哀しみの演歌と絶望のメタルを聴き漁るブログ

演歌とメタルをとおして、人生の理不尽さをみつめるブログ。

ヘヴィ・メタル 今週聴いたもの 演歌・歌謡曲

今週聴いたもの(2020年2月6日~2月12日)

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インターネット通販大手の楽天に対し、公正取引委員会が独占禁止法違反の疑いで立ち入り検査に入ったとのニュースがありましたね。

私も本業はいちおう中古CDのネット販売で、楽天市場に出店しませんかという誘いの電話を何度か受けたことがあります。しかしそれなりの規模でやってる店じゃないとムリ、というか徹底的に大手のほうが有利となる条件としか思えなかったので断ったおぼえがあります。今回の「送料無料」も零細の業者には非常に不利な話ですよね。

楽天はAmazonに対抗するために「送料無料」が必要なことだと言っているらしいけれども、楽天がAmazonに遠く及ばない理由は送料うんぬんという話ではないだろ、と思います。

楽天市場にしろ楽天銀行などの関連企業にしろ、どれもこれもとにかくサイトの使い勝手が猛烈に悪いのはなんでなんですかね。ユーザーの目線で考える、という企業姿勢が感じられない、というのはネット企業に共通する特徴ですね。

Amazonも「世界で最も顧客を大切にする企業」というわりにはカスタマーサービスの質はそんなに高くない気がしますが、楽天の場合はそれとは比較にならないくらい質が低い、と感じることばかりです。

 

それはともかく、今週聴いたものの感想です。

テ・ジナ「命の華」

まずは、韓国のトロット歌手、テ・ジナの2010年のシングル「命の華」。

ず~っと欲しかったけれど激レア盤で中古市場では高くて買えず困っていたもの。先日偶然安く手に入りました。

Amazon.co.jp 命の華/恋人

以前→日韓関係が悪化の一途 の記事で、これの前のシングル「すまない」を取り上げました。

「すまない」は浜圭介氏の作曲でそれはもう異常にカッコいい曲だったのですが、「命の華」はテ・ジナが韓国でヒットさせた曲に日本語詞をつけたものらしい。カップリングの「恋人」はテ・ジナ自身の作曲になっています。

 

「命の華」は「すまない」と全然違ってノリノリの曲。一聴して、ああ韓国っぽい・・という感じですね。むこうで大ヒットしたらしいから当たり前か。

いやあしかし、この人はほんと声がステキ。しわがれ具合がじつに絶妙。暑苦しいビブラートもイイ。

曲としては「すまない」があまりに良すぎたのでたいしたことなく感じますけど、また日本でなんかやってくれないかなあ。むこうではまだ大物歌手として活動しているらしいし。弦哲也先生あたりが書いたドラマティック哀愁演歌を歌ってくれれば絶対にカッコいいはず。こういう人の歌唱を聴くと日本の若手男性演歌歌手の歌唱がいかに軽いのばっかりかがよくわかります。

オススメ度・・・★★★★

VINNIE MOORE「MIND'S EYE」

次は80年代の名盤。アメリカのギタリスト、ヴィニー・ムーアが1986年に発表した1stソロアルバム、「MIND'S EYE」。

Amazon.co.jp Mind's Eye

高校生のときに貸しレコード店で借りてカセットテープにダビングして聴きまくっていた名盤。

そのカセットテープは年月を経てなくなってしまいしばらく聴いていなかったのですが、先日思いがけずCDが手に入りまして、約30年ぶりに聴きなおしました。

カッコいい。凄まじいテクニックを駆使していながら、「どうだ俺の速弾きは!」というひけらかし感をまったく感じさせないエモーショナルなメロディの洪水。当時はイングヴェイ・マルムスティーンのフォロワーのうちのひとりのような扱いで取り上げられていましたが、いま聴くとそうは聴こえないですね。

同じ1986年に、トニー・マカパインが「EDGE OF INSANTY」というこれまたギター・インストの金字塔的な素晴らしい名作を出していまして、この「MIND'S EYE」はそれと並んで私の中で永遠のギター・インスト名盤。

このつぎのアルバム「TIME ODYSSEY」もかなりよかったのですが、エモーショナルさという点において個人的にはこの1stが最高傑作と思っています。

中古で安く手に入りますからぜひとも買っておくことをおすすめしておきます!

オススメ度・・・★★★★☆

AUTOGRAPH「SIGN IN PLEASE」

こちらも80年代の作品。アメリカ・カリフォルニア州出身のAUTOGRAPHの、1984年発表のデビュー・アルバム。

Amazon.co.jp Sign in Please -Remast-

 

いわゆる「LAメタル」全盛期の作品。洋楽を聴き始めたころに、貸しレコード店で借りて聴いたような聴いてないような。こちらも中古でたまたま手に入れたので聴きなおしてみました。

聴いたような聴いてないような・・とあまり覚えてないのはなんでだろ・・と考えてみましたが、聴きなおして理由がわかりました。曲の薄っぺらさがハンパじゃない。曲はメロディアスで、印象的なサビをつくろうという意識はすごく感じるけれど、とにかく軽薄だから心に残らない。当時はこんなんでもゴールド・ディスクとかになってたんですね。

↑これは代表曲とされている曲。つまらねえ曲だなあ。LAメタルブームという時流に乗ったから、幸運にもそこそこ売れたというだけなんじゃないの・・っていうくらい。

数年前に再結成したらしいけど、いまはどんなのやってるのかな。

オススメ度・・・★★

EBONY ARK「DECODER」

スペインのシンフォニック・メタルバンド、EBONY ARKの2004年発表の1stフルアルバム。

Amazon.co.jp デコーダー

スペインのシンフォニック・メタルといえばDARK MOORあたりが思い起こされますが、つながりがあるようですね。ドラマーは元DARK MOORのメンバーらしいし、ヴォーカリストはDARK MOORの「DARK MOOR」アルバム(2003年)にソプラノでゲスト参加していたようです。

メイン・ヴォーカルは女性で6人組。ツーバスがペタペタペタ、ギターがザクザクいうプログレッシヴなサウンドに女性ヴォーカルがオペラティックで荘厳な歌声を乗っけて、たまに男声がぐお~と唸る。

ヴォーカリストは幼い顔立ちで美人。力強い歌唱を聴かせてくれますが・・・肝心の曲のデキはあまりたいしたことない。

やたらと曲構成は複雑なものが多くて、複雑というか目まぐるしすぎてドラマティックさが希薄になっちゃってるんですよねえ。「俺たちこんなこともできるぜ!」という意識が丸見えの、私が最も嫌いなタイプのサウンド。印象的な歌メロもないし、そのあたりは残念ながらDARK MOORには遠く及ばない・・としか言いようがなかったです。

ヴォーカリストはもったいないなあ。真っ正直なパワー・メタルバンドで歌えばかなりカッコいいはずなのに。

オススメ度・・・★★

 

といったところで今回はこのへんにしておきます。

デス系も何枚か聴きましたが全部ゴミだったので今回は割愛。また来週。

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