、FLY MACHINEの未発表音源集(らしい)。2012年作。

Amazon.co.jp Come Metamorphosis

きけばこのバンドはかのプログレッシヴ・ドゥームメタルバンド、CONFESSORのメンバーがCONFESSOR解散後にやってたバンドらしい。

CONFESSORの作品は(アルバム2枚だけかな?よく知らない)聴いたことがあるけれど、私は「そういう」タイプのメタルが大嫌い。MEKONG DELTAなど一部の例外を除いて、変拍子を多用したテクニカルな曲を聴かせてドヤア・・・みたいなのはとにかく受け付けられない。CONFESSORもまさにそんな感じで、「こんなもん・・・」という認識でした。

 

このFLY MACHINEもまさに「そういう」サウンドスタイルで、我慢して1回聴きとおしたもののそのあとはCDをぶん投げてしまった。演奏者のマスターベーション的なサウンドは「聴いて時間を無駄にした」と感じさせられること請け合い。私にはこういうの聴いて「スゴイ」と感じる感性が備わってないんだから仕方がない。一聴したあとに耳にも心にも残るものはなにもない。プログレッシヴなのが好きな人はエキサイトできるのかも。

おススメ度・・・★☆

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