どうやらコロナ第4波が襲来、ということになっているようです。
まあこのご時世でも役人が多人数で歓送迎会なんかをやってるくらいで、そこまでヒドくなくても一般国民もふつうにみんなで飲んだりとかはしてますから、ゆるんでいるんだから増えてくるのは当たり前でしょうね。人間は本来的に寂しがりやだからある程度は仕方がないとしても、いいトシこいたオトナがどうしてそれほどまでに飲んで食って騒ぎたがり、それを我慢できないんだろう。
それはともかく、「蔓延防止等重点措置」という言葉が「緊急事態宣言」のかわりによくきかれますが、それを略して「まん防」ってのはなんなんですかね。首相だの知事が緊急事態宣言を「キンセン」、新型コロナウィルスを「シンコロ」とか略してしゃべてったら、「ふざけてるの?」って感じると思うんですけど、これはなんでふつうに略してるのか。
誰が最初に言い出したか知らないけど、「『蔓延防止等重点措置→まん防』、こう略したら俺ってセンスあるよね」なんて思ったか、それとも「まんぼう」っていうカワイイ響きにしたら緊迫感が和らぐと思ったか。どっちにしろヘン。マスコミはこういうのに対して「まじめにやれ」と言わないの?なんで一緒になって略してるの?
「のぼりまんぼう」だの「くだりまんぼう」だの、最初に聞いた時から違和感を感じていましたが、これは聞いてて恥ずかしいし、なにより緊張感が感じられないからやめたほうがいい。「ガースーです」となにも違わないのでは。
テレビ見たらようやくこれをやめようという流れが出てるようでちょっと安心。こんなもん首相がいの一番で「いいかげんにしろ」って言えよ。
GOATSNAKE「Ⅰ」
アメリカのドゥーム/ストーナー・メタルバンド、GOATSNAKEの1stアルバム。1999年作。
サウンドは典型的なドゥーム/ストーナー系のそれ。個人的にこの手のバンドは、よほど歌メロがしっかりしてないときく気になれないんですよねえ。雰囲気だけは立派、でも曲はたいしたことない、っていうのが多すぎてねえ。
で、このバンドもご多分にもれず、どよ~んとしたリフはなかなか雰囲気があってカッコいいけど、歌メロはつまらないから「だからどうした」という気にしかならないなあ~。こういう人たちはみんなBLACK SABBATHの影響を多かれ少なかれ受けてるはずだけど、SABBATHの歌メロのキャッチーなところをマネしようとしないのはなんでなんだろう。
この手のサウンドが好きな人にはかなりいいセン行ってるんだろうけど、私は2回聴いたらもう充分でした。
オススメ度・・・★★★
MELIAH RAGE「THE DEEP AND DREAMLESS SLEEP」
アメリカのベテラン・スラッシュ・メタルバンド、MELIAH RAGEの2006年作。6枚目かな?
Amazon.co.jp The Deep And Dreamless Sleep (Remixed)
このバンドは1988年の1st「KILL TO SURVIVE」を大昔に聴いた記憶が。
スラッシュ・メタル寄りの正統的メタルサウンドだったのを覚えていますが、どんな曲があったかは全然覚えてないので、まあそんなにたいしたことなかった。だから、その後もいろいろ出してたのは知っていたもののいちいちチェックする気にはなれず。
今回たまたま手に入ったから聴いたんですけど、残念ながらものすごくつまらなかった。曲は90年代に流行ったグルーヴ・メタルっぽいのからスラッシュ・メタルまで幅広く用意されてるけど、ヴォーカルはイマイチうまくないし歌メロも退屈。こうなると、曲が多彩なのも「いろいろ楽しめる」ではなく「なにがしたいのかよくわからない」となってしまう。これだったらガムシャラに疾走するだけのほうがよかった。
オススメ度・・・★★☆
渥美二郎「演歌師 PART 2」
以前に「PART1」を聴いてシビれ、シリーズ全部揃えなくては・・と思っていた渥美二郎の「演歌師」シリーズのPART 2。2012年作。
ようやく手に入れました。→今週聴いたもの:2020年11月5日~11月11日
当たり前だけど基本的にPART 1の延長線上にある作風。前作同様に「こんばんは。渥美二郎です。もう1曲・・いかがですか・・」と言われてから、泣きまくりの「影を慕いて」のイントロが切り込んできて、もうこれだけでシビレちゃう。
メロディアスなギター、適度な湿り気と哀愁あふれる歌声、そして曲はもちろん名曲揃いということで文句ナシ。これはもう圧倒的クオリティ。
聴いてるとなんか酒が飲みたくなってくる。そう考えると、「流し」の存在は当時の飲み屋にとっては売上向上の面で重要な存在だったんだろうなあ。私もリアルタイムで体験してみたかった。
オススメ度・・・★★★★☆
といったところで今回はこのへんで。