与党が大敗した衆院選から1週間。石破自民党は政権維持のために、裏金で非公認にしたり離党したりしたにも関わらず当選しちゃった奴らに声をかけ、国民民主党にも協力を呼び掛けているようですね。なんて恥知らずなんだ。いっぽう野党第一党の立憲民主は政権交代するために国民民主はじめ各野党に「首班指名では野田に投票してくれ」と頼んでいる模様。そしてキャスティングボートを握った国民民主は参院選を睨んでのことか、「欲しいのはポストではなく政策実現。どちらにも与しない。協力は是々非々でやっていく」といった方針を表明しているらしい。
いまのところ国民民主は非常にうまく立ち回っているように見えますね。もはやすでに死に体の自公政権と連立を組んだところで参院選には悪影響しかないですもんね。このまま主導権を握りつつ参院選までもっていくのが最適解ということなんでしょう。個人的にはとりあえず自公を下野させることを優先してほしいですが、今後の成り行きに注目ですね。
しかしどうやら首相はこのまま石破となりそうな情勢らしい。まあ仕方ないんだけど、いろいろ大丈夫か石破で。自民党は石破おろしの動きは起こらないのか。まあ野党がいつでも不信任案を可決できる状況では誰も総理総裁などやりたがるはずもないのか。
心配なのは、トランプみたいな認知症ファシストがアメリカ大統領になってしまうかもしれない、そうなったらますます世界は不安定化していくだろう、という国際情勢下で、こんなブレブレで頼りない奴が首相で日本はやっていけるのか、ということ。トランプ、いやハリスになったとしても、絶対にナメられるでしょ。トランプなんかになったら「こいつは弱い」とナメてどんどん理不尽な要求をされそう。まあそれは安倍でも同じようなもんだったし、自民党の誰がなってもそうなるでしょうけど。無能しかいませんからね。自国民を欺くことは得意であっても、外国首脳を同じように手玉にとる能力はない。残念ながら自民党の誰よりもトランプのほうが数段上を行くでしょう。このままいくと、あんな認知症老人(最近の言動をみていると、すでに始まっているとしか思えない)に世界を好きなようにされてしまう可能性が高い。それをとめられるような強力な政治家もそんな国力も日本にはない。恐ろしいなあ。
アメリカ大統領選にも注目ですが、そっちは我々にはどうすることもできないので、考えるべきことは次の参院選で自公に引導を渡し完全につぶすこと。我々選挙民にはその力がある、と衆院選でわかったはずです。とりあえずまずは選挙に行きましょう!
で、今回の「新・BS日本のうた」は、高知県高知市での公開収録。
出演は、
由紀さおり、角川博、神野美伽、松阪ゆうき、秋川雅史、朝倉さや、小山雄大、ベイビーブー、羽山みずき、辰巳ゆうと。
55周年の由紀さおりが主役!
今回の曲目は以下のようになっていました。
「暖流」・・・・神野美伽
「よろしく哀愁」・・辰巳ゆうと
「旅愁」・・・・羽山みずき
「空に星があるように」・・秋川雅史
「三味線旅がらす」・・小山雄大
「お花ちゃん」・・・・角川博&神野美伽
「ふるさとのはなしをしよう」・・松阪ゆうき
「思秋期」・・・・・・朝倉さや
「銀色の道」・・・・・ベイビー・ブー
「そんな夕子にほれました」・・角川博
「手紙」・・・・・・・由紀さおり
「生きがい」・・・・・由紀さおり
「挽歌」・・・・・・・由紀さおり&神野美伽
「恋文」・・・・・・・由紀さおり&朝倉さや
「ルームライト(室内灯)」・・由紀さおり&辰巳ゆうと
「あなたにとって」・・由紀さおり&全員
「里の秋」
「証城寺の狸囃子」・・・松阪ゆうき
「紅葉」・・・・・・・・由紀さおり&松阪ゆうき
「汽車ポッポ」・・・・・ベイビーブー
「ちいさい秋みつけた」・・由紀さおり&ベイビーブー
「赤とんぼ」・・・・・・由紀さおり&松阪ゆうき&ベイビーブー
「南国土佐を後にして」~「よさこい鳴子踊り」・・秋川&羽山&朝倉&松阪&辰巳
「春夏秋冬 屋形船」・・神野美伽
「恋泣きすずめ」・・・・角川博
「人生は素晴らしい」・・由紀さおり
「夜明けのスキャット」・・由紀さおり
羽山みずきはあの髪型似あうじゃないか。あらためてほんと美人だなと再認識。そろそろ結婚とかしたりしないのか・・・っていうのは今どきは言ってはいけないのか。ファンならば気になるのは当たり前だと思うんだけど。まあ結婚されるのもちょっとさみしいけれど、ファンとしては幸せになってほしいので(って言うと「結婚しない人は不幸なのか!」とか言われちゃうんだなあ。ほんと面倒くさい世の中になった)。じつは公表してないだけですでに結婚してたりする?
角川博による「そんな夕子にほれました」は良かったなあ。あの曲は増位山のネットリとした甘~い声じゃないとサマにならない、と思ってましたが、色気という意味では角川博も負けてない。さすがだ。
で、今回は由紀さおりが主役。「由紀さおり」としてのデビューから55周年だそう。凄いですね。私が生まれるころからずっと歌ってきたということか。私の世代だと、歌よりも「8時だョ!全員集合」や「ドリフ大爆笑」などに出てた面白いオバサン、という印象のほうが強いという人が多い(私もそう)んじゃないかと思いますが、もう77歳だというのにその歌声の美しさは衰えを知らない。相当なトレーニングを続けていなければそれは不可能なことでしょうね。やっぱり人間は体が動くかぎり「引退」とか「卒業」とかはしないほうがいいんだなあ。
55周年記念という新曲はちょっと地味な印象。
「声が出るのであれば、もうちょっと歌っていきたいなあ」と言ってましたが、いやいやまだまだあと10年はイケそう。この番組によく出るようなほかのいわゆる「大御所」にありがちな、「晩節を汚さないためにもう引退したほうが・・・」と言いたくなる衰えや不安定さをほとんど感じさせないのはほんとスゴイ。今後も頑張っていただきたい。
ということでまた来週。来週放送分はなかなか強力なキャストで楽しみ!