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令和5年3月19日のNHK BSプレミアム「新・BS日本のうた」

WBC日本代表の活躍で(一部で)流行っているらしい「ペッパーミル」パフォーマンス。巷ではペッパーミルの売上が急に上がっているとかなんとか。

で、やる奴がいるだろうなあ~と予感していましたが、高校野球の春の選抜甲子園で相手の失策で出塁したときにそれやった球児が出て、審判は「パフォーマンスはダメ」と注意。それに対してそのチームの監督が「子どもたちが楽しんでやってるのになぜ止めるのか。理由を説明してほしい」とかみついた・・というちょっとした「騒動」が起きていますね。

私は野球を全然知りませんが、審判が注意したのは当然のことじゃないか、という気がします。どこかの政治家は「ブラック校則につながるものがある」とかツイッターで批判してたらしいけど、こういうオッサンでもたとえば高校球児が茶髪や鼻ピアスやロン毛で出場したら「なんだあいつは!」とか言うに決まってるので、こんなのは「私は旧態依然とした古い常識にとらわれた古い人間じゃありません!」とアピールして人気とりしたいっていうだけにすぎない。マスコミはいちいち報道するべきでないし、我々選挙民はいちいち反応してはいけません。

たしかに「高校球児は絶対ボーズ」っていうのは「そんな必要ある?」って思われるのは当然で「ブラック」と言えるかもしれないが、だからといってロン毛やモヒカンや金髪でもいいのかというとちょっと違うだろ、となるはず。じゃあ髪は何センチまでならいいのか、どれくらいの色ならいいのか、という話になり、それを決めるのは大会を仕切ってる高野連。そして試合を仕切る権限を持っているのは選手や監督ではなく審判。その審判が「これはダメ」と判断した。ならそれを尊重するべきでしょう。もちろん審判も間違えることはあるから、ルールに照らして審判のプレイに関する判定に不服があれば文句言ってもいいでしょうが、これはそういうのとは別の話で、最初から「不要なパフォーマンスはしないで」と言われている、プレイとは関係ないものを注意されたからといって「おかしいだろ」とかみつくのもどうかという気がする。試合を仕切る権限をもつ審判の基準ではあれはダメだったんだから、それなら監督や選手は「ダメなんですね。わかりました。サーセン」って言えばいいし、それで終わるだけのこと。いちいちニュースにしたりするマスコミのほうがどうかしてる。

それから、監督さんは「日本中があれで盛り上がっているのに」と言って不満を表明していたということですが、「盛り上がってるんだからいいじゃん」とかいうのもちょっとおかしい。じゃあいま流行ってるペッパーミルじゃなくて、誰もがもう忘れたようなたとえば「ハッスルハッスル!」とかだったらダメなのか?おそらく監督さんも前出の政治家も日本中の人たちも「ダメ」って言うでしょう。なんで流行りのペッパーミルなら「それくらいいいじゃん」で、古い「ハッスルハッスル!」ならダメになるか、それは多分に「雰囲気に流されてモノを言ってるから」なんでしょう。子どもは自分というものがまだ完成してないから雰囲気に流されるのも仕方がないけれども、いい年こいた大人がそうであるのはちょっと困る。

件の審判はそういうふうに雰囲気に流される人じゃなく、自分自身のなかに「高校野球はこうであるべき」「俺が仕切る試合ではこれこれこういうことは許さない」「審判は厳格であるべき」という(それが「古い」と言われることかもしれないとしても)確固たる信念があったから「それくらいはいいか」ではなく「あ~ダメダメ」って言ったんでしょう。やるべき仕事をきちんとしただけ。批判されるようなことは全然してない、ていうか賞賛されてもいいくらいでは?プロはやって良くて高校生はなんでやっちゃいけないの?っていうのも愚問中の愚問。まったく別物なんだから。

 

で、今回の「新・BS日本のうた」は、長崎県五島市での開催。

出演は、

前川清、水森かおり、北山たけし、城南海、新浜レオン、丘みどり、三山ひろし、純烈。

長崎ご当地ソングがいっぱい聴けて勉強になった

今回の曲目は以下のようになっていました。

 

「長崎は今日も雨だった」・・・前川清&純烈

「漁歌」・・・・・・・・・・・北山たけし

「五島恋椿」・・・・・・・・・丘みどり

「銭形平次」・・・・・・・・・三山ひろし

「冬の旅」・・・・・・・・・・新浜レオン

「新妻に捧げる歌」・・・・・・城南海

「喝采」・・・・・・・・・・・水森かおり

「勇気のペンライト」・・・・・純烈

「いごっそ魂」・・・・・・・・三山ひろし

「恋唄」・・・・・・・・・・・前川清

「捕まえて、今夜。」・・・・・新浜レオン

「日向岬」・・・・・・・・・・水森かおり

「長崎から船に乗って」・・・・北山たけし&新浜レオン

「長崎ブルース」・・・・・・・水森かおり&丘みどり

「長崎の女」・・・・・・・・・北山たけし&三山ひろし

「長崎の蝶々さん」・・・・・・城南海

「長崎のザボン売り」・・・・・前川清

「長崎ごころ」・・・・・・・・純烈

「長崎慕情」・・・・・・・・・丘みどり

「長崎シャンソン」・・・・・・北山たけし&城南海

「長崎小夜曲」・・・・・・・・新浜&北山&城

「長崎の今日は晴れだった」・・三山ひろし&純烈

「長崎の鐘」・・・・・・・・・水森&北山&三山

「瞳を閉じて」・・・・・・・・城南海

「終着駅 長崎」・・・・・・・前川清

「さすらいの街」・・・・・・・北山たけし

「椿姫咲いた」・・・・・・・・丘みどり

「昭和から」・・・・・・・・・前川清

 

今回は長崎県五島市での開催ということで、長崎を舞台にした曲をいっぱいやってくれましたね。丘みどりも当然「五島恋椿」をやってくれた。「長崎」という地名を冠した曲ってほんといっぱいあるんですねえ。川中美幸の「長崎の雨」とかも聴きたかったし、どの曲もやっぱりブツ切りだったのは気になるけど、これは良かった。

良かったといえば、もう何度か聴いてる新浜レオンの「捕まえて、今夜。」。最初はなんとも思わなかったけどこれはすごくいい曲ですねえ。ドラマティックな展開、歌メロはキャッチーかつそこはかとない哀愁が漂っていて、サビのときの振り付けも印象的。この踊りは子どもも大人もやりたくなるのでは。いままででいちばんいいんじゃないの。馬飼野康二先生、ついに本気を出したか!という感じ。そういえば新浜も高校球児だったらしいですね。

「名探偵コナン 犯人の犯沢さん」っていうアニメの主題歌らしいってのは知りませんでした。これは主題歌として書かれたのか、それとも新浜の曲として書かれたものがアニメ主題歌に採用されたのか?まあカッコいいからどっちでもいいか。けっこう売れているみたいで喜ばしい限り。もっともっと大ヒットしてしかるべきカッコいい曲!

Amazon.co.jp 「ジェラシー ~運命にKissをしよう~/捕まえて、今夜。」アニメ「名探偵コナン 犯人の犯沢さん」ジャケットver.

 

といったところで今回はこのへんで。来週は「選」なのでお休みします。再放送されるのは無観客回かあ。歌が素晴らしくてもやっぱり盛り上がらなかったのは明白なので、そのへんは再放送しなくてもいいんじゃないのという気も。

令和3年3月28日のNHK BSプレミアム「新・BS日本のうた」

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