故安倍晋三元首相の実弟で自民党所属の前防衛相、岸信夫氏が次期衆院選に立候補しない意向を表明、後援会幹部に「このあたりで信千世(長男)に譲りたい」と話し、長男を「後継」とするつもりだそうですよ。
→岸信夫首相補佐官が引退へ、長男の信千世氏に読売新聞オンライン「このあたりで譲りたい」…後援会幹部に伝える
まあ身内に語ったことみたいだからいちいち目くじら立てるのもなんだけど、こういうのが「どんだけ勘違いしてんだよ」と批判されないってのが日本の民主主義の低レベルさを示しているんじゃないか。
「譲りたい」ってのはいったいなにを「譲る」つもりなのか。「家督」とかいうんならわかるが、おそらく議員の座を譲るつもりで言ってるわけでしょう。後援会の人間ってのはこいつ(と一族)のおかげで甘い汁を吸う立場だろうからこういう発言に違和感をおぼえないんだろうけど、なんで世襲できる前提で話してんだよ。議員の座はお前の一族の所有物なの?「後継」とかいう言葉が出てくる時点で勘違いしすぎなんだよ。
ムスコがどんな人間か知らないけど、仮に出馬したとしても当選させるかさせないか、「後継」させるかを決めるのは選挙民なんだけどなあ。お前が決めることじゃないのに、なんでいかにも自分の意志でそうできるっていう言い方になるのか。こういうところに、国家を私物化する詐欺集団自民党の体質がよく表れている。「譲る」じゃなくて、「私は引退します。次の選挙には長男が出ます。皆様よろしくお願いします」とだけ言っとけばいいのに。
ともかく、山口県の選挙民の皆様は次の選挙、「岸のムスコだから投票しよ~」っていうふうに安易に考えず、そいつにいったいなにができるのか、なにをやってくれるのか、そのへんをよく見極めたうえで投票していただきたい。世襲議員にロクなのがいないってのは世襲だらけの自民党の奴らをみてれば一目瞭然ですから、「親が議員」っていうだけで警戒するべきでしょう。でもやっぱり、利益誘導目当てで投票しちゃう人がいっぱいいるんだろうなあ。奴隷なの? その結果、公文書を書き換えたり国会でウソつきまくったりする詐欺師総理大臣がうまれ、日本はガタガタにされたのに。
だいたい、とくに能力もないくせに「世襲」で議員になれちゃう奴が多いってのは、いかに我々国民がなにも考えずにテキトーに投票してるかってことのあらわれ。 別の見方をするなら、議員がいかに「誰でもできる」仕事しかしてないかってことなんでしょう。
無能でもかまわないから、とにかくまじめに働く奴にやってほしいものです。それすらもできない奴ばっかりだもんなあ。一生懸命やることは自分の保身だけ。
で、今回の「新・BS日本のうた」は、鳥取県境港市での開催。
出演は、
細川たかし、堀内孝雄、水森かおり、川野夏美、瀬口侑希、北山たけし、大滝ひかる、三丘翔太、辰巳ゆうと、朝花美穂。
派手さはないが安定したいい内容でした。
今回の曲目は以下のようになっていました。
「皆の衆」・・・・辰巳ゆうと
「鳥取砂丘」・・・水森かおり
「おやじの海」・・細川たかし
「泣いたって駄目さ」・・川野夏美
「落葉しぐれ」・・三丘翔太
「有楽町で逢いましょう」・・堀内孝雄
「大連の街から」・・北山たけし
「夫婦舟」・・・・朝花美穂
「冬嵐」・・・・・細川たかし
「勝手にしやがれ」・・辰巳ゆうと
「夢街道」・・・・北山たけし
「雪」・・・・・・水森かおり
「さだめ川」・・・朝花美穂
「小島通いの郵便船」・・三丘翔太
「湖畔の宿」・・・川野夏美
「ゲゲゲの鬼太郎」・・細川&堀内&北山&大滝&三丘&辰巳
「ありがとう」・・水森&川野&瀬口&朝花
「なみだの操」・・大滝ひかる
「火の国の女」・・瀬口侑希
「北酒場」・・・・細川たかし
「君のひとみは10000ボルト」・・堀内孝雄
「長良川艶歌」・・北山たけし
「哀しみ本線 日本海」・・水森かおり
「しゃくなげ峠」・・朝花美穂
「あの日の花吹雪」・・大滝ひかる
「誘惑のスキャンダル」・・瀬口侑希
大滝ひかるって誰・・と思ったら、はやぶさをやってた人か。はやぶさはどうなったの? 解散はしてないらしい? 最初見た時は西川貴教かと思った。ちょっと似すぎでは。
先日ソロで新曲を出したとのことで今回それを歌ってくれてましたね。
Amazon.co.jp あの日の花吹雪/守られし里~縄文さむかわ
純烈に加入しようとしたが背が低いからって断られた・・っていう話を見つけましたが、このキンキンした声は好き嫌いは別としてかなり個性的で、純烈に入ったらなかなか面白いことになりそう、と思いますけどね。純烈は肝心かなめの歌唱が残念すぎるので、こういう人を入れて歌唱の幅を広げることが必要だったんじゃないか。
久々に出た朝花美穂の「しゃくなげ峠」は聴けば聴くほどいい曲だし、瀬口侑希の「誘惑のスキャンダル」も最初は印象薄かったけど何度も聴くとキャッチーなサビが耳にこびりつく曲で素晴らしい。徳久広司先生さすがだ・・と痛感。
といった感じで、楽しめる内容でした!来週は2022年の総集編か。早いですねえ。