まだ5月だというのに真夏日となったりする地域もあるようですね。
思えば昨年も6月の頭ごろにはすでに猛烈な暑さがやってきていたような。私が子どものころの昭和時代は夏休みに天気予報で「30度」とか言われると「30度だって。今日はスゲー暑いね」って感覚だったし、私の両親は冷房が嫌いだったので来客があるとき以外はエアコンなどつけませんでしたが、今はもう夏にエアコンを使わないってのはもはや自殺行為に。地球がどんどん暑くなってるってのは間違いないんでしょう。
テレビのワイドショーなんかでも「熱中症に注意!」とかいう話題をよくやってますね。そして暑そうな屋外で行き交う人たちの映像が映し出され、そこに映ってる人たちは驚くべきことに少なくない割合でいまだにマスクしている。
マスコミの奴らは「熱中症に注意!水分補給!エアコン!」とか言いつつ、このクソ暑いのに頑なにマスクを外さない人たちに「マスクは熱中症のリスクを高める。危険なので外しましょう」とは絶対に言わないのね。マスクは有効マスクは有効、まだコロナは終わってない終わってないと言い続けてきたからいまさら「暑いからマスクはずそう」とは言えないってことなのか。
「自分と自分の大切な人の命を守るために、マスクをマスクをマスクを!」と連呼していたマスコミや「専門家」や政治家が、実はひとの命を心配していたのではなくて自分たちの利益しか考えてなかったんだ、ということがよくわかる。ほんとうにひとの命を心配するんであれば、「この時期にマスクするのは危険。みなさんできるだけはずしましょう」と言うはずだと思うんだけど。
で、多くの一般国民はマスクしたままこの暑い夏を過ごして、マスクのせいで体感温度が上がるからそのぶんエアコンをガンガン使うわけでしょ。それで「電気代が高い」だの「SDGS」だの「温暖化を止めよう!」だの「脱炭素!」だの言うんだからほんとバカみたい。マスクはずせばエアコンの設定温度を1度でも上げられるはずなのに。私が行くパチ屋の店員さんもいまだに(いちおう従業員も任意となっているらしいのだが)みんなマスクしてるんだけど、マスクしてるから暑い→エアコンフル稼働→電気代が高くなる→利益が圧迫される→そのぶん出玉がショボくなる→それで客がさらに離れる、と考えれば(電気代をケチってエアコンを控えめにすれば従業員の健康を損ないそれもまた会社の損となる)、いまだに従業員にマスクさせてるのは経営判断としては愚かの極みと言えるでしょう。
そう考えるとそれはパチ屋にかぎったことではありませんね。某コンビニチェーンの社長なんかは「(マスクについて)地方と都市では感じ方が違う。全国一律というわけにはいかない」とか言ってたらしいですが、周りの人間の感じ方がどうとかいう前に、自分で「こうするべき」「こうであるべき」っていう信念ってものを語るのが経営者の役割ってもんじゃないんですかね。少なくともマスクの件については全国一律であるべきだろ。都市と地方では人間の体のつくりが異なるのか?同じ人間でしょ。 そもそもマスクする目的は「健康を守る」ことのはずなのに、他人の目がどうとか、他人の感じ方がどうとか、そんなことから自分たちを守るためのものにいつのまにかなっちゃってる。この社長が言ってることもまさにそういうことでしょ。従業員の健康のことなど1ミリも頭にないから、どれだけ暑かろうが「もうマスクははずせ」という言葉は出てこない。この国は政界も財界もゴミばっかりだ。
マスクは健康にとっても社会にとってももはや有害、というふうに「専門家」や政治家が言えばまた変わるんでしょうけどね、「いままで言ったことは間違っていました」とは絶対に認めない奴らだからムリでしょうね。
で、今回の「新・BS日本のうた」は、岐阜県瑞浪市での公開収録。
出演は、
由紀さおり、山川豊、坂本冬美、岡ゆう子、川野夏美、竹島宏、羽山みずき、花園直道、三丘翔太、戸子台ふみや。
少しづつコロナ前の内容に戻りつつある?でもまだまだ
曲目は以下のようになっていました。
「男の火祭り」・・・・坂本冬美
「アメリカ橋」・・・・山川豊
「お嫁サンバ」・・・・花園直道
「うしろ姿」・・・・・竹島宏
「夢おんな」・・・・・川野夏美
「渡り鳥いつ帰る」・・岡ゆう子
「エリカの花散るとき」・・羽山みずき
「もしもピアノが弾けたなら」・・戸子台ふみや
「無錫旅情」・・・・三丘翔太
「星影の小径」・・・由紀さおり
「サンタマリアの鐘」・・竹島宏
「ひとつ花」・・・・羽山みずき
「あぁ・・しょっぱいなぁ」・・戸子台ふみや
「祝い酒」・・・・・坂本冬美
「ドレミの歌」・・・全員
「木曽ぶし三度笠」・・竹島宏
「お夏清十郎」・・羽山みずき&花園直道
「長良川」・・・・・・岡ゆう子
「奥飛騨慕情」・・・・山川豊
「あばれ太鼓~無法一代入り~」・・坂本冬美
「ガイ・イズ・ア・ガイ」・・川野夏美
「洒落男」・・・・・川野夏美&三丘翔太
「挽歌」・・・・・・由紀さおり
「りんごの唄」・・・全員
「星空に両手を」・・川野夏美&三丘翔太
「一週間に十日来い」・・岡ゆう子&羽山みずき
「弁天小僧」・・・・竹島宏&花園直道
「お富さん」・・・・全員
「再会酒場」・・・・坂本冬美
「皆の衆」・・・・全員
2月の放送回で体調不良で途中退場して心配だった川野夏美が今回は元気に出演しててよかった。
さっきの話じゃないけどバンドメンバーにマスクさせるのいいかげんにやめたら?・・・ってのは置いておくとして、今回は「坂本冬美一座の歌謡ショー」というかたちのスペシャルステージもあって、久しぶりにコロナ前の通常のこの番組らしい趣向でよかったんじゃないでしょうか。これに加えて地元の方々の出演も復活させてくれたらいいのにな。
坂本冬美は最近の曲もクールなのばっかりなのになぜかあまり話題にならない印象ですが、この要所でカスレる声のカッコよさは唯一無二。さすがでした。
羽山みずきの町娘姿は可愛すぎ似合いすぎ。時代劇というものが流行っていた昭和期ならそっち方面で売れただろうにもったいない。その羽山みずきの最新曲「ひとつ花」はこれまでの彼女の曲のなかで最高じゃないかっていう素晴らしいデキで、それを歌う姿がみられたところが個人的に今回のハイライト。
「羽山みずきでなければできない」っていう独自の世界観を完成させつつある、と感じさせる!こういう人にこのへんでデカいヒットが出てひと皮むけてほしい。ぜひともCDを買って応援していただきたい!
といったところでまた来週。バンドメンバーがマスクはずしてることを祈りたい。