裁判員裁判において、遺体写真など一般の方には刺激がキツイ証拠を裁判員に見せるのをやめてイラストなどで代用していることについて、犯罪被害者団体などからクレームがあって問題になっているらしいですね。
一部では「裁判員が『刺激証拠』を見るか見ないか選べるようにしたらどうか」などという議論もあるらしいですが、いやいやいやアホなの? 証拠みるの辛いからいやです、などと言う人は裁判員が務まらないということなのだから解任するのがスジなのでは? 裁判やる前に候補者から選ぶ作業やるんだろ? なんのためにそれやってるのか。素直に言うこと聞く人かどうかという基準で選んでいるんだろうなあ。だからそんなことになるのでは。裁判所も検察ももっとちゃんと仕事しろ。
そもそも検察が自分たちに都合の悪い証拠を隠し都合のいい証拠だけを出すということが許されている状況で、出された証拠さえきちんと吟味されず死刑だの無期だのに処されたら被告人はたまったものではない。被告人の量刑に影響を及ぼすなんてもってのほかで絶対に許されないこと。被告人の一生を左右することをやってるんだ、という意識がなさすぎじゃないのか。
しかし裁判員を責めることはできない。そんな責任と負担をともなうことを一般の方にやらせること自体が間違っているのであって、刺激証拠がなんたらとかいうのならやるべきことはこのクソそのものな裁判員制度自体の廃止しかありえない。ぬるい仕事を無事にやってりゃあ一生安泰の裁判官や検察官なんかと違って目先のカネのために一生懸命働かなきゃならない忙しい一般の人に、仕事を中断させてムリヤリ集まらせて報酬もほとんど払わずそんなキツイことやらせて、しかもそこで知ったことは一生誰にも話すなとかいう精神的負担まで強いる。法務省の「司法改革に取り組んでま~す」というポーズ以外のなんの役にも立ってないゴミ制度。これを一刻も早く廃止しなければ、という立派な国会議員は・・・いないんだろうなあ。
それはともかく、今回の「新・BS日本のうた」は、島根県安来市での公開収録。
出演は、
神野美伽、三山ひろし、純烈、葵かを里、杜このみ、一之森大湖、二見颯一、彩青、竹野留里、山下絵里。
素晴らしい内容で満足!
今回の曲目は以下のようになっていました。
「俺の出番はきっと来る」・・神野美伽
「夜霧のブルース」・・・・・純烈
「ありがとうの歌」・・・・・杜このみ
「祝い船」・・・・・・・・・二見颯一
「追憶」・・・・・・・・・・一之森大湖
「おんなの海峡」・・・・・・竹野留里
「あの娘たずねて」・・・・・彩青
「だれかが風の中で」・・・・三山ひろし
「どじょうすくい男踊り」・・杜&竹野&山下
「悲しい酒」・・・・・・・・神野美伽
「瞼の母」・・・・・・・・・三山ひろし
「千恵っ子よされ~帰ってこいよ スペシャルバージョン」・・杜このみ&竹野留里
「達者でナ~リンゴ追分 スペシャルバージョン」・・二見颯一&彩青
「さそり座の女」・・・・・純烈&神野&二見&葵&彩青
「おひつじ座の男」・・・・一之森大湖
「櫻の花の散る如く」・・・彩青
「ねぶた」・・・・・・・・杜このみ
「男と女のお話」・・・・・竹野留里
「花街の母」・・・・・・葵かを里
「SAY YES」・・・・・・二見&純烈白川
「どうぞこのまま」・・・竹野&山下
「まっぴら御免」・・・・神野美伽
「祇園闇桜」・・・・・・三山ひろし
「水の都」・・・・・・・山下絵里
「こころの声」・・・・・二見颯一
「華厳の滝」・・・・・・葵かを里
DAIGOはよく呼ばれるね! NHKは彼を評価しているようだし、私も彼自身は嫌いではないけれど、歌は・・・正直いらないとしか思わない。「さそり座の女」のパクリ、いやオマージュの「おひつじ座の男」は笑えたが、1回聴けばもうそれで充分、としかならないし。
杜このみはずいぶん痩せたなあ。出産を経て体型を維持するべく筋トレしてダイエットしたとラジオで話しているのを聴いた覚えがあるけど、ちょっと痩せすぎなのでは。心配になっちゃう。歌声は以前以上に力強かったからそんな心配は無用かな? 歌声の強化も筋トレの成果か!
それはそれとして、今回は民謡をバックボーンにもつタイプの歌手が多く、選曲もそこを活用したような感じになっていましたね。とくに彩青と二見は同世代のほかの男性歌手とは一線を画すところをみせつけた感じ。二見の新曲「こころの声」は彼が歌うからこそ素晴らしい、というデキになっていて好き!
それから、地元愛知での開催以外ではあまり呼ばれない葵かを里が出ていたのはよかった。もっとしょっちゅう呼べ。ちょっと出番が少なすぎだったけど、超絶カッコイイ最新曲「華厳の滝」をちゃんとやってくれたからまあいいか。でもこういう曲はフルでやってくれなきゃあねえ・・・。
といったところで、充実の内容でよかった! この調子でお願いしたい!