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NHK BSにて令和7年8月24日放送の
「新・BS日本のうた」

甲子園球場で行われた夏の全国高校野球は沖縄代表の沖縄尚学が優勝。

沖縄の人たちはすごい盛り上がっていたようですね。球児や応援の生徒たちには「よくやった!」と言いたい・・・

とそれで終わりたいところですが、それだけではいけませんね。前代未聞の大会途中の出場辞退に追い込まれた高校の醜態をみて、高校野球でカネもうけしているありとあらゆる大人は、いろいろ考えなおすべき時が来ていると思わなくてはならないのでは。あの高校は野球部が広告塔になっていて監督にはみんななにも言えなかったらしいけれど、そういう甲子園常連校みたいなのはどこも似たような、全国から優秀な球児をあつめて寮で生活させて野球漬けにするみたいなことやってるでしょ。

べつに寮に入れること自体は悪いと思わないけれど、まだまだガキの高校生をそんな閉鎖空間に押し込んで野球野球という生活をさせれば、ああいったことが起こることは誰でも想像がつきそうなもの。志の高い指導者がきちんと面倒見てやれば違うんでしょうが、野球部が勝って高校の宣伝になればそれでいい、という動機でやってる監督や教師たちではそんなことがきちんとできるはずもない。

しかしいずれにしろ、暑い日でもせいぜい30度とかだった昭和時代ならいざしらず、令和のこの異常に暑いさなかに子どもに野球やらせること自体、もうなんとかしなくてはならないのでは。いろいろ暑さ対策やってます!って喧伝しているが、もっとも効果的な暑さ対策は「真夏にやるのをやめる」ということなのでは。でもそれだとオトナの金儲けのためには不都合だからそこだけは絶対に変えないわけでしょ。NHKなんかではニュースで「危険な暑さ!運動禁止!冷房のきいた屋内で過ごして!」とかぬかした次の瞬間にその猛暑のなか野球やってる高校生に「がんばれ~」ですからねえ。バカそのものなのでは。恥知らずの極み、としか言いようがない。視聴者はよく違和感をおぼえずに見ていられるね。私などは吐き気を催してしまう。

そう考えると高校野球の話題にふれると何とも言えない気持ちになる。熱中症で球児が倒れたとか死んだとかいうニュースはみないが、いくら若くても全国でこれだけ野球やってゼロということはあるまい。意図的に報じていないんだろうなあ。あの広島の高校の校長なんかみていると、もしそういうことが起こっても学校側はそれを隠すんだろう、というのはわかる。だから報じられないのか。

と思っていたら↓こんなニュースをみつけました。これでも「真夏の大会はやめよう!」とならないんだから、どんだけカネ儲けしたいんだよとしか。

TBS NEWS DIG「人生が変わった」重い後遺症も…炎天下のスポーツと熱中症、高校野球“運動中止”の暑さでも「試合を消化しないと」【報道特集】

子どもの野球、ただの部活でしかないはずの野球で金儲けしている奴らはすべからく恥を知るべきだ。

 

で、今回の「新・BS日本のうた」は、千葉県君津市での公開収録。

 

出演は、

森進一、藤あや子、天童よしみ、水田竜子、川野夏美、三山ひろし、純烈、おかゆ、青山新。

川野夏美の新曲がカッコいい!

今回の曲目は以下のようになっていました。

 

「ダンチョネ港町」・・・三山ひろし

「SOMEDAY」・・・・・・純烈

「北の旅人」・・・・・・天童よしみ

「赤と黒のブルース」・・青山新

「酒場川」・・・・・・・藤あや子

「空と君のあいだに」・・川野夏美&おかゆ

「お吉物語」・・・・・・水田竜子

「人生しみじみ...」・・・・天童よしみ

「もしもピアノが弾けたなら」・・三山ひろし

「ジモンジトウ」・・・・・おかゆ

「秋萌え」・・・・・・・川野夏美

「想い出つくり」・・・・藤あや子

「港町ブルース」・・・・森進一

「女のためいき」・・・・森進一

「年上の女」・・・・・・三山ひろし&青山新

「盛り場ブルース」・・・森進一&水田竜子&川野夏美

「さらば友よ」・・・・・森進一&純烈

「命かれても」・・・・・森進一

「花と蝶」・・・・・・森進一

「望郷」・・・・・・・森進一

「襟裳岬」・・・・・・森進一

「冬のリヴィエラ」・・・森進一

「北の蛍」・・・・・・森進一&天童よしみ&藤あや子

「うさぎ」・・・・・・森進一

「おふくろさん」・・・森進一

「無償の愛」・・・・・森進一

 

 

今回はデビュー60年目となる森進一が主役。私がうまれる前から一線で活躍し、まだやってるんだからほんとスゴイ。さすがに若いときのような潤いとハリのある歌声は聴けないけれど、年齢をかさねてうまいことかれた声はそれはそれで魅力的になっている。まだまだ元気に頑張っていただきたい。

それはそれとして今回は川野夏美の新曲が聴けてよかった。弦哲也先生の曲だというから格調高いド演歌かと思いきや、

Amazon.co.jp 秋萌え/面影橋 - 川野夏美

オシャレなボサノヴァ風の歌謡曲。弦哲也先生のこういう曲は珍しい?そんなこともないか。「バツがついてそれからはじまる人生」という冒頭の歌詞のインパクトはなかなか。個人的にはもっとキャッチーさがほしいが、これはそういう曲じゃないということでしょう。

 

せっかくギターやってるんだから本人の演奏によるギターバージョンとかも録ってほしいなあ。そういう付加価値の高いものを出してくれればもっと売れるのでは。私もいまのところCD買ってないけど、そういうのがあれば迷わず買うんですよ!

 

といったところで今回はこれまで。来週放送分は再放送回。

令和5年4月9日のNHK BSプレミアム「新・BS日本のうた」

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