今日は各地で真夏のような暑さになったそうですね。
暑い夏に聴きたくなる音楽はなんだろう。TUBEとかサザン? たしかにそのへんも「夏」に似合う音楽でしょうが、TUBEやサザンの全盛期のころとは段違いに夏が暑くなっているわけで、夏になったからといってみんなの気持ちが上がって、今年の夏はなにが起こるかな、ワクワク!なんていうふうには、子どもならともかくある程度年齢がいってしまった人ならもうならないと思いますね。私などは「今年の夏は生きて終われるだろうか」とすら思ってしまう。
それはともかく、暑い日に寒々しいブラックメタルを聴くのも一興、ということで。今回はイカレたブラックメタル。
CONTRA IGNEM FATUUM「DETRITUS」
イギリスのブラックメタルバンド、CONTRA IGNEM FATUUMの2005年発表のEP。これが唯一作?
1曲目は4分23秒あるけど実質イントロ。14分23秒の2曲目で「ダダダダダダ・・・グォォォ~」が始まります。音はコモリまくりでなにやってるのかよくわからない。まあわざとなんだろうけど。3曲目も5分あるけどSEだけで終わり。
長いからといって中身が濃いとは限らないのが音楽というもので、私には「4分にまとめられるよね」としか思えなかった。常人にとってはまじめに聴くものじゃないですね。絶望的な気持ちに浸りたいとき(そんなのは常人にはあまりないと思うけど)のBGMとしてしか機能しないでしょう。ブラックメタル上級者のみが手にするべき作品。そう思って聴くとそれほど悪くない。でも起伏がなさすぎて眠くなるのは間違いない。
おススメ度・・・★★★