この時期には恒例の、水森かおりのシングル曲の別タイプの追加発売。
先日「瀬戸内 小豆島」のタイプCとタイプDが発売になりました!
コロナ禍のなかでは制作もたいへんだったのではと思われますが、ぶじに発売となってなにより。
ほんとうはこういうおカネのかかる売り方やめてほしいんですけどね、売る側も商売だから仕方がない。なんだかんだいってもファンとしては買うしかないですからね。
今回ももちろん買って聴きましたので、感想をカンタンに。
いらないと思いつつ・・「メガジャケット付き」を購入
今回もAmazon.co.jpでAmazon限定特典付きを購入。特典は「メガジャケット」。
いままではたしか「デカジャケット」だった気が・・もっとデカいの?と思ったら大きさは同じでした。
前にも書いたけどこれはいらない、っていうかこれを目当てにAmazonで買おうと考える人はいるのかな。
だってデザインもジャケットと同じだしねえ。なんかもっと工夫したらどうなのかな。手抜き感しか感じませんね。これはAmazonが考えてやってることなのかどうか知りませんが、Amazonは「地球上で最も顧客を大切にする企業」と言いながらそのじつ顧客のことなど一切考えてないというのがよくわかる。安くて便利ならそれでいいんだろ・・という安易な姿勢しか感じませんね。
それに、送るときに箱がデカくなるし、余計なコストがかかるだけなんだから、これをつけてくれるくらいなら安くすりゃあいいだろ・・っていうのが正直なところ。熱心なファンはこれで喜ぶんでしょうか。
私もLPレコード時代にはジャケットそのものに価値を見出していたし、いまでも「紙ジャケット仕様」のCDをわざわざ高い値段で買ったりもしますけど、メガだのデカだのいう昨今のジャケット(ていうかピンナップ)にはまったく惹かれない。
それはともかく、「瀬戸内 小豆島」については以前にすでに記事にしましたからここでは省きますが、→水森かおり「瀬戸内 小豆島」を聴いた
もう何十回も聴いてるとキャッチーなメロディが耳にこびりついてきて、その哀愁にますます引き込まれていきます。彼女の曲はいつもこのパターンでだんだん好きになってくる。これはもう弦哲也マジックとでもいうべきか。
で、今回も各タイプにあらたなカップリング曲がついています。
タイプC「檜原忘れ路」
タイプCのカップリング曲は、「檜原忘れ路」。
「檜原」(ひのはら)は東京都西多摩郡の檜原村のことですね。
作曲者が桧原(ひのきばら)さとし氏で曲が「檜原忘れ路」っていうのは当然わざとなんでしょうね。桧原氏は檜原村出身でそういうペンネームなのかな?本名?
そのへんはわかりませんが曲はこれがA面でもおかしくないくらい、水森かおりの王道ともいえるマイナー曲。
安定の水森クオリティというべきか、驚きはまったくないけど安心して聴けますね。これもおそらく何十回も聴いてるうちに味が出てくるんでしょう。
タイプD「あの町へ帰ろう」
タイプDのカップリングは「あの町へ帰ろう」。
作詞作曲編曲は言わずと知れた弦哲也先生の長男、田村武也氏。
こちらはガラッと変わってポップな明るい曲。
イントロを聴いた時はクリスマスソングみたいだ・・と思いましたが、昭和っぽいというかフォークっぽい感じでありながら、miwaあたりが歌ってもおかしくなさそうな現代的なポップさもちょっと感じられる。
そのなかにそこはかとない哀愁をふくみ、かつキャッチーなサビをもっていて、同窓会とかでみんなで合唱したりしたらすごく感動的になるんじゃないかな・・・という感想をもちました!カラオケ難易度はちょっと高そうかな?
「歌謡紀行19」に期待したいが・・・
というわけでコロナ禍のなかにおいてもさすがの安定のハイクオリティ。哀愁演歌ではしっとりとした湿り気のある歌唱を聴かせ、ポップな曲ではさわやかに透き通る可憐な歌唱を聴かせちゃうところは、いつもながらさすが。期待を裏切るという言葉は彼女の辞書にはないようです。
いつもなら9月には「歌謡紀行」アルバムが出るはずですが、いまの状況で制作はどうなるんですかね。シングルもちゃんと出たんだから大丈夫なのかな。
情報が出たら記事にするつもりです。私ももちろん買います!